埼玉のかあちゃん社長奮闘記_サステナブルな毎日

起業して20年超。藍染めを傍らに太陽や風、星や花の声を聴きつつ埼玉とみなかみを行き来する埼玉のかあちゃん社長奮闘記です。

「自信」は、誰にでもあります

2006-01-15 22:47:54 | ライフ&ワーク
「自信がない」良く聞く言葉だ。「やりたいことではあるけれど、自分には自信がない。(だから今はできない、ということなのだろう)」。なるほど。自信って何だろうか。娘の国語辞典を借りて、調べてみる。

『三省堂例解小学国語辞典特製版』によると、「自分の力や値打ちを自分でかたく信じること」とあった。つまり「自信がない」とは、自分の力や値打ちがかたく信じられないということなのか。

「信じる」って何だろう。さらに調べてみる。「本当だと心から思う」とある。つまり自信がないとは「自分の力や値打ちが本当のものだと信じられない」のか。それはいつ、どのような段階であれば「信じられる」ものなのだろう。良く聞く「自信がないから勉強する」という言葉。勉強したら自分の力や値打ちは信じられるようになるのだろうか。確かにそれもある。けれど勉強すればするほど、自分の力のなさを実感するということはないのだろうか。そうしていつまでも自信が持てないまま勉強だけを繰り返してはいないか。

なぜ私がこんなことを言うか。
それは自分が自分を信じなかったら何もできない弱い小さな人間なのだと実感しているからだ。自分には力がある、生きる価値がある、仕事をする意味がある、その力がある。そう自分が思わなかったら、誰が私が生きていることについて意味を認めてくれるだろう。そう思わなかったら誰が私のがんばりを認めて褒めてくれるだろう。自分が自分の力や価値を信じること。「自信」には、「皆がそういうから」などという添え書きはない。それは自分の力を信じて淡々と生き続けるうちに、「自分」の理解者が現れてから考えたらいい。私は自分を諦めない。

私には生きている価値がある。あなたにも生きている価値がある。皆に生きている価値がある。そしてその力がある。だから安易に「自信がない」などという言葉を使わないことにしよう、と思った。「自信ないんです」との自分の言葉に「そんなことないよ」などという慰めを求めないことにしよう、と思った。

今日、自分を信じる力を失いかけた私は先祖のお墓参りに出かける。朝7時前、薄暗い道、車を走らせて1時間ほど。7時半にはお墓に着く。娘と二人お墓を掃除してお参り。私が尊敬する祖母。小さなうどん屋を大きな料亭に育てた人だ。地域のことにも尽力した、強くて優しい人だった。まさに40年前のLOHAS的事業者だった。そんな祖母のお墓に手を合わせながら、自分がその血を引き継いでいることを実感する。私にしかできないことをしなければ。

「自信がない」その言葉を言うのは簡単だ。けれど私は言わない。私は自分の力を信じて、できるだけのことをやっていきます。今日も、明日も。
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2 コメント

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かっこ良く生きよう! (とん)
2006-01-16 18:34:49
とんですー。

りんさん、いっつもありがとうございます。昨日の日記、実は自分に言い聞かせてるんです。おばあちゃんのことを書きながら、ついつい涙が・・・。



これからのかっこよさって、ちょいと前とは変わる気がする私。それを今度、本にしようと思っているのさ~。



りんさんは、かっこよいよー!
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同感です! (輪太郎)
2006-01-16 11:27:52
とんちゃんには、立派なご先祖さまの血が

脈々と流れています。



でなかったら、こんな力強い人生は歩めない。

とんちゃんの生き様を見て、聞いて、知って



たくさんの人たちが勇気をもらっています。

とんちゃんには、そんな使命を持って

生まれてきたような気がします。



「自分を信じること」それが「自信」

格好いい言葉です。



格好良くいきたいでね、たった一度の人生を。

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