決断

ももたろうさん、輪太郎さん、えみママさん、カタインジャーさん、としたかさん、mikiさん、そしてみなさん。ご心配おかけしました。暖かいお言葉、本当にありがとうございました。皆さんのお気持ちがとても嬉しく泣き出しそうで、泣いてしまったら力が抜けてしまいそうで、とても怖くて今日までブログを見ることができませんでした。ごめんなさい。泣いてしまうと目がすごーく腫れてしまうから、研修で20名もの皆さんの前に立てないでしょ。ようやく研修の仕事が一段落。昨晩は、みなさんのあたたかなお気持ちに触れ、泣きました。私はとても幸せ者です。本当にありがとうございます。

さて、私はある決断をしました。
もったいぶらずに言ってしまいましょう。埼玉に帰ってこよう、と思っています。群馬での田舎暮らしは、私にとってとても豊かな暮らしぶりです。ゆったりと流れる時間、緑の空気。そこに暮らすことでこの1年、気持ちのリハビリができたと思っています。けれども、3ヶ月ほど前から私の状況が変わりました。頼って近くに家を探した姉が離婚をし村を出て行きました。私は彼女が出て行った夫の家の近くに住むという状況になりました。残された家族の心情と現実。子どもたちは今までどおり遊びたいもの。そんな毎日の中で、私の娘に向けられる姉のもと家族からの厳しい言葉。差別。

なんて人は残酷なのだろうと苦しみました。
一人で生きていこうと覚悟はしていたものの、こんな形で「家族の心情」に巻き込まれるとは思っていなかったので。娘を一人にしないために私は早く家に帰る必要がありました。埼玉・東京での仕事を早々に切り上げて、走るように群馬に帰宅。おかげさまで仕事は順調。どんどん忙しくなっている。もっともっと会社をきちんと見なければ、との思い。それでも、シンデレラのように時間に追われて帰宅する日々が続きました。

自分が決めたことだから。
環境は簡単に変えられない。娘の学校のこともある。仕方がない、がんばろう。自分にそう言い聞かせて、走り続けていました。そんなだったから、心も体も疲れてしまっていたんですね。なんだかすごく意地を張っていたのかもしれません。

先週、友人に言われたのです。
「埼玉に帰ってくれば」。

驚きました。
私には「埼玉に帰る」という発想がなかったことに。「ムリだよ」と私。その後なぜムリなのかその理由を考えてみました。「娘をまた転校させるなんて」。そのくらいしか理由はなし。後は田舎で暮らしたいという自分のわがままと、そんなに簡単に帰れないという意地。それでも、それらの理由と現実を比較してみました。転校？親の転勤での転校なんて良くあること。このくらいのことでおかしくなるような人間には娘を育ててこなかった自信。交通費や家賃の無駄遣い。群馬の暮らしを辞めたらば最低12万円の節約です。仕事場の近くに住むことのメリット。娘が一人で居る時間のこと。周囲からの精神的なプレッシャー。これからも埼玉で働き続けたい自分の思い。もっともっと事業を広げたいという野望。

考えれば考えるほど、
今すぐにでも埼玉に帰るべき、そんな思いになりました。
忙しい日々の中で、こんなことを考えたこの1週間です。

昨日、仕事が一段落して思いました。
埼玉に、帰ってこよう。すぐにでも、って。

【今日の名言】
『希望を失わないでやっていると自然と知恵も出てくる。
　精神が集中して、そこに色々な福音が生まれてくる。』
　松下幸之助

【写真】ねこちゃん。
私が大好きな陶芸作家まりさんの作品です。癒される～。

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