人のために「行動すること」、なかなかできないよね

今日も私は感動した。大変に忙しいO社長。5分時間をいただくことすら遠慮してしまうくらいのその方が、一日に何度も私に電話を下さった。そして「私がやりたい仕事」のために、あちらこちら走り回ってくださった。私は、O社長からの電話を切った後、歩きながら感謝で胸が痛くなったよ。感謝の思いが、言葉にならない。

18世紀のスコットランドの哲学者にヒュームという人がいる。彼は、人の心の働きと自然な行動について考察を深めたらしい。その彼が、言った言葉に「事物を認識できるのは行動だけ」というものがある。私はそれを「考えたってさー、やってみないことにはほんとのところはわからないし、いくら理論を展開したところでやれないんだったらわからないのと一緒なんだよねー」という意味じゃないかと考えている。

O社長は、ご自分の考えをしっかり持っている方だ。その上で人のためにきちんと行動される方だ。私は改めて尊敬した。その反面「あなたはまだまだ未熟。世の中のこと教えてあげる」などとと先輩風ばかり吹かす人は決まって言葉だけ。あ、それは言いすぎ。確かにいろいろ教えてくれる。でも、自分の時間を犠牲にしてまで走り回ってはくれない。

今日、「行動してくれることのありがたさ」に感謝し、求めているのは行動だ、と思った。