埼玉のかあちゃん社長奮闘記_サステナブルな毎日

起業して20年超。藍染めを傍らに太陽や風、星や花の声を聴きつつ埼玉とみなかみを行き来する埼玉のかあちゃん社長奮闘記です。

田舎の人になりましたね

2022-04-22 20:51:44 | ライフ&ワーク
さいたまでの仕事を終え、新幹線、上越線と乗り継いで、暗くなる前にみなかみのわが家に着く。お疲れさまのビールを我慢し、お風呂に直行。お隣りさんと会う。

「なかむらさん、ずいぶん久しぶりね」
確かに。彼女は先週、数日間出かけていた。私は今週、数日間出かけていた。ということで、顔を合わせることもなく2週間が過ぎていたのだ。

「今帰ってきまして」と私。
「もう、帰ってきた!って感じです。この空も、風も、花も、川の音も、人も」などなど、良くわからないけど次から次へ言葉が出てくる。

「田舎の人に、なりましたね」と彼女。

お!そうか。ここが私の「帰る場所」となったのか。ふと、思った。そういえば…。今日、駅を降り立ったところから、そんなこんなの目白押し。

大きなリュックを背負い、ガラガラとカートを引き、さらに買い物で膨らんだマイバックを持つ私に、高校生の女の子が「持ちましょうか?」と声をかけてくれた。

あ、この子!
私はとっさに「ありがとう。あなた、前にも同じように声をかけてくださったでしょ」と返した。一年ほど前、同じようなことがあり、この子は私の荷物を持ってくれたのだ。

「え、そうでしたか?」と、彼女は覚えていない様子。「そう!学年変わったね」と私。「何年生になったの?」「3年です」「おおー、忙しい年だね~。こんな状況だし大変だけど、どう?」「はい、楽しいです!」気がついたら、あれこれおしゃべり。お互い、なんだかいい気分で別れた。

その2分後。
よろずやみたいな田舎の商店に入る。ビールを買いたかったので。「こんにちは~!」とビールの棚へまっしぐら。「え、このさくらビールって何ですか?」と私。「あー、それ、限定品」「へぇー。おいしいの?」「おいしいよ!」と、お店のおじさん。

どこのビールだとか、どんな味だとかまたまたおしゃべり。
「じゃ、飲んでみよっかな~」なんて言ってお金を払いながら「荷物たくさんだね」と言われる。「そうなんですよー。出張からの帰り、喉かわいちゃって。おとうさんのところ開いていてホント助かった」なんてなんて。

で、家につくと…。

とまあ、こんな感じで、人は少ないんですけど、会う人会う人しゃべっているので、寂しくない。あれ?私、田舎の人になれましたか?


[桜と/朝の散歩道で]

【メイン写真】
河原に寄り道(あまりにポカポカだったので♪)

【リンク先】
藍染め暮らし
有限会社E-スタヂオ

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