ジャマイカには、マイケル・ジャクソンのように、別に白人になりたくて白くなったわけではなく、生まれつき白かった、つまりチロシナーゼなる酵素の働きが不完全なため皮膚や髪のメラニン色素が無い(か殆ど無い)アルビノの、黒人レゲエDJがいます。(黒人でいいのかどうか?)
その名も イエローマン。
ジャマイカでは、アルビノに対する差別が激しくて、そのせいで捨て子となり孤児院で育てられたというハードな境遇に生きた人ですが、その外見を逆手にとって Yellowman と名乗り、派手なジャージ姿と、コミカルで自虐的でもある、独特の Toasting で一躍人気者になりました。デビュー直後、人気が凄かったときには、やはりアルビノの(あまり似てないと思いますが)そっくりさんが Yellowman を名乗って現れたりするほどだったといいます。この方は後に Purpleman の名でデビューしています。そういえば、日本にも、本物になりすまして「亜麻色の髪の少女」歌ってたおじさんがいましたよねぇ(笑)
Tomotubby としては、やたらに長い題名の「Zungguzungguguzungguzeng!」や、当時投獄された Gregory Isaacs の無罪を歌う「Gregory Free」が入ったライブ音源(P-vine AC-8017/8 V.A. 「DJ RANKIN' CLASH」)なんかもお薦めですが、ここでは無難にメジャーデビュー盤「King Yellowman」(試聴可)を上げておきます。ジャケがウォーホルみたい。
このアルバムで楽しいのは、わざと調子はずれのように Toasting する合間に、鼻唄のような感じで歌が入るところです。歌は、Bob Marley「Keep on Moving」、John Denver「Take Me Home Country Roads」、Cliff Richard 「Summer Holiday」、Frankie Ford「Sea Cruise」等々、この抜け具合が何とも言えなくていいんです。ご年配の方にもお薦めかも。元曲はいずれも Amazon.com で試聴できるので聴き比べてみるのもまた愉し。
その名も イエローマン。
ジャマイカでは、アルビノに対する差別が激しくて、そのせいで捨て子となり孤児院で育てられたというハードな境遇に生きた人ですが、その外見を逆手にとって Yellowman と名乗り、派手なジャージ姿と、コミカルで自虐的でもある、独特の Toasting で一躍人気者になりました。デビュー直後、人気が凄かったときには、やはりアルビノの(あまり似てないと思いますが)そっくりさんが Yellowman を名乗って現れたりするほどだったといいます。この方は後に Purpleman の名でデビューしています。そういえば、日本にも、本物になりすまして「亜麻色の髪の少女」歌ってたおじさんがいましたよねぇ(笑)
Tomotubby としては、やたらに長い題名の「Zungguzungguguzungguzeng!」や、当時投獄された Gregory Isaacs の無罪を歌う「Gregory Free」が入ったライブ音源(P-vine AC-8017/8 V.A. 「DJ RANKIN' CLASH」)なんかもお薦めですが、ここでは無難にメジャーデビュー盤「King Yellowman」(試聴可)を上げておきます。ジャケがウォーホルみたい。
このアルバムで楽しいのは、わざと調子はずれのように Toasting する合間に、鼻唄のような感じで歌が入るところです。歌は、Bob Marley「Keep on Moving」、John Denver「Take Me Home Country Roads」、Cliff Richard 「Summer Holiday」、Frankie Ford「Sea Cruise」等々、この抜け具合が何とも言えなくていいんです。ご年配の方にもお薦めかも。元曲はいずれも Amazon.com で試聴できるので聴き比べてみるのもまた愉し。