Tomotubby’s Travel Blog

Tomotubby と Pet の奇妙な旅 Blog。
でもホントに旅 Blog なんだろうか?

【Pet の勝手に引用】 セーラームーンの衣装で…

2006-10-29 | 北海道一泊二日旅行と九州温泉三昧
これは怖い。怖すぎる。
でも見てみたい。「こち亀」の特殊刑事「月光刑事」みたいではないか。こんなだったりこんなだったりするのかもしれない。

犯行現場の小樽市稲穂2というと、まさしく小樽駅前ではないか。

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<強制わいせつ>セーラームーンの衣装で…道警、容疑者逮捕

出張先の北海道でアニメ「セーラームーン」の衣装を身に着けて、女性に近づきわいせつ行為をしたとして、小樽署は28日、千葉県佐倉市西志津1、会社員、伊藤純一郎容疑者(39)を強制わいせつの疑いで緊急逮捕した。伊藤容疑者は京成電鉄(本社・東京都)の建設課長で、27日に札幌市内で会議に出席した後、小樽に来ていたという。
調べでは、伊藤容疑者は28日午前0時25分ごろ、小樽市稲穂2の商店街で、ベンチに座っていた同市の無職女性(20)に近づき胸を触った疑い。容疑を認めている。伊藤容疑者は「セーラームーン」の衣装の上から、黒いコートを着用し、網タイツ越しに下半身を露出した状態だった。女性が悲鳴を上げて交番に駆け込み、駆け付けた署員に取り押さえられた。
京成電鉄の広報担当者は「事実とすれば大変なこと。本人と確認できたら、厳正な処分を含めて検討する」と話している。【和田浩幸】
(毎日新聞) - 10月29日3時7分更新

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下半身丸出しセーラームーン女装男逮捕

人気アニメ「美少女戦士セーラームーン」の衣装で女装した男が、女性にわいせつ行為をしたとして28日、北海道警小樽署に強制わいせつ容疑で緊急逮捕された。男は千葉県佐倉市の39歳の会社員。京成電鉄(本社東京都)の建設課長で、出張先での、とんだ“変身”に勤務先も困惑している。
男は28日午前0時30分ごろ、小樽市の商店街にあるベンチに、友人と座っていた同市の無職女性(20)の胸を触った疑いが持たれている。「セーラームーン」の名セリフでいえば、「月に代わってお仕置き」されそうなわいせつ行為。小樽署の調べに対し、おとなしく容疑を認めているという。
犯行当時は「セーラームーン」の戦士そっくりのセーラー服風の衣装に身を包み、上に黒いコートを羽織っていた。不惑目前の男の服装としてはこれだけでも十分に異様だが、さらに女性たちを驚かせたのは下半身。スカートははいておらず、黒の網タイツだけ。タイツの網越しに、性器が丸出しだった。
女性は、悲鳴を上げながら200メートル先の交番に駆け込んだ。男は逃走して近くに隠れていたところを、駆けつけた同署員に取り押さえられた。
27日に札幌市内での会議に出席した後、夕方から単独行動で小樽市に向かったようだ。衣装や網タイツの調達先や、着替えた場所などは不明。付近は小樽市一の繁華街。営業中の飲食店も複数軒あり、ほかにも出歩いている人がいたという。
京成電鉄の広報によると、男は勤続16年目。建設課に2人いる課長のうちの1人で、部下は10人前後。
広報担当者は「これまで社内で妙な噂も聞いたことがないが…」と困惑。その上で、事件については「プライベートなことなのでノーコメント。事実とすれば厳正な処分を含め検討したい」としている。
[ 2006年10月29日付 スポニチ紙面記事 ]

台湾旅行の写真を整理していたら...

2006-03-09 | 北海道一泊二日旅行と九州温泉三昧
昨年1月の台湾旅行の写真を整理していたら、往路、飛行機から撮った写真の中に、昨年9月に登った霧島連峰・韓国岳周辺が写ったものを発見しました。台湾旅行のときには、秋に韓国岳に登る計画などこれっぽっちも無くて、この夥しい火口のある場所がいったいどこなのかも知らなかったのですが、偶然にも写真を撮った山に登ることになったとは。不思議な気分です。


火口に水を湛えているのが大浪池、雪が積もっているのが韓国岳、中央がえびの高原

雅叙苑周辺散策~熊襲の穴

2005-11-11 | 北海道一泊二日旅行と九州温泉三昧
妙見石原荘の所有地の中には、マルコヴィッチの穴ならぬ「熊襲の穴」という、奇妙な穴があります。この「熊襲の穴」に行くには、石原荘の前の国道を渡ったところにある駐車場の脇から、山道になった遊歩道を上がっていきます。遊歩道の入口には「神々の思い」という白い石の彫刻があるので目印になります。


見上げると、東山魁夷の絵に出てきそうな立派な杉林です。一段ずつ整備された階段を上がっていきます。少し上がると左手に目的地が見えます。


ここからは草の生い茂る階段で結構急ですが、手すりがついています。先日の韓国岳登山に比べれば、楽なものです。ほかに回り道になりますが坂の緩い遊歩道もあります。下りは遊歩道がお薦め。

熊襲の穴は入口が狭く、腰をかがめてやっと入れるほどでした。内部は光がささず真っ暗でした。入る前に左手にある内部照明のスイッチを入れないといけません。中に入っている間にスイッチが切れたら、出てこれなくなるかも.....


内部の照明を点けると、日本の伝統とはかけ離れたプリミティブな模様の壁画が、壁を埋め尽くしているのが判ります。1990年2月、鹿児島県出身の画家・萩原貞行氏が制作したとのことです。アボリジニ・アートにも通じるところがあります。

熊襲については、古事記に次のような記述があります。

景行天皇が皇子小碓命に、南九州で朝廷に逆らう熊曾建(くまそたける:これは姓名でなく、権力者を呼ぶ名前のよう)兄弟がいるので、これを討伐するよう命じます。小碓命が熊曾建の棲家に辿り着いたところ、家を兵士が守り、新築祝いの宴の準備を始めていました。小碓命は一計をめぐらし、少女の姿に女装して宴にもぐりこみます。熊曾建と呼ばれる兄弟二人は、女装した小碓命を気に入って、二人の間に侍らせ酌をさせます。宴が終わり、従者が目を離した隙を見はからって、皇子は隠し持った剣で熊曾建兄の胸を刺します。熊曾建弟はその場から逃げようとしますが、皇子は容赦せず背後から剣で刺します。そこで熊曾建は、剣を動かさないように頼み、暗殺者に名を尋ねます。皇子はこれに応えて名乗りを挙げますが、熊曾建は、死を前にして皇子に伝えます。自分たちは西国では最も力を持ち勇猛で強かったが、このように大和国には自分たちを上回る勇者がいた。建の名を献上するので倭建(やまとたける)命と名乗りなさい。と。

根拠はありませんが、熊襲の穴は、この話に出てくる熊曾建たちの棲家だったのではないか。(だったらいいな)と伝えられています。そういえば雅叙苑の内風呂の名前も「建湯」だったことを思い出しました。

雅叙苑周辺散策~妙見温泉街へ

2005-11-10 | 北海道一泊二日旅行と九州温泉三昧
和気湯を後にして、妙見温泉街へ戻りました。

歩いていると、へんなモノをみつけました。蛇かと思ったら


蛇の抜け殻でした。

前に石原荘に泊ったときも、今回雅叙苑に泊ったときも、宿の外に出歩くことがなかったのであまり気づかなかったですが、この温泉街、どことなく寂れています。賑わいがないのが気になります。牧園町から隼人町の境になる天降川にかかった「くすしき国の虹のつり橋」を渡って国道沿いに出たのですが、まず食事のできるところが少ないし、あっても営業中なのかどうかわからなくて、入るのがためらわれます。お腹が空いていたのですが、妙見石原荘の喫茶室でケーキセットを食べることにしました。それから、おみやげを売る店も見当たりません。商品が積み上げてあるようなヨロズ屋さんはありましたが、どこか恐ろしげなので、おみやげは鹿児島空港で買うことにしました。


妙見温泉の食堂。写真は本文とは関係ありません

石原荘に着いてみると、お客さんがひっきりなしに訪れていて、寂れたように見えた温泉街とは打って変わって繁盛していました。さすが、全国区で有名な温泉宿は違います。他の温泉宿はどんな具合なのか少し気になりました。妙見温泉の旅館のお風呂を立ち寄り入湯できる「湯路」(ユーロ)という名の温泉手形もあるそうですが、これを使って温泉めぐりをする人は多いのでしょうか? 少なくとも雅叙苑の宿泊客は外を出歩くとは思えませんでした。

前に泊ったとき感激した石原荘の貸切露天風呂に行ってみました。もっと天降川の真ん中にお風呂があって自然と一体感があったように記憶していますが、場所が変わったようで少し残念でした。


ここは丸見えではないです

雅叙苑周辺散策~犬飼の滝に辿り着けない

2005-11-09 | 北海道一泊二日旅行と九州温泉三昧
先日の「犬飼の滝」についての記事に対して、真帆片帆というブログを運営されているウシコさんから頂いたコメントによると、毎年2月に坂本龍馬とお龍が日本初の新婚旅行に訪れたコースを歩く「龍馬ハネムーンウォーク」が開催されるそうで、中津川に沿った犬飼の滝や和気神社もそのコースの中に入っているそうです。全長23キロとのことですから、マラソン並みの距離ですね。

さて、和気神社を後にした Tomotubby はこの日のメイン・スポットともいえる「犬飼の滝」に向かおうとしたのですが、「滝見台」から滝の近くに下りる遊歩道は、先の台風14号によって被害を受け、危険な状態であるため通行止めになっていました。結局滝に通じる中津川沿いの道と交わる三叉路まで、来た道を引き返す羽目になりました。この川沿いの道は、滝から妙見温泉に戻るときに通ろうと考えていた道なのですが、途中には和気清麻呂が入浴したと伝えられる露天風呂「和気湯」があります。雅叙苑でチェックアウト前に最後のひと風呂を味わえなかったので「和気湯」に入れたらいいなと思っていたのですが、川べりを掘りこんだ石組の浴槽には、脱衣場はおろか遮るものは何もなく、丸見えでした。すでに先客として、二人の男性が入浴中でした(あられもない姿で休憩していたりする↓)。


日本最古の露天風呂「和気湯」


こちら、和気湯の近くにある、和気清麻呂が腰掛けたといわれる「腰掛石」です

「和気湯」入湯はあきらめて、川沿いの遊歩道を「犬飼の滝」へ進もうとしたところ、ガーン。またしても通行止めでした。ロープが張ってあります(上の写真の左奥に注目)。せっかく二往復したというのに、滝に近づけないとは.....こちらを見ている人がいないのを確認して、ロープをくぐり、遊歩道を進んでみました。しばらく行って、山側を見ると、げげげ



大きな石が落ちてこないように堰きとめてありました。ぞぞぞ。命の危険を感じた Tomotubby は、すごすごと引き下がりました。結局、滝には到達できずじまいでした。「犬飼の滝」を一押しして、是非訪ねるよう薦めてくれた雅叙苑のスタッフにちょっと文句を言いたくなりました。

雅叙苑周辺散策~和気神社

2005-11-05 | 北海道一泊二日旅行と九州温泉三昧
誰ともすれ違うことなく、県道をさらに進むと、犬飼の滝を近くに見渡すことができる滝見台に至ります。滝見台から見上げた高台に和気清麻呂を祀った「和気神社」があると聞いていたので、早速詣でることにしました。いくつもの階段を上っていくのですが、途中で土砂崩れになっている箇所があります。先日の台風14号によるものでしょうか。

階段を上り詰めると、そこは藤棚がある公園になっていました。和気清麻呂の生地は備前国藤野郡(現在の岡山県和気町)で、そこにも和気神社がありますが、藤野郡は名のとおりの藤の名所です。今も日本最大の藤棚があり、春には盛大に「藤まつり」が行われるそうで、そちらに肖ったのでしょうか。

公園の向こうの杉木立に「和気神社」の赤い鳥居が見えます。



参道の奥に拝殿が見え、思ったよりこじんまりしています。Tomotubby たち以外は誰もいない、時間が止まったような場所でした。どうしてこんな場所に和気清麻呂の神社があるのか疑問だったので、歴史を紐解きました。

時は奈良時代。女帝孝謙天皇の病を(怪しげな)宿曜秘法で癒し、帝の寵愛を得た僧、弓削道鏡は大臣禅師、太政大臣禅師、法王と位を上り詰めます。宇佐八幡宮で道鏡を皇位につけるべき旨の神託があったと奏上させ、道鏡は自ら皇位につこうとします。
皇位継承に関わる由々しき問題ゆえに、和気清麻呂が神託の真否を問いに宇佐八幡宮に派遣されます。都に戻った清麻呂は、皇位承継者は皇統から選ぶべきと、道鏡の即位を阻む内容の神託があった旨を奏上しますが、逆に天皇の怒りをかって、小学生のいじめの如く、別部穢麻呂(わけべのきたなまろ)という変な名前に改名させられたうえ、大隅国、つまり現在の鹿児島県へと流刑になりました。
これが西暦769年に起きた「宇佐八幡宮神託事件」です。

それから時を経ること1100年、幕末時代、上京した薩摩藩主島津斉彬は、三条実美から和気清麻呂が流刑になった場所を調査して欲しいと依頼を受けます。島津家の助力により、その地が現在の牧園町妙見と特定され、藩主斉彬は石碑を建てたのでした。この石碑は和気神社の前に残っています。





和気神社には、狛犬の代わりに一対の猪が鎮座しています。これは、流刑になった和気清麻呂が宇佐八幡宮の近くまで辿り着いたときに脚が萎えて歩けなくなり、その窮地に突如として300頭もの猪が現れて御輿の前後を守りながら八幡宮までの道のりを案内したという逸話が元になっています。明治時代に発行されたいくつかの拾円紙幣には、清麻呂と猪が印刷されています。この猪は和気氏と密接な関係を持った帰化人系の秦氏を象徴しているという説があります。流刑に際しても、清麻呂は秦氏の保護のもとにあったらしいのです。(参考HP)


和気神社境内にある白亥殿には、妙見温泉で生まれた白猪「あいちゃん」が奉納され、飼われています。鼻をしきりに地面に擦り付けていました。ブヒブヒ~

雅叙苑周辺散策~犬飼の滝へ

2005-11-04 | 北海道一泊二日旅行と九州温泉三昧
正午に「忘れの里 雅叙苑」をチェックアウト後、夕刻のフライトまで時間がたっぷりあるので、宿で荷物を預かってもらって周辺を散策することにしました。宿のスタッフに聞いたところでは、「犬飼の滝」が一番のお薦めということなので、周辺マップを貰って、相談の上、次のようなルートを作ってみました。

雅叙苑→県道(緩い上り坂)→和気神社→滝見台→遊歩道(急な下り坂)→犬飼の滝→遊歩道(川沿い)→和気湯→遊歩道(川沿い)→くすしき国の虹のつり橋→国道223号線(バス道)→石原荘(休憩)→遊歩道(山道)→熊襲の穴→遊歩道(山道)→安楽橋→県道→雅叙苑


雅叙苑で貰ったマップ(ゴシック体文字は加筆したもの)

県道を霧島神宮の方向へ向かい、発電所を過ぎると、道は中津川に沿って少しずつ上り坂になります。県道といっても車は殆ど通らず、坂といっても緩い坂で、天気がよいのですが、杉林に沿っているため、森林浴をしている気分。日本初の新婚旅行で、坂本龍馬とお龍も犬飼の滝を訪ねたそうで、気分はルンルンです。

やがて視界が広がり、遠くに滝が見えました。高さ36mの滝の背後に見えるのは高千穂峰です。


振り返ると遠く、中津川と天降川の交わるところに、妙見温泉が見えます。


なんだかタルコフスキーの映画のような景色です。

「忘れの里 雅叙苑」で見た草木など

2005-11-03 | 北海道一泊二日旅行と九州温泉三昧
今回は写真のみです。雅叙苑は雑木林の中にあり、緑が眩しいです。


「水」の部屋から見える景色。ごろ寝してたら、緑があまりに綺麗なので撮ってみました。


内湯「建湯」に行く途中に見た楓の木。色づくと綺麗なんだろな。と思いつつ。


そのとき、足元に咲いていた黄色い彼岸花?

「忘れの里 雅叙苑」で最後のひと風呂は?

2005-11-02 | 北海道一泊二日旅行と九州温泉三昧
鹿児島二泊三日旅行最終日、雅叙苑の朝は鶏の声で目が覚めました。今日もいいお天気。寝坊して、遅めの朝食となりました。


朝食は離れに行って食べます。この路地を進んでいきます。壁には野菜が干してあります。右手が厨房で、竈でご飯を炊くそうです。ゲストは最初に卵の調理の仕方や魚をチョイスします。


朝食をいただく囲炉裏のある大きな建物、いちょうの間


朝食を終えたら、また鶏が出現。なんかバリ島に来たみたいです。左手が厨房です。

この後、Tomotubby は、チェックアウト時間正午まで、温泉に入ったり、部屋でごろごろしたりして過ごしました。

チェックイン時間の13時まで僅か1時間なので、お風呂の掃除とかいつするんだろう?と疑問に思っていましたが、10時半頃に内湯の「建湯」に行ったら、既にお湯が少なくなっていて、お風呂が楽しめませんでした。がっくし。ラムネ湯の方も、打たせ湯を浴びていたら、お湯がだんだん赤くなってきて、タオルが染まるくらいになったので、早々に上がりました。部屋に帰るとき気がついたんですが、お湯を貯めてある槽を掃除していたようで、業者の人が槽から赤錆色に染まったポンプを引き上げていました。

内湯は24時間入れるというふれこみだったんですが、午前10時以降はダメみたいで、ラムネ湯も(毎日じゃないと思いますが)入浴中に掃除が始まってダメ、露天風呂は前回レポートのとおり昼間は丸見えでダメです。お風呂のついてない部屋に泊まると、最後のひと風呂が楽しめず、つらいものがありました。予めお風呂の清掃時間を教えてほしいものですね。

今回は文句になってしまいました。