サントリー二島では、夕日で有名なイアの街のホテルに二泊してから、島の中心の街フィラへ移り、そこで二泊しました。二つのホテルは、「
エスカイア」のギリシア特集を参考にして、眺めの良さと中心部へのアクセスと宿泊料上限を条件に選び、メールで直接予約しました。宿泊料はほぼ同じでしたが、今回は満足度ではっきり明暗が分かれました。
「明」の方は、先にイアで泊まった
1864 The Sea Captain's House で、室数がたった3室という小さなホテルなんですが、ここがなんとも快適で、長い間憧憬の対象だったサントリー二を訪れた旅行者の琴線に触れる、期待を裏切らないホテルなのでした。詳細は追々ブログに書いていこうと思います。
後から考えると、あれも一種の演出だったのかもしれませんが、ホテルの主であるトニーさんは三匹のワンコを飼っていました。イアの街で遭遇するワンコと同様に放し飼いなんですが、おとなしくて、というか日がな一日寝転がっているレイジーなヤツらで、街中でコイツらと時折遭遇し、仲良くなれたのでした。
帰ってきてからイアの街で撮った写真を見ていても、こんなに撮ったかな?と思えるほど三匹が頻繁に登場しているのでした。
まずワンコ写真一枚目はマックス君。三匹の中では年長で(あろうと思われ)体がおっきいのでマックスなのだそうです。ホテルの部屋の立つ崖の斜面の少し下にあるレセプションの建物の小さな中庭が寝床で、日射しのきつい昼間もそこで這いつくばっていることが多いのですが、朝夕は活動的になり、街を徘徊していました。
この写真はテラスで朝食を摂った後に、開けてあった扉から入り込んでテーブルの下に潜り込んだマックスです。勿論、よく躾けられているので、テーブル上の食べ物には興味を示しません。体を撫でてあげると、気持ち良さそうに目をつむります。よくみると大理石のテーブルの足は、
古いミシンを利用してあるのが分かります。