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Tomotubby’s Travel Blog

Tomotubby と Pet の奇妙な旅 Blog。
でもホントに旅 Blog なんだろうか?

本牧の街で見たもの

2007-02-01 | 廃墟巡礼
三渓園に行った帰りに、近くにある「マイカル本牧」に立ち寄ってみました。既にそういう名前の場所はなくなっているので、「元マイカル本牧」と呼んだ方がいいんだろうけど。

もともとは米軍基地があった場所らしいです。1990年、マイカル・グループが、その跡地に巨大なショッピングセンターを建てたのが「マイカル本牧」、シネコンプレックスやブランドショップ、ホテルまで備えた当時最先端の商業施設だったと聞きます。ところがもともと交通の便が悪い立地だったところにバブルがはじけたため、客足が遠退いて、高級店の店子が逃げ出してしまいます。そうこうしてる間にデベロッパーのマイカルが破綻してしまい、残った施設は切り売りされてしまったと聞いていました。

実際行ってみると、シネコンの一階にはパチンコ屋が入り、ブランドショップや飲食店の逃げ出したビルは半ば廃墟化し、ホテルは跡形もなく潰され、残った核店舗のGMSも老朽化が目立ち始めていました。GMSのフードコートで休憩したんですが、かつて聞いていた高級イメージとは程遠く、生活感が滲み出た中低所得者層地元民の溜り場と化しているような気がしました。

象徴的なのが周辺のロードサイドの店舗です。ブックオフ、ジョナサン、ドンキなどが立ち並ぶのを見るに、かつて「マイカル本牧」の提案していた生活スタイルは地域の現実とはかけ離れた幻想だったことがよぉくわかりました。こういう風景は日本全国至るところにあるんだろうけど、どこか悲しい。「マイカル」の廃墟の写真を撮ろうかと思ったけど、辺りが暗くなってきたし、余計に悲しくなりそうなのでやめました。もう少し健全な廃墟を見つけたのでアップします。もしかすると廃墟じゃないのかも?


栃木の街で見つけたもの (2) 樹屋

2006-10-23 | 廃墟巡礼
これも栃木のメインストリートに面して建っていた廃墟。

一階では営業中なので「廃墟」といってしまうと失礼にあたるかな。二階が崩壊しているのに加えて、植物が根付き始めていて、このままいくと台南・安平で見た「安平樹屋」みたいになるんじゃないか。このまま放置して樹が育つのを待ち「栃木樹屋」として観光スポットにできるのではないか。と思ったりしました。


栃木の街で見つけたもの (1) 廃墟

2006-10-22 | 廃墟巡礼
お天気がいいので、日帰り旅行に行こうということになり、東武電鉄で鬼怒川温泉方面に出かけることにしました。ぐずぐずして家を出たのが12時過ぎ、電車に乗っていたらそのうち着くだろうくらいに思っていたら、特急に乗らなかったせいで、15時を過ぎても目的地にたどり着けないことが判りました。もともと計画なしに来たものですから、ここであっさり目的地を変更し、栃木駅で降りてしまいました。昔々、お花見に太平山に来て玉子焼きを食べた記憶があるのですが、それ以来。そのときは市街などを歩いたりしなかったので、今回が初めての訪問といってよいでしょう。

駅から少し歩いて巴波(うずま)川にかかる橋を渡ると、メインストリートに面して、蔵づくりの建物や昭和初期の洋風建築などがよく保存されて並んでいて、ノスタルジックな雰囲気です。その上、晴天なのに歩いている人が少ないものだから、何かの拍子に過去の街に迷い込んだような不思議な感覚に襲われます。まるで醒めない「夢」を見ているような。

メインストリートには、このような廃墟もあって、隣の花輪のせいもあり凄いオーラを発していました。自分としては保存された建築も好きなのですが、こういうのに強く惹かれてしまうのはどうしてでしょう。


安平樹屋 驚異の内部空間

2006-05-28 | 廃墟巡礼
建物の周囲を巡るボードウォークを進み、階段を上がると、最初は屋根の高さより「樹屋」を眺めることができます。しかし屋根の大部分は既に失われ、ガジュマルの四方に伸びた枝に茂った葉がまるで屋根と化しています。階下に下り薄暗い建物の中を巡ると、植物の幹がまるで動物の触手のようにそこいらじゅうを這い回っています。








安平樹屋の歴史

2006-05-27 | 廃墟巡礼


安平樹屋は、もともと隣にある洋館、イギリス商社「徳記洋行」の倉庫として日本統治時代初期に建てられた建物でした。当時の輸出品、樟脳、砂糖などを貯蔵していたのでしょう。よくみると安平古堡(ゼーランジャ城)から流用された赤煉瓦も見つかります。日清戦争後に台湾が日本に割譲されてからは、日本政府が商品取引を独占したことから、外資商社が撤退を始め、最後まで台南に残った徳記洋行の建物と倉庫も、やがて「大日本鹽業(塩業)會社」の所有となりました。安順鹽田(塩田)で作られた塩が鹽水溪を運ばれ、この倉庫に貯蔵されていました。第二次大戦後、建物は「台湾製鹽総廠」の管理となりましたが、塩業が衰退したため放棄され半世紀以上の時間が経ちました。

その間にガジュマルの木が倉庫の建物に絡み、いつしか屋根を突き破り、植物と建物が一体化した「樹屋」という珍しい光景が現れました。2002年には、建物が芸術家のイベント・スペースとして使われるようになりましたが、イベントの終了後に再び放置されました。この地が「安平港国家歴史風景区」に指定されたことで、2004年に公開を目的に修復されボードウォークや階段が設けられました。

さあ、中に入ってみましょう

安平樹屋 (Anping Tree House)

2006-05-27 | 廃墟巡礼
台南・安平古堡の南城壁では、熱帯地方でしかお目にかかれないガジュマルの「驚異の生態」を見せつけられました。これを「驚異」と感じるかどうかは、感受性の個人差に因ると思いますが、安平古堡のすぐ近くで、今度は誰しもが「驚異」と感じざるをえない物凄いガジュマル物件に遭遇しました。どうやら最近になって公開されたもののようで、ガイドブックにも載っていないのですが、入場料を払ってでも、ここは見ましょう。必見です。

その名は「安平樹屋 (Anping Tree House)」。外観はこんな感じです↓


【Pet の廃墟巡礼 第4回】 華の城 (岐阜 中津川)

2006-04-30 | 廃墟巡礼
今月のいつだったか、日曜日の午後に Pet がテレビを見ていて、心惹かれた廃墟が映っていた。


風雲「華の城」

千葉ロッテマリーンズの投手のような名前の中学生女子(13)が、阪神タイガースの監督のような名前の高校生男子(15)によって殺害された現場の建物である。掲示板を読むと、殺人事件自体は「DQNによる負のスパイラル」ということらしいが、最近になって「DQN」を「ドキュン」と読むことを知った Pet には、一体なんのことかよくわからない。


現場は高層階だった

この建物が廃墟になる前は「華の城」という名のパチンコ店だったらしい。ひときわ目立つ楼閣建築である。西本願寺内にある国宝飛雲閣に似ている。飛雲閣を真似して作られた建築に直島町役場があるが、このパチンコ店「華の城」も悪趣味建築というかキッチュ建築のように思える。パチンコ店が撤退してからの建物はどうやら「DQNの巣窟」というようなものになっていたらしいが、やはり詳しいことは意味不明である。掲示板を読むと「DQNの巣窟」イコール「犯罪の温床」ということらしく、かねてより地域住民はいろいろと警戒していたらしい。

既に「犯罪遺跡」となった廃墟は立入禁止で、恐らく近いうちに解体されることになるであろうが、廃墟マニアたちには忘れられない存在になることは間違いないであろう。

「廃墟ホテル」

2006-03-23 | 廃墟巡礼
気になっている小説「廃墟ホテル」--「ランボー」の原作で有名なデイヴィッド・マレル(David Morrell) の小説「Creepers」の翻訳です。「廃墟ホテル」の邦題と表紙の絵に惹かれました。

閉鎖され廃墟となった豪華ホテルは、メキシコのマヤ遺跡の階段ピラミッドの形をしている。
つまりTomotubbyが昨年訪れたメキシコ・チェチェン・イッツアのピラミッドのような建築です。あのピラミッドの中には入ることができるのですが、その暑く湿度の高い暗闇の中に、もうひとつの小型のピラミッドが隠されているのには驚きました。どうでもいいけど、昨日はWBCではメキシコにお世話になりました。
廃墟ホテルには尻尾が二本ある鼠や脚が五本ある猫が棲みつく。
先日、六本指、三本腕などの畸形について取り上げたばかりです。体の一部が過剰にあるというのは、どこかが欠けているのに比べると、どこか贅沢、ある意味、魅力的な畸形なのかも。と勝手なことをいっちゃったりして。
都市探険者たちはホテルを探索して秘密の通路を発見。
登場するのは、Pet 君みたいな廃墟フェチの人たちみたいです。
オーナーの大富豪は通路から客室を覗き見していた。
まるで江戸川乱歩の「屋根裏の散歩者」みたい。
殺人や虐待が行われていた客室には、当時の惨劇の痕跡が残されていた。
ホラーのようであるが、どうやらそうではないらしい。

気になる衛星写真 その3 (平壌・柳京ホテル)

2006-03-11 | 廃墟巡礼
Google Local は、「親愛なる将軍様」が触れられたくない北朝鮮の国家的恥部をも容赦なく白日のもとにさらけ出します。1887年着工、1992年工事中断後、潰すに潰せず、野晒しのまま平壌の街の至るところからその姿を確認できる巨大廃墟、柳京ホテルです。

2003年にスイス資本の協力でホテルの改修が始まったというニュースが流れましたが、航空写真から判断して、あまり進んでないように思えます。


いずれは世界遺産に登録して欲しい


ズームイン

上空から見たホテルの建築は、韓国・慶州で泊った Hotel Concorde にも少し似てるような気がしました。