深夜プリン

深夜のプリンは至福のお味❤︎
♪うしなあっても〜うしなあっても〜人生は死ぬまで続く。

10時のおじさん

2017-01-28 | むかしのこと
お正月に、弟達家族と新年会をした時のこと。

ふいに上の弟が、

「姉ちゃん、10時のおじさんって、どんなイメージだった?」と聞かれた。

10時のおじさん

それは、亡き父が作り出した、

子どもが、夜の10時近くまで、騒いで寝床につかないときに使われる、恐怖の空想キャラクター。

「寝ないと、10時のおじさんが来るぞ〜」

なんだ、10時のおじさんて?
どんな人なのか、どんなルックスかは
わからないんだけれども、
父の口からこれが出ると、子どもなりに
なんか、ヤバいと感じて、大人しくなっていた。

まあ、なまはげ的👹なものです。

で、その10時のおじさん、

私たち子世代の子育てにも伝承されていた。

弟宅でも、使っていたようなのだ。

うちの娘にも使った。効果のほどはわすれてしまつたが、なにしろ、「口裂け女」みたいな
はっきりしたビジュアルがないためか、今の子には、説得力が足りないのかもしれない。だって、父の出まかせだもの。ただ、あんまりはっきりとしたイメージがないのも、逆に想像が膨らんで怖い気もする。

で、私は三兄弟なんですが、
10時のおじさんのイメージは、
当然、三兄弟バラバラ。

昭和40年代初頭の頃です。

私のイメージは、
黒いマントにシルクハット🎩
怪人二十面相とか、黄金バットのイメージ。

上の弟
胸に10と書いた、囚人服を着たおじさんのイメージだったそうだ。あんま、怖くないぞ?

下の弟
明星チャルメラ(ラーメン)の袋に描かれた
あの、チャルメラのおじさんのイメージ。
ほのぼの💧全然怖くなくない?

そおいえば、子どもの時怖かったもの。

うちの近所に来る
夜鳴き蕎麦のチャルメラ

けっこう怖かった。

色々な鳴らし方があるんでしようが、

うちの近所に来るのは、

みよーーに陰鬱な、メロディーで、

これ、鳴らしてるのは、絶対人間じゃない!
と子どもの頃、思ってたんでした。

一緒に寝ていた母親に、コレはなんだと聞くと
「お蕎麦屋さんよ」と教えられたけど、
どうにも、お蕎麦屋には聞こえなかった。

恐怖のチャルメラ。


夜の鳴り物ってなんか怖い・・・












コメント (2)
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