萬文習作帖

山の青年医師の物語+警視庁山岳救助隊員ミステリー(陽はまた昇る宮田と湯原その後)ほか小説×写真×文学閑話

雑談寓話:或るフィクション&ノンフィクション@御曹司譚232

2014-10-07 00:15:02 | 雑談寓話
雑談寓話:或るフィクション&ノンフィクション@御曹司譚232

「うん、ほんと…色々ごめん、いつも、」

なんて御曹司クンが素直に謝ってくれた3月金曜夜@マンション屋上の電話、
こんなんなら平気かな思ったから言ってやった、

「そのゴメンは自分よりいうべき相手がいるよね?今、花サンと話してみる?笑」

で、御曹司クンは固まって→キョドった、

「っ、ちょまってっおまえのいるとこで田中さんと喋れとかぜったいむりなにそれ、困惑」

いるとこって何だろね?笑
こんなワケワカランきょどりかたされて笑った、

「電話でいるとこも何もないだろが、笑」
「だってでんわそっち二人でいるんじゃんなにはなしていいかわかんねーし、困惑」
「笑、」
「あっ、おまえ今おもしろがってるだろくっそーほんとSだっ、」

なんて会話しながら部屋に戻って、のんびり映画観て笑ってる花サンに訊いてみた、

「花サン、御曹司クンとの電話でる?笑」
「え、電話??」

ちょっと驚いたみたいな貌で訊いてくれて、
でもすぐビデオの映画に笑いながら言った、

「彼が話したいって言うなら出るけど、なんとなくなら遠慮する。だっていま映画いいとこなんだもん、大笑」

あーあフラれちゃったね、笑
とか考えながら可笑しくて笑いながら電話に言った、

「今の聞こえた?笑」
「…おまえこうなるの解かってて言ったんだろ、拗」

なんて拗ねた声が聞えたから言ってやった、

「確率は五分五分だったけどね、自業自得じゃない?笑」
「あーーもおっホント今おまえ遊んだろーこのSっ、拗」
「ザマアミロ?笑」
「っ、ひでーでも憎めないし、拗」

ってカンジの会話してもう切ろうかな思って、
そしたら御曹司クンが言ってきた、

「お願い、明日でも明後日でもいいから30分でも時間つくってくれない?」

さてどうしよっかな?
と考えながらも今ここでは返事し難い、だから言った、

「その時次第でね、笑」
「あ、またそういうーってそっか…田中さんいるのに返事しにくいことゴメン、」
「別に?笑」

なんて会話しながら床のクッションに腰下ろして、
ホント切らないとな思ったら御曹司クンが言った、

「明日また夕方とか電話する、あと田中さんにありがとうって伝えておいて?おまえが電話かけるの許してくれてありがとって、」

ほら、こういう事ちゃんと気づけるヤツなんだけどね?


Favoniu「少年時譚46」+Aesculapius「Chiron智者の杜26」加筆まで終わりました、読み直したら校了です、
校正しながら朝は「side story」か「another,side story」の第79話を予定しています。

そんなワケで短いですけどバナー押して頂いたのでUPして寝ます、
この雑談or小説ほか面白かったらバナーorコメントお願いします、続けるかのバロメーターにもしてるので、笑

取り急ぎ、



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