萬文習作帖

山の青年医師の物語+警視庁山岳救助隊員ミステリー(陽はまた昇る宮田と湯原その後)ほか小説×写真×文学閑話

山岳点景:陽色の秋

2014-10-25 22:00:00 | 写真:山岳点景
秋、光る



山岳点景:陽色の秋

三頭山@東京都奥多摩にて、紅葉の森です。



黄葉、萌黄、橡色、さまざまな梢にも楓の赤色は惹きます。
こういう葉色の彩変に秋は好きです、



紅葉×黄葉の季、山は青空に錦秋あざやかです。

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なんてカンジの写真を撮っていたので加筆ほか今からです、笑
取り急ぎ、



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雑談寓話:或るフィクション&ノンフィクション@御曹司譚250

2014-10-25 00:30:00 | 雑談寓話
雑談寓話:或るフィクション&ノンフィクション@御曹司譚250

From:御曹司クン
本文:おつかれー、ここんとこ残業遅くならないから嬉しい。
   でも早く上がってもおまえが遊んでくれるわけじゃないけどさ(顔文字拗)
   でも連休は会ってもらえるし楽しみにがんばってる、なんて書くのも迷惑なのかな今は(顔文字凹泣)
   <中略>
   なんかおまえが遠い、自業自得だって言われると思うけど。

なんてメールが着たりしながら連休は来て5月、
なぜだか歯医者と山に行くことになり現地集合した、

「久しぶり、なんか似合うね?」

なんて台詞から始まった相手は冬より少しだけスッキリした顔していた、
なんかしら色々と肚に落ちたんだろうか?なんて考えながら何度目かの山は遅い春だった、
下界では散ってしまった桜も藤も山上は今が季、そんな華やいだ空気はメンドクサイことが遠い、

ほんと山って異世界だな?

とか思いながら歯医者と軽い山歩きする話題はメールと同じに本のことだった、

「小説とか読んだこと無かったのに最近おもしろいよ、おススメの仕方ほんと巧いね?」
「相手によっておススメ変えるから、笑」
「あ、やっぱり相手に合せてるんだ。それだけレパートリーあるのスゴイよ、」
「レパートリー狭かった人間としては今どう?笑」
「読まないで決めるのは馬鹿だなって実感、かな?笑顔」

なんて会話しながらもポイントごと停まってカメラ自由に使って、
そんな合間の歯医者はそれなり楽しんでいるみたいでご機嫌だった、

こいつ適当に合せてるのかな、それともホントに楽しんでる?

とか考えながらもどっちにしても意外な状況が可笑しかった、
なんだって遠方の歯医者と一緒に山歩きなんかしてるんだろう?こんな意外も人生は予測不能で可笑しい、
そういう可笑しさは歯医者も同じだったのかナンなのか、日中は歩いたり車移動したりも笑っていた。
で、早めの夕飯を店で済ませてから酒&ツマミになるもの買って河原で焚火した、

「まだ夜は寒いね、焚火がいいかんじ、」
「キャンプって寒めの時のが自分は好みだよ、笑」
「確かにイイよね、このかんじは、笑顔」

って感じに車停めた近くに椅子を出して焚火あたって、買ってきた酒×肴に歯医者が言った、

「前も話した事だけど、また少し話して良い?」
「気のすむまでどーぞ?笑」

なんて返して、
それから歯医者の貯めこんじゃったアレコレが始まって、
そんなん聴きながらも携帯が着信したら相槌うちながら何げなくメールチェックして返信して、
焚火と夜空と酒のんびりしながら話を聴きながら、やっぱりだけど御曹司クンからメールが着た、

From:御曹司クン
本文:今やっぱり圏外の所にいるんだろうけど、誰と一緒なのかなとかすごい妄想してる。
   田中さんは家族で旅行とか言ってるの職場で聴いたけど、帰ってきたらお前と会うんだろうなとか。
   どっちにしても今もその後もおまえの隣にいる誰かさんが羨ましくて妬ける、
   <中略>
   なんて書いている俺だから駄目なんだって解かってるのにゴメン、会える約束だけこの連休は待ってる。

ホントおまえも連休ちゃんと楽しめよ?
とか呆れながらつい笑ったら歯医者に訊かれた、

「もしかして大晦日の彼?このあいだもメール着てたけど、」
「あたり、話中にゴメンね?笑」

って正直に答えて、そうしたら言われた、

「ほんと彼に好かれてるよね?でも気持ち解かるな、」
「そう?笑」

そんなふう言うなんてどういう意味だろね?
なんて考えながらした相槌に歯医者は言った、

「本のおススメだけでも掴んでくるからかな、何話しても受けとめてもらえるし安心感あるっていうか。こうやって好き勝手に話して笑って貰えるの良いよ、たぶん彼はそういうのもっと強いんじゃないかな、」

安心感、って確かに大事だな?

そんなこと改めて想いながら自分の今後をちょっと考えた、
あと2ヶ月半で自分は退職して転職する、そうしたら今の安心感ある職場と違う場所に行く、
それでも自分の場合それなり新しい環境で楽しむんだろう、たぶん御曹司クンも花サンもそれなりやっていく、

っていうかソレナリやってくれないと困るな?笑
なんて考えていたら歯医者に訊かれた、

「こっちばかり話してるけど、そっちも最近なんか変わったことあった?」

あれ意外と鋭いトコもあるんだ?笑
こんな意外にも可笑しくて正直に言ってみた、

「転職の予定が決まったんだよね、笑」
「え、ほんと?」

驚いたなーって顔されて、で、言われた、

「そのメールの彼って職場の人だったよね、彼は大丈夫?」

やっぱりそこなんだ?


Aesculapius「Chiron34」&Savant「晨の故山5」&第79話「交点7」読み直したら校了です、
Aesculapius「Chiron33」校了しています、校正ほか終わったらAesculapiusか第79話の続きか短編の予定です。
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取り急ぎ、



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