今日はいよいよレーシックの手術。風邪を引いてしまったので心配だったけど、電話で聞いたら「相当しんどくなければ手術を受けても大丈夫。」と言われたので、そのままクリニックへ。それなのに、診察で「体調はいいですか?」ときかれて、「風邪で、医者に処方された薬を飲んでます」と言ったら「どんな薬?」だって。そんなこと聞くなら、朝電話したときに聞いとくか、今飲んでる薬を持参しろって言ってよね。まあ、風邪薬に抗生物質が含まれている場合は、術後に処方される薬を優先して飲むことって話で落ち着いたのでよかったけど。
ともちゃんが受けたのは
イントラレーシックという手術です。手術の後では視力が安定しないので、術前に支払いを済ませます。インターネットクーポンと平日割引が使えたので、思ったより安く済みました。
まずは、前回の検査から視力が変わっていないかどうかを検査。看護士にロッカールームに案内されます。荷物を預け、鍵を首からかけます。服の上から手術着を着ると、名前を書いたシールを肩に貼られます。患者の取り違えを防ぐためかな。全身麻酔をするわけでもないのにね。ここでまず最初の麻酔点眼。
靴をスリッパに履き替えて、いよいよ手術室に入ります。雑菌の増殖を防ぐためか、かなり冷房が効いたクリーンルームです。長椅子に横たわり、また麻酔を点眼されます。瞼を開いたままにする器具(開瞼器というらしい)を目にはめこまれて、目の前のレーザー照射器のライトを見つめていると、目がぎゅっと押さえられる感じがして、視界が暗くなり、次に白っぽくなりました。不安にさせないよう、お医者さんが「大丈夫ですよ。順調です。あと○秒」と繰り返し話しかけてくれます。片目ずつ20秒がまんすれば、第1段階は終わりです。眼球の表面を薄く切って「フラップ」を作りました。目の前は白く濁ったままですが、この状態で隣の部屋に移ります。看護士に手を引かれて移動します。
隣の手術室では、長椅子に横たわってから、目の部分に穴の開いた布を顔にかぶせられます。片目ずつ明けられるようになっています。ここでもまた麻酔の点眼と、開瞼器の装着。フラップが開かれ、レーザーを当てられると、髪が焼けるような臭いがしてきます。「わ、目を焼いてるんや」と思うと何だか不思議。でも全く痛くありません。眼球を洗浄され、フラップを戻されるときにはちょっとびびりました。目を開いたままで、目の表面をいじられると、無意識に反応して避けようとしてしまうんですね。でもそれができないから気持ちが「うぎゃー」って叫ぶ。外からは冷静に大人しく手術を受けてるとしか見えませんけど。
第2段階もアッという間に済みます。薄暗い部屋に通され、手術着を脱いで、靴を履き替えてから座って待ちます。別の看護士が薬の説明をしてくれます。今日渡されたのは、目に埃が入らないようにするメガネ、就寝中に目を保護するためのカバー、飲み薬は抗生物質と痛み止め、点眼薬が4種類。
帰りは目がチクチク、ヒリヒリする感じ。合わないハードコンタクトをはめてる感じに似てるかな。視界がぼやけて見えにくいけど、全く見えないわけでもないし、激痛が擦るわけでもないので、一人で家に帰れました。ただ、西日がやたらとまぶしかった!
家に帰り着くと、麻酔が切れたのか、目の痛みが増していたので、痛み止めを飲みました。目を開けているのがちょっとつらかったので、布団に入って昼寝してしまいました。目が覚める頃には痛みも無くなり、視界もはっきりしてました。裸眼でこんなによく見えるということに、まだ実感がわきません。だってもう20年以上もコンタクトレンズを着けて生活してきたんだもん。寝る前にうっかりコンタクトを取ろうとして目に指を突っ込みそう・・・
明日と1週間後に検診があります。軽い運動なら1週間、激しい運動は1ヶ月は避けなければなりません。今週末にはMr.Dashが沢登りに出かけます。沢のエキスパートM村氏や、四国に転勤したY井氏も参加するというのに、ともちゃんはお留守番。くやしい~