goo blog サービス終了のお知らせ 

ともちゃんのつぶやき

ツイッターが普及するずっと前から「つぶやき」続けてます

2014年9月13日~15日 リベンジ!中央アルプス 大田切川中御所谷・西横川遡行

2014年10月02日 | 
今回の沢は我々にとって因縁の場所。7年前にT橋くんが負傷し、必死で下りたころには
とっぷり日が暮れていたという事件があった場所です。

そのT橋くんも加え、満を持してリベンジを試みました。今回は我々の沢の師匠、MATさんも
参加してくださることとなり、心強いかぎりです。




駒ケ根で集合。ともちゃん、T橋くん、Y井さんはデリカに乗り合わせて昼前に到着しました。
ランチは名物のソースかつ丼。東京から来るMr.Dashは、列車が小動物を轢いたとかで
遅れが出て乗り継ぎできず、予定より2時間ほど遅い時間に合流しました。






駒ケ根キャンプセンターの5人用テントにチェックインし、お気に入りの南信州ビール味わい工房」で
MATさんと、奥様のTERUさんと待ち合わせて夕食しました。





朝4時に起きてバス乗り場に向かうも、すでに菅の台バスセンターの駐車場は満車!黒川平の駐車場に
誘導されました。



そしてバス停にはこの行列!!!バスに乗るまで2時間待ちました。できるだけ早い時間に入渓したかったのに・・・。






しらび平に到着。やれやれ。やっとスタート地点です。






バス道を少し戻り、橋から入渓します。






いきなり堰堤を二つ越えます。






以前登った時にはなかった倒木がいっぱい。おかげで景色が変わって、記憶を呼び覚ますのに苦労します。
T橋くんが落ちた滝はどれだったっけ?






たぶんこの滝。あの頃から格段に登坂技術が上達し、頼もしくなったT橋くんが力強く登っていきます。





この滝で引き返しました。記念撮影をしてから、未知の領域に足を踏み出します。






それほどの難所はありませんが、高度感のある滝ではロープを出してもらいました。






登っても登っても滝がある・・・。というか、下から上まで一本の長~い滝に登っているようです。






ほとんどT橋くんがリードしてくれました。






もうすぐ長谷部新道出合というところで、Mr.Dashの腰が悲鳴を上げました。冷たい沢の水に足をつけて
いることで、持病の椎間板ヘルニアと坐骨神経痛に影響が出てきたようです。いつもならロープなしで登れる
小滝でT橋くんにロープを出してもらい、引っ張り上げてもらいました。






長谷部新道に出ました。MATさんは先にロープウェイ駅に行って、整理券をもらっておいてくれるとのこと。
助かります。






ナナカマドが色づき始めていました。






やっと展望を楽しむ心のゆとりが出てきました。





カールが見えてきました。






ロープウェイ駅も見えてきたけど、なかなか近づかない・・・。






ヤブ漕ぎの末、やっと遊歩道に出ました。






周りは観光客ばかり。沢装備の我々は明らかに浮いてます。






ロープウェイも2時間待ち!いやあ、凄まじい混雑ぶりです。

下山後は、これまた混雑する温泉で冷えた体を温め、駒ヶ根駅前の居酒屋で夕食してから、昨夜と同じ
キャンプ場で祝杯をあげてから眠りに着きました。

強力な助っ人MATさんと、成長したT橋くんのおかげでリベンジできました。Y井さんとともちゃんは、
「楽しかったけど、このレベルの沢が我々にとっては限界のような気がする」と言い合っておりました。




帰宅して2日後、首と肩に強烈な痛みが出て、1週間続きました。這いつくばるように、ずっと上を見上げ
ながら登り続けたせいかもしれません。

2014年8月31日 夫婦で登る九鬼山、馬立山、御前山、神楽山

2014年10月02日 | 
JR中央線大月駅から富士急行への乗り換えは、数分しかなくて走らされました。それほど過密なダイヤ
でもないのに、なぜもっとゆとりのある連絡にしないんだろう?

ともあれ、禾生(かせい)駅で下車。歩き出した途端、大きなサイレンが鳴ってびっくり。道路では
消防車がカンカンと鐘を鳴らしながら何度も往復しています。どうやら、町を上げて防災の日の訓練が
行われているようです。静けさを求めて山に来たのに、ずっと消防車の音を聞きながらの登山となって
しまいました。






趣きのあるレンガ造りの建築物が。明治時代に作られた、発電所の水路橋だそうです。






リニアモーターカーの実験線の手前で、川を渡ります。






登録有形文化財をくぐるとさらに分岐。小さな神社のそばを通って山道に入ります。






ヘビがのたうつような根。






急坂で何を注意しろというんだろう???





少しコースを外れると、眺めのいい天狗岩に出ます。リニアの実験線がまっすぐに伸びているのが
見えます。






九鬼山に到着。オニのポーズで記念写真。次の馬立山は展望のない地味な山頂でした。





ここからのアップダウンはけっこうきつい。






御前山の山頂は、片側が切れ落ちた岩場で、高度感ばつぐん。下をのぞき込むとお尻のあたりが
ムズムズします。ここで景色を眺めながら昼食しました。

神楽山はブッシュに囲まれた狭い場所に三角点があります。






ヤブ漕ぎしながら山を下ると車道に出ます。逆コースをたどろうとすると、「ここ本当に登山口?」
と疑うようなブッシュです。





猿橋駅に向かって舗装道を下ります。駅は大きいけど、周りに何もないところです。

夫婦で漫才のような会話を楽しみながら、のんびり歩くことができました。