
奥伊吹スキー場のリフトをいちばん上まで乗り、そこから山に入ろうとしていたら、
「これより先に進むと、リフトの見張りをしているお兄さんが止めに来るよ」と、
我々と同じことを考えていた女性2人に忠告されました。
そんなことで簡単にあきらめないのがMr.Dash&ともちゃん。「誰が入っちゃダメと
言っているのか?どうしたら入れるのか?」と、バイトのお兄さんに質問し、
スキーパトロールがストップをかけていると判明。だったら本丸を攻めよう。
スキーパトロールに電話をし、十分な装備と技術を持っていること、自分たちで
責任を持つことなどを説明して、許可を得ました。(こういう口八丁な仕事は
Mr.Dashの担当。)そうとなればバイトのお兄さんもニッコリ笑顔で送り出して
くれました。

この青空!来てよかったあ~!!

ユニークな枝ぶりのブナがいっぱい。

思ったより広大な場所でした。気持ちいい!

下手クソなスキーで滑っていても、誰にも見られません。

射能山山頂からの眺め。なぜか、いつのまにかつけられた「ブンゲン」という山名がひとりあるきして、
ガイド本にまで使われたりして、地元の人は困惑しているそうです。

そのまま戻るのはもったいないので、ちょっと足を延ばしてみたら、使われていない
リフトがありました。昔のゲレンデを下ったら、現在のゲレンデに合流するかなと
思って下ってみたら・・・。がけ崩れみたいになってて行く手がふさがれてました。
そんなに甘くないよね。

下った分、登り返さなければなりません。ひいひい。下るのはあっという間なのになあ。
リフトのお兄さんに無事戻ったことを報告してから、上級者向けのゲレンデを
おっかなびっくり下ります。(これは避けられない試練。)すると、ヒールフリーの板を
めざとく見つけて、二人連れのテレマークスキーヤーが声をかけてきました。
少数派の仲間意識が芽生えるんですね。でも彼らは我々とは比べものにならないくらい
上手でした。なので、「一緒に滑るのが恥ずかしいから放っておいてください」と
お願いしました。なんせともちゃんのスタイルは思いっきり腰の引けたボーゲンで、
ヒールフリーである意味が全くないんですから。ああ、少なくとも、ゲレンデで
滑っても恥ずかしくないくらいには、どうにか上達したいもんだ。

帰りはグリーンパーク山東の鴨池荘で温まりました。
奥伊吹スキー場駐車場のレシートを見せると500円→400円になります。