さっきテレビのニュースで、「シカゴ近郊の大学で乱射事件がありました」と
アナウンスがあり、なにやら見覚えのある建物が画面に現れました。も、
もしや・・・。「事件のあったのはノーザンイリノイ大学で・・・」
うそ~!ともちゃんの母校やん!ニュースではシカゴ近郊と言ってますが、
シカゴからは車で2時間以上かかるド田舎の学校です。今はどうか知りませんが、
ともちゃんのいたころは、四方をトウモロコシ畑に囲まれた、のんびりした
静かなキャンパスでした。生徒達も世間知らずののほほーんとした雰囲気で、
銃を乱射するような人はいそうになかったのに。年月がたって、大学の空気も
変わっちゃったのかなあ。とっても悲しいし、こんな形でともちゃんの母校の
名が知られてしまうのは卒業生として残念です。
【ニューヨーク14日共同】米イリノイ州デカルブにあるノーザン・イリノイ
大学で14日午後3時(日本時間15日午前6時)ごろ、男が銃を乱射し、
AP通信などによると、5人が射殺され、男は乱射後に自殺した。このほか
16人が負傷し病院に運ばれた。
米国では昨年春のバージニア工科大乱射事件以降も、教育現場での惨事が
繰り返されており、校内の安全管理があらためて問われている。
在シカゴ日本総領事館によると、日本人が被害に遭ったという情報はない。
地元シカゴ・トリビューン紙(電子版)などによると、発砲した男はやせた
若い白人。APはノーザン・イリノイ大学の卒業生と伝えた。犯行の動機は
明らかになっていない。
大学当局の発表などによると、乱射事件が起きたのはキャンパス中心部にある
講堂。覆面をした黒ずくめの服装の男が演台に突然現れ、短銃と散弾銃を無差別
に発砲した後、自殺した。講堂内にいた約200人の学生は机の下に隠れたり、
逃げ惑ったりしてパニック状態となったという。
[シカゴ 14日 ロイター] 米シカゴ近郊にあるノーザンイリノイ大学の
教室で14日、男が銃を発砲する事件が発生、少なくとも18人が撃たれた。
CNNが伝えた。
ある地元紙は、男が散弾銃と拳銃を所持し、警察の無線通信によると男は射殺
されたもようだと報じた。また、別の地元メディアは、警察が男を拘束したと
伝えている。
ある学生は地元ラジオ局に対し、男が発砲した教室では地質学の講義が行われて
おり、そこには約140人の学生がいたと話した。別の目撃者は、散弾銃で
打たれ血を流していた被害者がいたと証言している。
【シカゴ15日時事】14日に米イリノイ州ノーザン・イリノイ大学で発生した銃
乱射事件で、15日付のシカゴ・トリビューン紙(電子版)は関係筋の話として、
犯人はイリノイ大学アーバナ・シャンペーン校で社会福祉を専攻している27歳の
大学院生のようだと伝えた。また、当局筋も、同大学の学生証が犯人のポケット
から見つかったことを認めたが、まだ身元は特定はしておらず、動機も依然不明
としている。
犯人については、ノーザン・イリノイ大学が14日夜の記者会見で、昨年春まで
同大学大学院に社会学専攻で在籍したことを明らかにしていた。
【ワシントン和田浩明】黒ずくめの男は無言でショットガンの引き金を引き
続けた。バレンタインデーの14日午後、米中西部イリノイ州のノーザン・
イリノイ大学で発生した銃乱射事件。安全なはずのキャンパスをまたしても
襲った銃犯罪は、米国社会を覆う「銃の闇」の深さを改めて印象付けた。
男がキャンパス中心部の講義棟「コール・ホール」に侵入したのは午後3時
ごろ。講義が終わる約5分前だった。教室の後部座席にいた女子学生は地元紙に
「ふだんは誰も使わない前部のドアから入ってきたので、変だと思った」と
語った。
男は間もなくショットガンで無差別に発砲し始めた。教室の学生たちはパニック
状態に陥り、悲鳴をあげて逃げ出した。女子学生は「何度も転びながら必死で
逃げた」と言う。
男子学生はAP通信に「目を撃たれた女性や足を撃たれた男性を見た」と証言。
別の学生は米CNNテレビに「男は何も言わずに発砲を続けた。ピストルも撃って
いた」と緊張した様子で話した。
CNNによると、通報を受けて地元警察が到着した際には、容疑者の男はすでに
自分を撃って死亡していた。
雪に覆われたキャンパスには数台の救急車が駆けつけ、担架で運び出された
負傷者を次々に搬送した。
【ワシントン和田浩明】米中西部イリノイ州デカルブのノーザン・イリノイ大学
で14日午後3時(日本時間15日午前6時)過ぎ、講義中の教室に男が乱入
してショットガンなどを乱射した。大学当局は記者会見で、女子学生4人と男子
学生1人の計5人が射殺され、16人が負傷したと発表した。男は教室で自殺
したという。米国では8日、南部ルイジアナ州の大学で乱射事件が起き、2人が
射殺されたばかり。
事件はキャンパス中央部の講義棟で発生。目撃者によると、ショットガンと
2丁の拳銃を持った男が侵入し、教壇から無言で乱射した。計30発前後発砲
したという。
大学当局によると、男は大学院に在籍していたことがある。黒っぽいシャツと
ズボンに、黒い帽子姿だったとの目撃証言もある。また、AP通信は目撃証言
として、男が特定の人物を狙っていたようだった、と伝えた。
ノーザン・イリノイ大は学生数約2万5000人。事件後、14日と15日の
講義をすべて中止したと発表した。昨年12月には寮で「危険な落書き」(同大)
が見つかり、1日休校した。今回の事件との関連は不明だ。
デカルブはシカゴの西約100キロに位置し、人口は約4万人。
米国では昨年来、学校での発砲事件が続発。昨年4月にはバージニア工科大学
で韓国人学生が32人を射殺する事件が起きている。
【デカルブ(米イリノイ州)和田浩明】米イリノイ州デカルブのノーザン・
イリノイ大で起きた銃乱射事件で、大学警察は15日、発砲した男(事件後自殺)
は昨年春まで同大の大学院生だったスティーブン・カズミルチェック容疑者
(27)と発表した。調べでは、同容疑者は薬物治療中(病名は非公表)だった
が、事件の2週間前に服用を止め、「行動が不安定」になっていたという。
犯行の動機は不明で、被害者と関係があったか捜査している。また、射殺された
5人はいずれも同大の学生で19~32歳だった。
大学警察によると、犯行にはショットガン1丁と拳銃3丁が使用され、うち
2丁はカズミルチェック容疑者が州内の銃砲店で今月9日に合法的に入手して
いた。イリノイ州では精神疾患で入院歴がある場合に銃器は購入できない。
州警察によると同容疑者にはそうした履歴はなかった。
一方、昨年4月のバージニア工科大銃乱射事件(32人射殺)で使われた
インターネット銃砲店は、同容疑者が拳銃用の弾倉2個とホルスターを購入した
と発表した。
◇犠牲者を悼み学生ら十字架
ノーザン・イリノイ大では15日、キャンパスの各所に犠牲者を悼む十字架
など手作りの記念碑が設置され、学生らが祈りを捧げた。事件当時、講義を
受けていたジョージ・グレイナーさん(23)は「教室前部の右側のドアから
男が突然入ってきて、100人ほどいた学生が集中していた中央部に向けショット
ガンをいきなり発射した。男は全くの無表情だった」と証言した。
大学警察のドナルド・グレイディ署長によると、カズミルチェック容疑者は
社会学専攻で、在学時は「教授らの評価も高く、こんな行為を犯す兆候は全く
なかった」という。
事件後、講義は休止となり、約2万5000人の学生の多くは一時帰宅して
いる。