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戦国自衛隊-関が原の戦い- 完結編

2006年02月07日 23時55分46秒 | TV
(ネタバレ有り)見ましたよ。

 予告で大体展開の想像はつきましたが、嶋村(渡部篤郎)が、
歴史上の石田三成の役を演じる。と言う展開でした。
 半村良氏の作品でのタイムパラドックス的仮説だと、
歴史上の人物が欠落しても、必ずその役割を補完するべき人物が現れる。
と言う物ですが、最初の千葉真一版や、近年の映画版では、
自衛隊の隊長が織田信長の存在を補完する役割、
と言う設定でしたが、今回はそれが石田三成の役割に成った様です。

 その展開として、結局歴史の流れは変えられない。
と言う結論に達する訳ですが、
今回は天下泰平の世を創生する徳川家康が、確かに平和を齎す存在ではあるが、
それが必ずしも正義では無かった。
と言う所に、実際にもそうなんじゃ無いか?と思わせる所に、
歴史の皮肉と言うか、考えさせられる所が有ると思います。

 中学時代の恩師I塚先生が言った事で、印象的な言葉が有ります。
歴史上、善政を敷いたり、評判が良かった人物が、決して家庭等人間的に素晴らしかったとは限らない。
逆に、歴史的に大虐殺を行った人物や歴史的に評価の悪い人物が、
必ずしも家庭等人間的にも酷い人間だったとは限らない。
 歴史の評価と、人間的な評価は、必ずしも比例して居るとは限らないかも知れないよ。
と言った言葉が、思い出されました。


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