トム wish

人生経験がすこしだけ豊富なトムの日常生活や おもしろ談話などで構成してます。

画面飛行

2018年09月27日 17時10分49秒 | 日記

時代の先端を行ってた 初代ボーイング777が博物館に入ることになったが、就航した当時はハイテク機器で飛行する旅客機だったね、



各種の操作は操縦士達が 電源を入れるところから
始まるわけです

バッテリー電源が入って機体後部の予備電源が作動したら あとはあらゆる機器の
入力作業が続いていきます 画面の中との格闘です
スイッチは上下とフロントパネルに 沢山あります

全て手作業の入力ですから 大変なことには違いない、マニュアルと確認作業の連続

ドアの閉鎖から始まり 燃料やバランスも見て
現在地から目的地までのルート設定、これは重要な作業で 出力から高度まで全てを確認しますから
時間がかかります、
機内の酸素や圧力の設定もあります 酸素マスクの点検はかかせません、

客としては シートベルトのサインくらいしか知らないのですが これも、客室乗務員からのOKブザーが鳴らないかぎり 出発は出来ません
その間も 操縦室では確認と入力作業が進んでいます、
全てが終わって、初めてエンジンが始動します
予備電源が切られ ライトが点灯すると地上作業は
一切行われません、エンジンが始動したらまた、確認のチェックが始まるわけです

タキシングは滑走路までの地上走行ですが、サイドブレーキひとつとっても 確認のマニュアルがあり ヒューマンエラーを未然に防ぐことに注力したシステムを構築していますね〜
タキシング中も フラップ調整など数カ所の確認作業を行っています 滑走路に停止し管制官とのやりとりが済んだら 迷う事なく離陸滑走を始めます

段階的に速度が上がると音声で操縦桿を引く指示が出ます、v1 v2とも言われ 決められた角度内で
上昇します、
あとは、乗客にシートベルト解除のサインを出して巡航高度まで達しますね〜、、、ホッとするわけです。

着陸は殆ど自動で出来るのですが ギアダウンとかフラップ調整 、エンジン出力を徐々にダウンしながら
着陸コースに乗って行く技術は操縦士としては
必須なものですから 、敢えて手動で着陸をすることもよくある事でしょうかね。

逆噴射しながら、ライトを消してブレーキを掛けてフラップを畳む そして飛行機を真っ直ぐに走らせる事を同時進行でやって着陸させます、、
凄い!のひとことですよね〜

そして、全てのチェックが済んだら 電源を切って
完了します、画面から光が消えて
フライト終了です。

現在でも ボーイング社の マニュアルは777と基本的に同じように設定されているようです、時代の流れと共に 簡素化され機器も進化していますが
事故があったら
ヒューマンエラーか機器の故障かが簡単に
判別出来るかは、わからないってことですね。




またね。(^。^)













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