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東京リサーチ日記

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「特定原材料」

2021-01-29 00:00:00 | 日記
 2021年1月29日、2015年の話だが、米粉を利用した製品が増える中、小麦成分の入った米粉製品を誤って食べるなどしてアレルギーを発症する事故が増えている。表示の欠落や誤り、消費者の確認不十分などが原因だ。消費者庁は、事業者には管理の徹底と適正な表示を、消費者には表示の確認など注意を呼び掛けているのだ。消費者庁の事故情報データバンクには、食物アレルギーの人がアレルゲン(アレルギーの原因となる物質)が入っていないと思って食べてアナフィラキシー(重症のアレルギー症状)を起こしたといった事故情報が2010年から2014年4月末までに約220件寄せられている。米粉製品のケースでは、表示を確認せずに小麦が含まれないと誤解したり、小麦粉の表示が欠落した商品を食べたりしたことでアナフィラキシーとなった事例も報告されているのだ。NPO法人「アトピッ子地球の子ネットワーク」(東京都新宿区)が運営するアレルギー表示に関する食品回収情報サイト「食物アレルギー危機管理情報」では、表示内容の欠落などによる米粉製品の回収は2014年までは年に0~2件だったが、2015年は6月までですでに4件報告されたのだ。同NPOの電話相談にも米粉製品によるアレルギー事故情報が寄せられており、商品のパッケージに「小麦アレルギーの人のため」などと表記されているのに、原材料に「小麦を含む」と表示されたものもあった。NPO法人の事務局長は「表示を見ても小麦を使っているのか分かりにくい米粉製品がたくさん出回っている」と指摘したのだ。これは問題である。パンなどの弾力性を出すために使われるグルテン。小麦などの穀物から生成されるタンパク質で米粉製品に含まれることもあるようだ。消費者庁に寄せられた事例では、原材料名にグルテンと表示されていても、グルテンが小麦由来と知らずに食べてアナフィラキシーとなった例があったのだ。2015年4月施行の食品表示法で「グルテン(小麦を含む)」と表示することになったが、5年間の経過措置期間があり、完全に表示が変わるのは2020年4月だ。グルテンだけの表示もあるため、「小麦」と書いてなくても注意が必要なのだ。容器包装された加工食品では、アレルギーを起こしやすいとされる食品のうち発症数や重篤度から考えて表示の必要が高い7品目(小麦・卵・エビ・カニ・乳・そば・落花生)を「特定原材料」として表示を義務付けるほか、大豆やゴマなど20品目については表示を推奨している。ただ、パン店やスーパーの総菜売り場など店内で製造・加工した食品には表示義務がないのである。これは問題だ・・・(井森隆)