東京リサーチ日記

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「横暴犬を警察官によって射殺、人間からの報復なのか」

2021-01-19 00:00:00 | 日記
 2021年1月19日、飼い主を襲った犬に、警察官3人があわせて13発発砲。防犯カメラが、犬が襲いかかる瞬間をとらえていたのだ。2015年9月14日午前2時17分、防犯カメラの画面を右から左に横切る犬。 その1分後、画面右側から飼い主の男性(当時71)が現れたのだ。 犬は、男性のもとへ駆け寄った。 犬は、尻尾を振りながら、甘えている様子だった。 すると突然、犬が飼い主の左腕にかみついた。 何度もたたきながら、犬を引き離そうとする飼い主。 犬は、執拗(しつよう)に追いすがった。2015年9月14日午前2時20分ごろ、千葉・松戸市の路上で、女性が犬にかまれたとの通報があり、警察官3人が駆けつけたところ、犬が飼い主に覆いかぶさって、かみついているのを発見した。警察官は、制止しようとしたが、犬が向かってきたため、拳銃を手に、「撃つので離れてください」と飼い主に警告した。3人で、あわせて13発撃ったところで、犬は射殺されたのだ。目撃者は「爆竹みたいなパンパンパンっていう音がしましたけど、犬の鳴き声が聞こえたので、のぞいたら犬が倒れていた」と話した。」13発の銃弾のうち、1発は地面を跳ねて、現場近くの住宅に当たった。もう1発は、自転車の車輪のスポークに当たり、さらに跳ねて、エアコンの室外機に命中した。跳弾を住宅に受けた女性は「流れ弾(跳弾)がこんなに壁に穴が開くほど強いということが、ショックというか、衝撃を受けました」と話した。近所の人は「怖いですよね。警察が撃ったとか言ってましたけど。警察でも、発砲は怖いと思いました」と話した。警察官が撃った13発の銃弾のうち、6発から8発は犬に命中した。それでも、犬の勢いが止まらなかったため、発砲を続けたという。今回、飼い主らを襲ったのは紀州犬という狩猟犬。体長およそ120cm、21kg。近所の人は「ベランダで(犬を)飼っているから、前を通っただけでほえるから。散歩をしているのは、見たことがない」と話した。事件の前日にも、18歳の男性の右腕にかみつき、そのまま行方不明になっていたため、飼い主が行方を捜していた。飼い主のほか、現場近くにいた23歳の女性も襲われ、左腕に軽傷を負っている。松戸署では、「拳銃の使用は適正な判断」としているが、何だか人間からの報復のような気がするが・・・何だか犬への報復のような・・・(井森隆)