快読日記

日々の読書記録

「横綱 朝青龍」

2008年09月10日 | プロレス・相撲・ボクシングなど
※再投稿です。

《9/4読了 撮影・企画・構成/野村誠一 取材・文/長谷川昌一 ゴマブックス 2008年刊 【相撲】》

世間は今、ポスト福田でもりあがっていますが、わたしはポスト北の湖の方がずっと気掛かりです。
落ちるところまで落ちたとデーモン閣下をして言わしめた角界。
あらゆることに鈍すぎる北の湖には一刻も早く辞めてもらって、新理事長には北の富士親方に就任してもらったら少しは変わるんじゃないかと一縷の望みを抱いています。

そんなわけで朝青龍の話題の写真集です。
この笑顔を見るとついつられて笑ってしまいます。
天真爛漫と言ったら言い過ぎですか。
すみません。

でも、モンゴルの地平線をバックにみんなと並んでジャンプしてる姿なんて、アフリカに帰ったライオンの子供みたいでとにかくかわいい。
写真も素敵ですが、インタビューも読み応えがあります。
ライターが朝青龍べったりではなくて、むしろ意地悪なくらいの質問をやたらぶつけるのですが、
どれに対しても驚くほど素直に答えています。
朝青龍という人が持つ、無防備なほどの正直さがよく伝わって来ます。

さらにぐっとくるのは特等床山・床寿の談話です。
率直かつ温かい、この男っぷりには惚れ惚れしました。

絶賛しすぎですか。