快読日記

日々の読書記録

5月24日(日)

2020年05月24日 | 日記
5年24日(日)

他人と話す機会がほんっとになくなって、ふと気がつくと「二度寝で番茶」木皿泉(双葉文庫)を何度も何度も読んでしまう。

雑談に飢えているんだ。

あと10年10日くらいで職場に戻れるらしい。

5月21日(木)

2020年05月21日 | 日記
5月21日(木)

車を買い替えたんですが(もちろん中古)、
支払いのとき「現金一括で買うからちょっと安くして~!」とお願いすると、
担当の若者は「ああ!昔はそうだったって聞いたことがあります!でも今は違うんですよ~!」と笑って、
いったんクレジット会社とローン契約を結んで、毎月支払いをし、1年経ったところで残金をいっぺんに返す、という方法だと〇万円安くなりますよ、という説明をしてくれました。

「昔はそうだった」「聞いたことがある」という言葉にショックを受ける以前に、
お兄さんの説明がまったく理解できない。
(クレジットとかローンという言葉におびえ、結局言い値で買いました)

例えば、うちはニ〇ガスの、電気とガスまとめてってやつに入っているんですけど、
電気そのものは東電の設備で供給されるんですよね。
わたしー東電 より、わたしーニ〇ガスー東電 の方が安くなるってどういうことですか?

かぼちゃやナスは、問屋や農協を介さない直売所の方が安いよね。
間にニ〇ガスが噛むと高くなるよ、なら理解できるけど、安くなるってどういう仕組みですか。
ローン会社を挟む方が安くなるってどういうからくりですか。

まったく理解できない・・・。
明治生まれのわたしにもわかるように誰か説明してほしい・・・。


考えても分かる気がしないので、
気を取り直して「コーネル・ウールリッチの生涯(上)」を読む。
偏屈な人なんだろうなあ、という予想通りの偏屈な人みたい。
しかし、読み進めるうちに、
「自分はそこまでウールリッチやアイリッシュを読んでいない」ということにはたと気づき、
たしかに面白かったけど、「ああ!この人のことを知りたいわ!」とまでの熱はなかった、と思い至り、
もう挫折する予感満々です。

3月22日(日)

2020年03月23日 | 日記
3月22日(日)

千秋楽。

八角理事長の挨拶に感動した(特に初日)とか、
千代丸陰性でよかったとか、
白鵬の優勝に対する扱いが軽すぎるとか、
12日めの正代戦の取り乱しっぷりは何だったのかとか、
いろいろ思うところはある15日間でしたが、
何と言っても、尾車親方の解説はいつも心にしみます。

琴奨菊をねぎらった場面なんか涙が出そうになりました。
そういえば豪風の現役時代、その努力を讃えて「自分の弟子ながら頭が下がります」と言ったときも。
一体わたしは誰の立場で感動しているのか、という問題はさておき、
今回、小さい頃から知っている琴ノ若の幕内昇格に、
「大銀杏が大きくて黒々としていいですよね、初々しくて」と目を細めた(画面に映ってなかったから想像した)あたりにも、
あたたかい父性みたいなものを感じます。

あれこれ分析したがる解説(舞の海に至っては下衆の勘ぐり)が多い中、
こういう滋味あふれる解説のよさが一層際立ちます。

わたしも角界入りするとしたら断然尾車部屋がいいな〜。
そこでのびのびと育てられたいものです。

3月9日(月)

2020年03月10日 | 日記
3月9日(月)

このまえ、久しぶりにキダ・タローをテレビで見まして。

1930年生まれですよキダ・タロー。

いいなあ、わたしもこうなりたいなー、年を取れば取るほどさらによくなっていくなー、と感服しながら検索してみたら、
2004年に刊行された対談集が1円で出てまして。

送料が350円くらいかかる。

なんだかいろんな方面に申し訳ないかんじで購入。

すぐ読み始めると、
なんとなく、キダ・タローこそ今の自分に必要なもののような気がしてきました。よし。

元気が出てきたところで、
しばらく中断していた「見知らぬ乗客」(パトリシア・ハイスミス)を少し読んで寝た。

2月16日(日)

2020年02月17日 | 日記
2月16日(日)

去年の話で恐縮ですが、

ブックオフで桜金造の「背筋の凍る話」(リイド文庫)のⅡ・Ⅳを見つけました。

そんなのネットで探してちゃちゃっと買っちゃえばいいじゃない、って言われそうだけど、違うんですよ〜。

頭の中のファイルに「捜索中の本」っていうのが常にあって、
その中にあるタイトルを、年に数回しか行かないブックオフの棚で偶然見つけるあの快感!

だってⅠとⅢだけ持ってたわたしの目の前にⅡとⅣが忽然と現れるんですよ。
10年以上の時を経た邂逅。

人知れず喜びをかみしめたことよ。

2月14日(金)

2020年02月15日 | 日記
ここ2ヶ月くらい探していた「仮釈放」(吉村昭 新潮文庫)を入手!

どういうわけか「仮出所」と覚えてしまったせいで検索にひっかからず、
なんでかなーと思ってたところ、
たまたまブックオフで見つけ、
思わず「わあ」と声が漏れました

だから機械っていやよ〜
人間だったら「吉村昭の仮出所ありますか」って聞けば「お客様、それを言うなら仮釈放ですよ。でもわかりますその気持ち。そういえばシーラッハをドイツの吉村昭だって言ってる人がいましたよ。確かにそんなかんじもするけど、どう思います?微妙っちゃ微妙ですよね〜」とか盛り上がるかもしれないもんね


…というわけで
さっそく読み始めます

10月16日(日)

2016年10月16日 | 日記
10月16日(日)

瀬戸内ジャッキーが、死刑廃止を訴えるビデオメッセージで暴言を吐いたそうだ。
(その後謝罪)

でも、こう言っちゃあ何だが、ジャッキーは元々そういう人だ。
エキセントリックと言えばたしかにそう。
あまり周囲に配慮できるタイプじゃないし、独善的なところも目立つ。

決してそれを批判しているわけではなくて、
不思議なのは、いつからみんな瀬戸内ジャッキーに“癒やし”を求めるようになったんだろう、ということだ。

頭は丸めたかも知れないけど、人を癒やすような人では全然ないのにおかしいね。

7月14日(木)

2016年07月15日 | 日記
7月14日(木)

映画『兵隊やくざ』を観た。
田村高廣上等兵が、勝新二等兵にメロメロになり、異様に甘やかす話。
どう見ても男二人の恋愛モノで、終盤には勝新の「黙って俺について来い!」というプロポーズに田村高廣が「お前と離れたくない」と応じる場面まである。
勝新は若くてぽっちゃり太っていて、目は黒目がちで、とにかく愛くるしい。
田村高廣じゃなくても夢中になるだろう。

淡路恵子演じる女郎に何の救いもないところが辛すぎた。

7月11日(月)

2016年07月12日 | 日記
7月11日(月)

うちの犬(♂)とうちの猫(♀)の喧嘩の仲裁をして、猫に噛みつこうとした犬の前に足を出したら噛まれた。
医者が「あー、けっこうひどいですねえ」というくらい、でも縫うまではいかないくらい。
処方箋をもらって薬局に行くと、抗生物質を渡してくれた薬剤師のおじさんが「犬に噛まれたんですか、最近多いんですよ、Y先生(わたしが行った個人病院)のところだけで、あなたが今週4人めです。犬が荒れているんでしょうか」と言った。

うちに帰って『時間を我等に』(坂田靖子/ハヤカワ文庫)を読む。もうメロメロ。すごすぎる。

7月2日(土)

2016年07月03日 | 日記
7月2日(土)

のどの痛みがおさまったと思ったら、今度は咳が止まらない。
医者に診てもらう方がいいのかな。
でも、薬局で買った咳止めシロップがすごく効く。
飲むとすぐおさまるし、また咳き込み出したなと思えば5時間くらい経っている。
ヤクが切れたのだ。ごほごほ。

6月27日(月)

2016年06月28日 | 日記
6月27日(月)

昨日の朝からのどが痛い。

昼は夏、夜は冬(厚手のパーカーを着ている、ほんとに)の気温差についていけず。

『半生の記』(松本清張/新潮文庫)を読み終わる。
ますます好きになる。

6月25日(土)

2016年06月26日 | 日記
6月25日(土)

そういえば、敏いとうとハッピー&ブルーのリードボーカルが、もとの茶色くてねちっこい人に戻っていた。

代わったときよりも、元に戻ったのを見たときの方がびっくりの度合いが強い。

6月24日(金)

2016年06月24日 | 日記
6月24日(金)

山口晃の壁画を見に、富士山世界遺産センターに行く。
2階から見て、降りて近くで見て(拡大複写で、原画ではなかった)、モニターで拡大画像を見た。
絵の前が小さい図書スペースになっていて、そこで山口晃の『前に下がる 下を仰ぐ』と『すゞしろ日記』を読む。満足。

夕方、例の肉屋に行った。
毎朝通勤途中に見る肉屋の老犬が春頃から見えないので気になっている、という話をしたら、「あそこの唐揚げがうまいらしいよ」というちょうどいい口実を入手したからだ。
初めて入ったその小さい店は意外と盛っていた。
鶏の唐揚げ500gを受け取りながら、勇気を出して「あの〜、そこ(店の横を指して)に犬がいましたよね、あの犬は…」というところで、おばさんの目が涙でいっぱいになってしまった。
もう2ヶ月経つの。17歳で、18年めに入ったのに…」まで聞いて「寂しいですね」と返すのが精一杯だった。
唐揚げを抱えて小走りで車に戻った。

6月16日(木)

2016年06月17日 | 日記
6月16日(木)

最近、余裕がない。
暇なら売るほどある、が自慢だったのに。
毎日「つかれたー」って言ってる気がする。

でも、今日、図書館のロビーに古本が並んでいて、村田喜代子の「台所半球より」のハードカバーを見つけた。
50円でお買い上げ。
なんて日だ! いい意味で。

5月27日(金)

2016年05月28日 | 日記
5月27日(金)

仕事が休みだったので、朝BSでやってる座頭市と、午後にテレビ神奈川でやってる2本立ての座頭市を見てしまった。

1日24時間のうち3時間は座頭市を見たということだ。