快読日記

日々の読書記録

「なまえのないねこ」竹下文子/文 町田尚子/絵

2020年02月14日 | その他
2月13日(木)

昨年の暮れあたりから うちの猫がちょくちょくおねしょをします。

ノラ出身なので 正確な年齢はわからないけど、東日本大震災の前年にはもう居着いていたから、10歳以上ではある。

もうおばあちゃんなんですかね?

我が家では初めての猫なのでよくわからないけど

でも、知らん顔でモリモリ朝食を召し上がる姿には威厳すら漂います。

猫といえば、町田尚子が描く猫はもうなんというか質感がすごいです。

重さも匂いも体温も感じる。

猫に対する信頼、と言ったらおかしいけど、ただかわいいだけなんじゃなくて、彼らのあの「何か考えてるかんじ」とそこへの共感がじんわり伝わってきます。

絵の力ってすごい。