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母の初盆である。
数珠を手に持ち今年1月まで一緒に行っていた母の
思い出がいっぱいの墓参り。
西名阪は楽勝だったのに阪神高速に入ると大渋滞。
加えて何だ、この大阪のクソ暑さは。
早く出ても結局到着はカンカン照りの真昼に。
我が家の場合は一心寺、大福寺と寺のハシゴだ。
最後が心眼寺。
寺の扉の六文銭が一番に目につく。
その扉に向かう階段を元気な頃の母と登った最後の日は何時だったか。
車椅子では連れて行けなかったから
ここ2年ぐらいは母を車に残して代参していた。
ふとよぎる残像も立ち上る陽炎のように揺らめき、
やがて、
明星高校のクラブ活動部員達の掛け声とやらにかき消される。
ここに出丸を築いた真田幸村も夏の大阪、その暑さを
さぞや体感したことだろう。信州育ちの彼ならば。
今回何かに導かれるがごとく
境内の「まん直し地蔵」に初めてお参りした。
年中で最も暑いこの時期の
最も暑い時間帯に参った自分の間の悪さを
省みた。
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