しじまに聞いて

深い眠りに入った時の気分で。昼間の喧騒も懐かしく-。

松まで見えない「山成島」

2007-02-24 02:20:38 | Weblog
「ホテル浦島」山上館より熊野灘を望む。岩礁がポツンと海上に突き出たような小さい岩場だけに見える島。「山成島」とちゃんと名がある。こんなところにも平家の落人伝説が。遠く四国の屋島の合戦で落ち延びた平維盛がこの島で「故郷に、いかに松風恨むらん、沈む我が身の、行くしらずば」と辞世の句を詠んで入水自殺をした。行きずりではなく、高野山で出家した頃から、補陀洛への渡海を決めていたのだろうか。山成島にどれだけ大 . . . 本文を読む

安く宿泊する時に「ホテル浦島」

2007-02-12 03:16:47 | Weblog
シーズンオフにメール会員の特典を生かして安く泊まる。温泉三昧とバイキングを楽しみたくなったら、「ホテル浦島」。 半島全てがホテルの敷地のようで最初はその巨大さに圧倒されまくりだった。年に2度は足を運ぶようになってからは、館内の探検気分も薄れた。一泊二日の旅なら、やはり1日目をホテル滞在に重点を置くのも良い。 山上館の「遥峯の湯」を含め全ての浴場を巡る。日帰り客もまばらなチェックイン前の忘帰洞も . . . 本文を読む

次に目指すは神倉神社

2007-02-04 03:40:49 | Weblog
近年、参拝する機会が増えた熊野速玉大社。表紙に「八咫烏」の印(しるし)が入った朱印帳に今回初めて記して頂いた「神倉神社」。熊野信仰の原点と言われるゴトビキ岩をご神体とする。速玉大社の源になる重要な神社だ。新宮市の中心を走る国道42号から建物の背後、千穂が峰の南端に見え隠れする社には気づいていたけれど。社務所の前の(天の磐盾)の写真にどこかで見たような気がした。後で分かったのだが、新人物往来社刊「歴 . . . 本文を読む

上北山村、ルート169の怖さ

2007-02-03 02:49:19 | Weblog
 積雪は僅かだったが、やっと冬らしい天気になった。冬らしくなってもらわないと、環境的にも悪い影響を及ぼすだろうし、スキー場などや雪のイベントなどいろいろと困る向きもあるだろう。 雪の情景は嫌いではないけど、道路が積もりだすと車での外出も制限されてしまうのであまり歓迎できない。 寒冷地に住んでいながら、よくもまあ10年以上もチェーンもスタッドレスもお世話にならずにきたものだ。スリップの怖さをよく分か . . . 本文を読む