しじまに聞いて

深い眠りに入った時の気分で。昼間の喧騒も懐かしく-。

拓郎の「ともだち」を聴いて

2006-09-25 07:37:11 | Weblog
吉田拓郎、かぐや姫のつま恋での野外コンサートは1万5000円のチケットが売り出し当日完売だったとか。31年前も、そして今回も会場で彼らの歌を聞いた人って凄いなぁと思う。生で聴く。これは拓郎と共に青春時代を過ごした世代のステイタスだ。「中津川フォークジャンボリー」までの拓郎の歌なら、楽譜を見なくても自然に口ずさめる程に入れ込んだ自分でもそこまで行けなかった。拓郎が最初の方で歌った「ともだち」を聴くと . . . 本文を読む

お彼岸と一心寺と祖父の顔

2006-09-23 17:13:14 | Weblog
何時お参りしても人出の多い大阪・一心寺。特に春、秋の彼岸は多いと聞く。駐車場が満杯になりやすいので出来るなら彼岸前にお参りしたい。だが、経木を納める関係で彼岸の中日前後になってしまう。開山堂で納めると名を読んで頂ける事を始めて知った。父が亡くなって20年近く、一年に6回お参りしているのに恥ずかしい話だ。母方の祖父母の戒名が分からず、俗名のままだ。。。調べる術はあるのだが、なかなか聞き出す機会がない . . . 本文を読む

不幸な飛鳥美人

2006-09-14 09:40:11 | Weblog
高松塚古墳の壁画がカビによる黒いしみができ、劣化が深刻だと言う。1972年に発見されたてから、35年足らずだが、劣化が進んだのはここ数年らしい。その間の管理が不十分だったとは言え全く手を施していないことはなかろう。飛鳥時代に描かれてから発見されるまで1300年もの間の自然の管理が現代の技術を上回った。修復不可能なほどの状態であるなら、飛鳥美人は発見されない方が良かった。文化財保護の難しい一面を見た . . . 本文を読む

白露

2006-09-08 17:54:17 | Weblog
このところ雀がしきりに庭に集まってくる。向こうの田んぼの稲穂が実ってきたのだ。日中は35度を越えた。ちょっとの間お休みしていたアブラゼミが鳴きだした。夏への逆戻り。季節の変わりを目で確かめたくて早朝のもやを見に行った。 . . . 本文を読む

深夜の雷

2006-09-07 00:35:38 | Weblog
突然の稲光にびっくりしたら、もうそれからは寝付けない。深夜に響く雷の音。雨も間断無く降っている。季節の変わりを宣言しているのか。残暑ともこれでさようならなのか。この時期の荒れ模様と言えば台風が定番なのだが、これって季節はずれの雷さん?大嫌いなサンダーが遠ざかるのを音で確認してみた。また、光ったよぅ。まだダメみたい。どこかに落ちているのかな。パソコンの電源も落とさないと。雷の音に聞き耳たてるとはね。 . . . 本文を読む

9月

2006-09-04 17:03:41 | Weblog
四季にも好き嫌いがあるように、月にも好き嫌いがあるのだろうか。僕にとって9月は嫌いと言うより苦手だった。小児喘息と言うのか、子供の頃からこの頃になると、喉がゼーゼー鳴り、息苦しくなる症状に悩まされた。季節の変わり目に出た。だが、1年の中でこの時期だけ罹った。大概は2、3日すれば治るのだが、大学の3年の9月、ほぼ1ヶ月間治らず苦しんだ。そしてそれを最後にその症状が出る事が無くなった。けれども、9月= . . . 本文を読む

ひとつずつ終わる夏

2006-09-01 02:56:26 | Weblog
夏の後片付け始まる。日焼け止めローションとかクリームの容器に砂粒がついている。さわったら手についた「トロピカル・ココナッツ」の香り。夏の残り香。懐かしさが先にくる。つい一週間前なのに。来年の夏までしばしお蔵入り。 . . . 本文を読む