伊勢志摩の
志摩”の魅力は海にある。
潮風を感じながらの古寺巡り。
母との思い出を辿る旅では、
差し詰め
静かに佇む小堂がうってつけか。
スケッチブックにまた深い風景画を描ける。
志摩国分寺。
応仁の乱(1468年)の兵火で焼失するまでは
天平創建の七堂伽藍を有する規模だったらしい。
現在の本堂はこじんまりしていても
建物細部には見事な彫刻が施されていた。
本堂横で農作業をされていた
御婦人に声をかけた。
お寺を守られている一人だとか。
御朱印を頂くために手を止めた事に恐縮した。
境内のこの静かな空間、
居心地の良さに時を忘れてしまいそう。
門を出ると眼下には国府白浜。
白波が立つのが見える。
この隔たりが良いのである。
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