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とどちゃんの縁側でひとり言・・・。

日々の生活の中で見たこと感じたことを記録していきます。

揃いも揃って馬鹿なのか・・・。

2006-06-18 17:16:38 | 社会
例の秋田の児童殺害事件で容疑者の中学だか高校だかの文集が、昨日取り上げられていた・・・。
この事件の報道を見るたび、容疑者の周りの人間のレベルの低さが見て取れるわけだが、昨日の文集はまさしく決定的だった・・・。
卒業文集というのは、本人もさることながら、同級生ももらうわけで、この文集をヘラヘラとマスコミに渡した人間のレベルの低さは容疑者よりもひどいのではないか?と思わずにはいられない・・・。
何せ「罵詈雑言」なのである。
容疑者にたいして、「死ね」「あったら殺す」ほとんどのクラスメイトがこの様に書いている・・・。
これをそのまま載せた当時の教師もいかがなものかと思うが・・・。
子供だったから、思った事をそのまま書いたでは済まされないだろう。
一生のものだ、仮に100歩譲って、容疑者との色々があってクラス中で悪い印象しか無かったとしても、この文集は自分ももらうわけで、ゆくゆく将来眺める事もあるだろう、自分の子供にも見せる事になるかも知れない。
見せられるのか?
こんな文集を「この人はねえ、みんなに嫌われてるからみんなにこんな風に書かれちゃったのよ。お前もこうならない様にしようね」なんて言いながら子供に見せるのか?
その様に育った子供はどうなるか・・・。
「あっ、あの人ママの文集で嫌われてた人だ!あの子はあの人の子供だ!」
当然そこからまた、子供同士のいじめが発生してもおかしくないだろう。
田舎なんて小さい町で、誰もが知り合いみたいな所はあるし、そういう点は都会よりも面倒だ。
子供の頃の傷は一生背負っていかなくてはいけない。
私が子供の頃もいじめは勿論あった。私もいじめられた一人だが救われたのは、周りの同級生がこんな人間ではなかった事だろう。
卒業間近のサイン帳にも全員快く引き受けてくれたし、そこに悪口を書く人間も一人もいなかった。
文集だってその通りだ。
表面では嫌われてなくても、実際は「あいつ根性悪いから嫌い」と影で言われていた女子もいたが、もう会う事も無いからと言って悪口を好き放題書く事も勿論無かった。
誰もが別れの時は気持ちよくと思っていたからかも知れないし、せめて最後位いじめは無かったという事にしておきたかっただけかも知れない・・・。
だけど、結果的には当時いじめを受けていた男子も女子も嫌な思いを残さずに卒業する事ができたし、大人になってからは誰もがそんな事無かったように話をしている。卒業アルバムも文集も今でも懐かしく見ることができるのだ。
容疑者の場合はどうだ?
文集を見るたびに当時の嫌な思い出しか甦らない。恨みしか残らない・・・。
私がその時の同級生だったら、こんな文集恥ずかしくて親にも見せられない。
一生彼女に対して懺悔する事になるだろう。
勿論、当時の同級生の中にはそんな思いを抱いている人もいるだろう。
だけど、いかんせん、出てくるのが馬鹿な同級生ばかりなのだ。
容疑者の事を聞かれて、本人もものすごく性格が悪くて、私もこんな事されて、だから嫌われてました。ならまだ判るけど、いつも答えは「暗くて、おとなしくて」
で・・・彼女があなたやクラスメイトにいじめられる原因となった出来事は?と突っ込みたくなうようなアホな回答。
まあね・・・本当に常識のある人はこんなインタビューに答えたりしませんけどね。
それに・・・この同級生もほとんどが「今時の親」になってるでしょうから、こんな文集をそのまま載せた当時の先生に責任があるとか言うんでしょうね。
勿論、責任はありますよ。
これを教育できないでどうするよ?あくまで教育者ですからね。
ただ、子供と言えどもこんな事は思っていても普通書けません。
相手に対して好きな事、思ってる事を全部書けと言われても書けません。少なくとも私や、容疑者の年代ならこれくらいの常識的な教育は受けているはずです。
それでも書いたとなると、やはり人としてのレベルが低いとしか言い様がありません。
親や学校の教育水準が低いとも言えますね。
それを証拠に、こうしてテレビに出せるわけですから。
例え、過ちでこの文集ができあがったとしても、自分も含め同級生全員の恥をさらす様で私だったら死んでも出せませんね。
どんなに容疑者が嫌な奴だろうとも・・・。
マスコミも確かに、こういう話はおいしいんだろうけど、視聴者だって賢くなってるんだから、もうちょっとマシな人にインタビューして欲しいものです。
これでは、報道する度「秋田県の恥」をさらしていると取られても仕方無いですよ。
こんな文集を書いた人間が大人になって、親になってるんですよ。
その子供達はどうなるか・・・想像がつきますよね。
本当に恐ろしい世の中です・・・。

父の日・・・。

2006-06-18 14:33:42 | 家族
本日は父の日ですなあ・・・。
私には父はおりません・・・。いえ、義父はおります。
なかなか楽しい義父で、笑い心も備えております。
夜に行こうと思っておりますが、今回用意したのは、「睡蓮木」という盆栽。
これ、ピンクの花が咲くのですが、この花が睡蓮に似ている事からこの名が付いたそうです・・・。
物は昨日届いたのですが、昨日の時点で花は咲いておらず、ちょっと心配でしたが、今朝になって花が一つ咲いておりました。
これが、かわいいのよ。
まあ、睡蓮に似てるかは微妙なところですが・・・。
おまけに、この鉢が予想以上に小さかった・・・。
母の日にあじさいを贈っただけに、ちょっと小さすぎる気もしますが、様は心よね。
この花自体はかわいいのでいいじゃないか
盆栽用だし、そりゃ小さいわよね。
そう言えば、昔「シーマン」というゲームが流行った頃、実家で弟達もはまっていたのですが、ある日、シーマンに「お前のお父さんは?」と父親の事を何やら聞かれた事があって、弟がおもむろに・・・。
「死んじゃった」
と言ったら・・・。
「悪い事聞いたな・・・」とシーマンが答えたと言っておりました。
死んでないですけどね・・・。
私の父は幸せな家庭を新たに築いて、事業も自分の代になって今のところ成功している様ですし、弟達の父親も病気はしながらも仕事もして、妹もよく行ってる様ですし、まあ、住んでるところは例のお化け屋敷ですけど・・・。
私自身は「父親」という存在が実際どういうものか判らないのですが・・・。
これも宿命ですから受け入れてますけどね。
どんな形であれ、両親が健康で仲良くしているのは素晴らしい事です。
離婚してようが、亡くなっていようが、自分がこの世で生きているのは父親もいないとはじまりません。
生きていれば死ぬほど辛い事もあるけど、良い事もありますからね。
価値観の違いで幸せの感じ方は人それぞれですが・・・。
何はともあれ、この世に生をくれた事に感謝。
愛する人に生をくれた事に感謝。
そうではありませんか?