ヴェトナム旅行６

戦争博物館（正式には歴史軍事博物館）が閉まっていて、仕方なく戻ってホンボン通りをブラブラと、ホアンキエム湖の頭にあるドンキンギアトゥック広場に向かって歩いてみようと思って。今来た道を戻ると、鉄道線路が道を横切っている。来たときは見落としていたが、道路からその線路を見ると、なんと線路沿いに小さなカフェが並んでいる、しかも全て線路側に向けて店を開けている。列車が店の前をゆっくり通過していくらしい、それでテーブルのすぐ前を走るのを眺めることができる。鉄道好きにはたまらない場所なのです。タイのバンコクの近くにもそんな場所がある。線路上で商売をし列車が来ると一斉に出ている物をかたずける光景が見れるのですが、実にアジア的風景で観光客が多く訪れる場所になっている。ちょっとだけそこを覗いてから、少し行くとホンボン通りに入る。後から分かったが、このホンボン通りから北ないし北東が繁華街で旧市街なのです。ワシはガイドブックやネットで前もって詳しく調べることをしません。読んでも頭に入らないので、自分の感と現地の人の口コミをたよりにぶっつけ本番で歩くのです。その方が面白いし、些細なことにも感動する。その代わり足が疲れるし時間がかかるし無駄な道を行くことにもなる。この通りに入って歩きはじめると、白人が歩いているのが目につくようになる。それで観光スポットが近くにあるなと分かる。通りにはそんな観光客を相手にした店がめだつようになる。それでこの通りを起点として枝葉の小路を覗いてみる作戦を立てた。気付いたのは、小さな画廊が多いのではないかということです。小さいと言っても間口が小さいだけで、奥が深いハノイの建築なので、結構多くの作品を展示してある。思わぬ僥倖というか、うれしい発見です。画廊が多いということは、ここは一等地ですね。ひょっとして銀座ですね。けど一流ブランドの店は見当たりません。まだ進出してないのか、ほかにあるのか知りませんがそれが観光客にはいい雰囲気の通りとなってます。