碧空の下で

人生の第四コーナーをまわって

映画「赤線地帯」4

2007-05-13 20:52:35 | 映画の感想
それからしばらくして、Sさんはいなくなった。 家の者に聞いたら急に辞めたということだった。 やはりというか、たぶんいずれ辞めるだろうと 感じていたが、我慢できなくなったのだろう 家で働いていることが気の毒なような気がしていた ので、それでよかったと思った。 その後、民生委員の年寄りは家にきて、 Sさんが勝手に辞めて行ったことにたいして、 家の者に謝っていたけれど、誰もとがめる者はいなかった。 昭和 . . . 本文を読む
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