ストラスブール・プチフランス地区の眺めです。
中世の香りのする建物の街はイル川に囲まれゆったりと観光船が行きかよい、橋の欄干には花が飾られた優雅な街でした。
しかし、このアルザス・ロレーヌ地方は鉄鉱石など資源があるため長年ドイツとフランスが奪い合いを繰り返した地域でもありました。
このなかでの「最後の授業」は有名なお話です
普仏戦争でフランスがプロシャに負けたため、アルザスはプロイセン王国(ドイツ)領になり
ドイツ語しか教えてはならないことになりました。先生は、これが最後のフランスの授業だと語り、フランス語の優秀さを生徒に語りかけます。
終業の時がきたとき、プロシャ兵の鳴らすラッパの音が聞こえてきます。
先生は黒板に「フランス万歳」と書いて、最後の授業を終えます。
第2次世界大戦でドイツが負けてフランス領になりました。