私の日記

身の回りに起きたことをこのブログにとどめておきたいと思います。

スペインの「カディス」につきました

2012-12-30 17:39:49 | 旅行
船はアガディールを後にして大西洋を北上し、スペイン本土の「カディス」に到着しました。
カディスの町は紀元前10世紀頃、地中海交易で活躍していたフェニキア人が築いた大西洋に面する港湾都市です

紀元前より貿易港として栄え、現在も工業製品やぶどう酒など様々な商品が積み出され、アフリカなど各地へ向かう船も発着しています。

8世紀にムーア人が侵攻して以来イスラム教徒の土地でしたが、レコンキスタ(キリスト教徒の国土回復運)にょりキリスト教徒の土地となったところです。したがって今でもいたるところにイスラムの痕跡が残っています。
大聖堂ももとはモスクとして使われていた建物だったのをミナレットを鐘楼に改造する等イスラム建築の痕跡を色濃く残しています。

ここには、有名なシェリー酒「ティオペペ」の醸造所があります。
蔵には輸出している各国の旗を刻印し樽が積み上げられており広く全世界に普及されていることがわかります。

モロッコのカスパの町「タルーダント」です

2012-12-30 00:08:47 | 旅行
船は終夜クルーズ後モロッコのアガディール港に入港しました。
下船してバスで2時間後、城壁に囲まれたカスパの町「タルーダント」に着きました。
この町は16世紀に造られた町です。

町は、車・バイク・埃がたちこめたアラブの町並みでした。
スーク(市場)には野菜・果物・繊維製品などが並べられていました。

現地の人が履く「バーブシュ」が綺麗な刺繍をして展示されていました。

昼食には、モロッコ名物の「タジン鍋」を食べました。
タジンには羊肉が使われ、甘味をますためプルーンが一緒に煮込まれていました。


テネリフェ島(カナリヤ諸島)です

2012-12-22 19:57:21 | 旅行
リスボンを出航し、ポルトガル領の「マディラ島」を観光し終日クルーズ後スペイン領の「テネリフェ島」に到着しました。
島は本土から約1000㎞、アフリカ大陸から約100㎞にありカナリヤ諸島に属し面積は2,034平方キロ、人口は89万人です。
世界遺産に登録されたテイテ国立公園があります。
公園には奇岩群があり、また噴火でながれた溶岩台地は別世界にいるような気がしました。
「ガルシャロック」の名はこのあたりにいた「羊飼い」の名に由来するそうです。


溶岩でできた平野(谷)は「ユーカンカの谷」と言うそうです