娘が益子の陶器市に行くけど、一泊ホテルを取ったので一緒にと誘ってくれました。陶器市は一昨年友人夫婦に連れて行ってもらって面白かったので、是非是非と行ってきました。
新しいホテルで、陶器市会場からは2キロほど離れて、田んぼや山に囲まれた静かな温泉ホテルでした。ところが娘は夜中の1時に目覚ましをかけて、真っ暗な中、その2キロを歩き、お目当ての陶芸作家さんのブースに並ぶというのです。朝食がもったいないから、母は食べてからゆっくり出てきてと勇んで出て行きました。私も一番に朝食をすませると送迎バスを待たずに歩きました。霧の立ち込めた静かな朝でした。
それでも整理券は9番、徹夜で並んでいる人がいるのです。他のブース前に寝袋に入って寝ている人もいたそうです。整理券は5時半に配布、6時過ぎには売り出して、陶器市送迎バスが着く頃にはテントはクローズしてしまうそうです。そしてこれが手に入れた皿。
笠間や益子は関東の陶器産地です。特に益子はこの地で窯を開き独特の作風を確立し人間国宝になった濱田庄司さんの影響で有名になり、誰でも拒まず歓迎する陶芸家の街として、若い作家さんを集めています。
濱田さんの益子焼は黒っぽい土にぼってりと釉薬をかけた存在感のあるものでしたが、今の作家さんの益子焼は形も色々、カラフルで可愛くて女性の人気を集めているようです。反対に濱田さんのような皿は探しても見つけるのがたいへんになりました。
これが今回私の買った陶器、早速使いました。
特に娘は、今まで写真だけで実物を見たことが無かった皿を手に入れて上機嫌でした。
江別焼きってあるのかな~?
検索して見ます。