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チリチリリン

風にゆれる風鈴のように
こころ休まる音を届けたい

バレエ・アム・ライン「白鳥の湖」

2019年09月21日 | 観劇だより

 

これはモダンバレエの白鳥の湖というんでしょうか?美しいメロディーに突然不協和音が混じった感じで、トウシューズのつま先を伸ばした美しいポーズと違い、裸足の白鳥、大きく股を開いたポーズの白鳥にドキッとさせられます。不協和音が時に素晴らしい音楽を奏でるように、この白鳥も今までに無い、人間的な血の通った白鳥を感じさせました。

こんなモダンな白鳥の湖なのに、音楽はチャイコフスキーの原曲版を使っているのだそうです。衣装もご覧の通り、スケスケです。白タイツではなく、黒のズボンに白いシャツ、王子というよりは村の青年の感じのジークフリートは肌の黒い人でした。既成概念を覆す白鳥の湖ですが、白鳥は白鳥らしく美しかったです。

古典と呼ばれるものも変わっていくのだという印象でした。


メタルマクベス

2018年10月15日 | 観劇だより

 

主演を代えて各2ヶ月、計6ヶ月の長期公演らしい。今日はdisc2、尾上松也・大原櫻子の舞台です。

話はシェークスピアのマクベスだが、大音響のヘビメタロック生演奏、ベビーメタルのような魔女、大きな舞台を走るオートバイ、一瞬西城秀樹のライブみたいと思いました。

でも、はっきり言って面白くない、休憩を挟んで4時間は長すぎる、尾上松也のヘビメタはかっこよくない!宮藤官九郎作、いのうえひでのり演出はくどい!

西城秀樹のDライブもこんな風だったのかなとか、ヘドバンしながらロックを歌っているのが西城秀樹だったら似合うだろうなとか、なるたけ気持ち良く観ようとしましたが4時間はキツかった。

どうせなら、西城秀樹とDライブ共演した、橋本さとし主演が良かったかな。

 

まさに今、旬の豊洲にできたIHIステージアラウンドという円形シアターです。ドーナツ型の舞台に各場面のセットが設えてあって、真ん中の穴の部分にある客席は、場面転換の度に全体がグルリと回ってそのセットの正面に向きます。後ろの背景も上下左右動くので、座席が動いているのか、背景が動いているだけなのか判断できないときがあります。つながったドーナツ型の広い舞台をオートバイが走り抜けます。

この劇場に一度来てみたかったし、こけら落としの「髑髏城の七人」はとても面白かったと聞いたので期待していたのですが...

 

 

「劇場の周りは何もない」と聞いていましたが、確かに開発途中、何もありません。右の大きな円形建物が劇場かと思ったら、正面の箱が連なったようなところ、劇団四季の簡易劇場みたいでした。

4時間の長丁場で終わった時はもう真っ暗、夜景が綺麗でした。

 

 


フラダンス

2018年09月11日 | 観劇だより

    

 

フラダンスを習っている友人の発表会があるというので行ってきました。ダンスは生徒だけど、歌を歌うのはハワイから来た、かなり有名なフラの指導者/ハワイアンの歌手だから音楽はいいよということでした。

一人の先生の持っている各教室の生徒が一堂に会して10組100名以上の踊り手がいたでしょうか? 古娘や古古娘たちが、赤や黄色のドレスを着て、緩やかに腰を振りながら踊るフラダンスはなぜか微笑ましいようで、なかなか素敵でした。

ハワイアンを歌ったのはナタリー・アイ・カマウウさん、ギター演奏はご主人のイオラニさん。優しい澄んだ綺麗な声でした。フラも踊りましたが、さすが!という滑らかな動きに魅了されました。

友人はまだ古娘くらいなので美しかったです。  


i-LIMIT 「猫と針」

2018年09月04日 | 観劇だより

      

 

i-LIMITは劇団キャラメルボックスのメンバーが立ち上げた単独プロデュースユニット、「残りの役者人生、やりたい作品をやりたいメンバーとできうる最高のパフォーマンスで」

今日の芝居は『高校時代の友人が亡くなり、映画研究会の同窓生5人が集まり、よもやま話に花が咲くが....』という芝居でここまではわかるのだが。

『やがて話題は高校時代の不可解な事件へ、15年前の事件の真相とは? この集まりの本当の目的は?』になると、よくわからないのだ! ストーリーの解説書が欲しい。

出演者が5人のみ、会場は学校の教室ぐらいの小さなアトリエ、手を伸ばせば届くくらいの距離に役者がいるので、セリフが聞き取れないわけはないのだが、結末はやっぱりわからない。芝居も難しくなったなぁ!

「感想をインターネットでお寄せください、楽しみにしています。」と言われたが、感想は送れそうにない。

 

メンバー写真の左手前の男性が娘の知人で、その関係で劇団キャラメルボックスの芝居は時々見に行く。前に観たのはお腹がよじれるほど笑える芝居だったのだが......

 

 

 


日立フィルハーモニー演奏会

2018年08月19日 | 観劇だより

 

日立フィルハーモニー管弦楽団の方にチケットをいただいたので、定期演奏会に行ってきました。ゲストにヴァイオリンの小野明子さん出演です。日立フィルはメンバーが多く、広い舞台にいっぱいなのですが、いただいたチケットが前から3列目だったので、並んだチェリスト以外は奥まで見ることができませんでした。芸術劇場の一番大きなコンサートホールが3階席やバルコニー席まで満席でした。

オーケストラでクラシック音楽を聴くのは本当に久しぶりでしたが、昼食の後だったので、子守唄のように気持ち良く、ほぼうつらうつらしてしまいました。演目はブラームス「大学祝典序曲」ラロ「スペイン交響曲」ブラームス「交響曲第2番ニ長調」

どの曲もとても綺麗で気持ち良く目が覚めませんでした。すみません...

アンコールの「ハンガリアン舞曲第五番」だけパッチリ目を開いて聴きました。

 

 

池袋芸術劇場前の広場で「東京よさこい祭」というイベントが開かれていて、よさこいが踊られていました。出店も並んでいたのでマンゴーかき氷を食べながらよさこい踊りを観ました。かき氷食べながらで、写真がピンボケです。

私は新宿で開催される「エイサー」が大好きで、太鼓演奏と踊りを動画で撮って編集していたのですが、開催されるのが7月末の土曜日1日だけでで、最も暑い時、しかも大抵雷雨に見舞われるのです。4年前、昼の1時から夜8時までカメラを持って人ごみの中、あちこちのグループを追い掛け回しているうちに目を回して倒れてしまいました。3回分の動画はyoutubeにあげたものの4回目はパソコンの中で眠ったまま、もう3年もエイサーに行ってません。今年は行きたいと思ったけど、やっぱり異常高温で、午後には雷雨、同日開催の隅田川花火が順延されました。

会社の同僚が踊った高円寺の阿波踊りを写しに行ったこともありました。暑い時期は夜のイベントの方が楽ですね。