おじいさんの落書き帳

私は北朝鮮による拉致問題に関心が深い。
北朝鮮にはもっと強い制裁を加えるべきだと思う。

“モンゴルの怪物”逸の城が横綱日馬富士に勝つか負けるか、その一番だけに興味が集中する

2014-11-09 09:29:28 | 大相撲
もう拉致問題は当分動きが無いだろう。北朝鮮は拉致被害者など眼中になく、2万体もあるといわれている遺骨の収集で金儲けを企んでいるようだ。800億円ともいわれている遺骨の収集に熱を入れるのは当然だ。それから総連本部の売却問題は政治は司法には介入出来ないということで売却が決定したことはよかった。総連は追い出すべきである。

さて大相撲だが、凄い奴が現れたものだ。モンゴルから来た“怪物逸の城”。初土俵から5場所目、9月場所を大いに盛り上げたのは新入幕で横綱、大関を相手にしての13勝2敗だった逸の城である。

9月場所15日中、14日も満員御礼になったのは17年ぶりだという。大相撲人気が盛り上がったその主役は白鵬でもなければ遠藤でもない。新入幕の逸の城旋風なのだから驚く。
21歳のたった一人の男が相撲人気を盛り上げて、例年不入りで相撲協会も頭の痛かった九州場所も今年は初日満員御礼は間違いないし、前売り券の発売状況から、4~5日は満員御礼になるということである。それも17年ぶりだという。

怪物、逸の城は、あのヤンチャ横綱朝青竜も白鵬も足元にも及ばない集客力がある。そこが怪物である。「何でモンゴルばかりなのだ」と言いたくなる。朝青龍が「日本人は弱い」と言ったそうだが何で弱いのか。逸ノ城のスケールの大きさに横綱の資質を見いだした様子だが、それと同時に日本人力士の力不足にも言及。「まず、なぜ日本人が弱いのか?ハングリー精神がないと言わない、足りない!夢だけ考えている!自分自身で努力しない!。家族愛足りない!甘いもの食い過ぎ!」とぶった切ったそうだ。。「ハングリー精神がまるで無い」ということではなく、足りないということらしいが、たしかに少子高齢化社会の日本では相撲に命をかける奴など居ないだろう。甘やかされて育っているから辛抱出来ない。楽な道を選ぶのは当然だ。

そこへいくとモンゴルから来た少年は心構えが違う。「おめおめと帰れない。自分が出世しなければ家族が養えない」という強い信念と根性があるから頑張るのだという。日本人は自分さえよければよいが、モンゴル人は家族を思う気持ちが強いようだ。もう一つ、モンゴルの子供は小さい時から鍛え上げられて、乗馬やモンゴル相撲などやっているし、運動神経もよいし、足腰の強さが相撲に向いている。日本では他のスポーツなら子供の頃から取り組ませるが、相撲じゃ魅力がないのだろう。

日本の大相撲なのに3人の横綱はモンゴル人。相撲界はモンゴル力士によって支えられている感じだ。1億2千万の人口の日本が僅か2百数十万の人口しかないモンゴル人の力士によって支えられているとはなさけない。相撲協会が外国人枠の人数を広げて入門規制を緩和したら、大相撲の力士は全部モンゴル人になってしまうだろう。

「日本の大相撲なのだから日本人力士でなければならない」などと言ったら大相撲は誰も観なくなり廃れる。そんな狭量ではいけないが、大相撲はモンゴル人力士に席巻されていないでもう少し日本人力士にも強いのが居てもよいのではないか。日本人にも逸の城のようなのが現れて欲しいものだ。遠藤には期待したが今じゃファンは女性ばかり。遠藤にはもっと強くなったもらいたいものだ。稀勢の里も期待を裏切ってばかりで横綱は遠い。強い日本人力士が現れることを期待する。

さて今日の日馬富士対逸の城戦だが、重量力士と軽量力士の対戦ということでも興味がある。日馬富士が立ち合い、一気に持っていけるかどうかだが、そこが見物である。逸の城が変化すれば勝てるがいくら何でもそれはやらないだろう。しかしやるかも分からない。「勝てばよい」のだから。日馬富士の早い立ち合いを逸の城ががっちり受け止めれば,逸の城のものだろう。逸の城が勝てば横綱は近い。逸の城有利と思うが勝負事はやってみなければ分からない。まだ朝だがこの一番大いに楽しみである。







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