
ご存じのとおり今年から、各地のプロ野球の球場は、内野のネットを大幅に低くしたり、なくしたりして、生の迫力を感じられるように工夫している。
横浜スタジアムもそういうボールパークの1つだ。
先日のヨコハマボウルを観戦して、その効果を改めて感じた。
つまり、前の方の列の席からでも、試合が格段に見やすくなったのだ。
私たちが陣取ったのは、前から10列目くらいだったろうか。
これまでだったら、内野のネットが邪魔で、観戦には全く不向きだった席だ。
だからみんな、上の方の客席に上がっていっていた。上の方だと、スタジアム全体が見渡せるものの、フィールドからは遠い。「ずいぶんむこうのほうでやってるなー」という感覚だった。
それが、冒頭の写真のような近さだ。まあ、近いというより、遮るものがなくてよく見える!という感じ。
少し後ろに下がって、通路のあたりまで来ても、よく見える。

私は5年ほど前、ニューヨーク・ジェッツの試合を現地観戦する機会に恵まれた。幸運にも1階席の前の方だった。フットボール専用スタジアムということもあり、フィールドが、選手が本当に近く感じる設計だった。すごい迫力だった。
この間のハマスタは、大げさでなく、その時に近い臨場感だった。
ふだんよりも多くのお客さんが、下の方の席にも座っていた。
もちろん、サイドラインにも近い。選手たちの声がもう少しで聞こえてきそうなくらいだった。

3人のQBが並んで腰掛けているのが分かりますね。
こんないい会場を放っておくことはありません。
今年からはもっと、ハマスタの試合を増やしてほしい。
アメフトが見やすいスタジアムというと、国立競技場、駒沢競技場、といったところが頭に浮かぶが、今年からのハマスタはもっと高評価になりそうです。
横浜スタジアムの客席の一部は、ボウルゲーム用には動かすことができます。
私は見たことがありませんが、野球をやっていないシーズンには動かしていることもあるそうです。(動かすのに時間とお金がずいぶんかかるので、頻繁には動かさないのだという噂あり)
しかしもともと、なぜそういう球場構造にしたのでしょうね。
サッカーは人工芝では行われない傾向なので、実はアメフト用の構造なのではないでしょうか。
昔はコカコーラボウルとかやってましたしね。たぶんその時は、やはりネットは外していたのでしょう。
そんなことを思って球場の公式ホームページを見たら、なんと、はっきりと「アメリカンフットボール」って書いてありましたよ!
ハマスタでもっとたくさん、アメフトの試合を見たくなりました。
第19回ヨコハマボウル結果
| Trackback ( 0 )
|
|