蓬莱の島通信ブログ別館

「すでに起こったことは、明らかに可能なことがらである」
在台日本語教師の東アジア時事論評あるいはカサンドラの眼差し

号外:「無能」首相とナチス中国傀儡「民主党」政権、311大震災救援への台湾の貢献を完全無視(補完版)

2012年03月19日 | 20110311東北関東大震災と政治
(写真:三月は台湾の花見のシーズン(:ブログ「王様」さん)である。)
1.早稲田出身の無能な首相「野田某」の犯罪
 前回お伝えした日本藉芸能人と東京の裏社会関係者による台湾での暴行事件に続き、台日関係に深刻なダメージを与える行為を、日本のエリート大学とされる早稲田出身の民主党首相「野田某」が起こしたことが分かった。
 台湾における日本人元社長と日系タレントによる台湾人タクシー運転手への「重傷害罪」事件まとめ
 恩を知らない人間を「犬畜生」という。出典は仏典にある。

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六道
畜生 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
畜生(ちくしょう、Skt:Tiryagyoni、漢訳:横生=おうしょう、傍生=ぼうしょう)とは、仏教において、人間以外の生物のことをいう。六道また十界の1つである。十界のうちでは迷界、三悪道(趣)に分類される。
概要 [編集]畜生は、苦しみ多くして楽少なく、性質無智にして、ただ食・淫・眠の情のみが強情で、父母兄弟の区別なく互いに残害する人間以外の禽獣虫魚など生類をいう。その種類はすこぶる多い。住所は水陸空にわたるが、本所は大海中に在すといわれる。
 衆生・人間が悪業を造り、愚痴不平多くして感謝報謝なき者は死後に畜生に生るとされる。なお、大乗仏教ではこの思想は後々に、死後生まれ変わる世界としてだけではなく、人間が実生活における所行に応じて現れた結果、今生においての精神状態をも指すようになった。
漢語の「畜生」とは、「家畜・蓄養」と「衆生」のことで、「管子」禁蔵や、「韓非子」解老等に用例が見られる。
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 仏教では、人間存在を「六道輪廻」の存在と捉えている。現代の仏教は墮落して、「六道輪廻」を現実の私達の姿ではなく、どこか遠くの世界の話し、死後の世界の話しのように説明している場合が少なくないが、それこそが「六道輪廻」の姿で、自分自身が分からないのを「愚癡」と言い、そうした知恵のなさが「六道輪廻」の流転を生みだしている。
 「地獄」は戦場や犯罪現場のような闘争と苦そのものの世界、「餓鬼」は色欲や物欲を制御できない人の姿、「畜生」は恥を知らず、恩を知らない、エゴイズム、でこれらをまとめて「三悪道」と仏典は教えている。迷いの姿そのもの、そして本人は分からない状態、それが「苦」そのものの姿である。
 かつての日本人は、自分を「六道輪廻」の存在と認識していた。現在の日本社会が衰退の一途をたどっているのは、私自身がそうであるように、そうした自分を自分たらしめる知恵を失って、人間が人間として成り立たなくなったことに気づかない迷いの世界を生きているからである。人間が「人(迷ヒノ人ニシテ、サメタル人ニアラズ)」になっていることに気づかない、それが衰退の原因である。2009年に誕生した「民主党」政権は、そうした日本人の「迷いそのもの」「迷妄そのもの」の姿である。

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追悼式で台湾冷遇、指名献花から除外 首相が陳謝2012.3.12 21:03 [野田首相]
 政府が11日に主催した東日本大震災の一周年追悼式典で、台湾代表として出席した台北駐日経済文化代表処の羅坤燦(らこんさん)副代表が指名献花から外されるなど冷遇されたことが分かった。12日の参院予算委員会で世耕弘成氏(自民)が明らかにした。
 野田佳彦首相は「台湾の皆さまに温かい支援をいただいた。その気持ちを傷つけるようなことがあったら本当に申し訳ない。深く反省したい」と陳謝した。藤村修官房長官は「十分にマネジメントできていなかったことについてはおわびしたい」と述べた。
 世耕氏によると、政府は約160の国と国際機関の代表に会場1階に来賓席を用意したが、羅氏は「民間機関代表」と位置付け、2階の企業関係者などの一般席に案内。指名献花からも外し、羅氏は一般参加者と献花したという。
 世耕氏は「台湾の友情に応えるべきではないか。一人の日本人として台湾の皆さまにおわびしたい」と政府の対応を強く批判した。
 台湾は、大震災の際、世界最大規模の約200億円の義援金を寄せた。政府は昭和47年の日中国交正常化後、台湾を国として承認していないが、代表処は事実上の大使館にあたる。
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 311以後の各国民間の国際交流の努力を完全に無視して、日本国内ばかりでなくナチス中国傀儡政党・民主党の「野田某」は海外でもこうして無用の軋轢を広げている。民主党はまさに「人(第三国人ニシテ日本人ニアラズ)」製造機である。12日夜の台湾のニュースでも、この話題が取り上げられた。

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311震災追悼會未請台灣代表獻花 日首相道歉作者: 黃菁菁、仇佩芬╱東京、台北連線報導 | 中時電子報 – 2012年3月13日 上午5:30.
2012年3月12日 下午9:05
中國時報【黃菁菁、仇佩芬╱東京、台北連線報導】
 日本政府十一日主辦的三一一東日本大震災追悼儀式,台灣代表雖然出席,卻沒有受邀上台獻花。首相野田佳彥十二日在參議院預算委員會上,接受在野黨自民黨議員世耕弘成質詢時,針對此事表示歉意,強調這是政府沒有處理周到,將會深切反省。
 世耕參議員在質詢時指出,台灣是全世界最早對日本伸出援手、賑災捐款最多的國家,台灣官方、民間加起來的捐款高達二百億日圓,然而台灣駐日副代表羅坤燦出席追悼儀式,卻被安排在二樓與日本企業、團體同席,也沒受邀上台獻花,日本政府的作法未免太失禮了。
 內閣官房長官藤村修表示,座位是由事務人員安排的,日本政府的立場是根據一九七二年的《中日聯合聲明》,與台灣之間維持非政府間的事務關係。一些國家的大使被指名獻花,然而台灣「駐日經濟文化代表處」的定位是經濟文化機關。
 世耕強調,他也了解日本在外交上有許多難處,但此時應跨越外交難處,好好回應台灣的深摯友情才對,他身為一個日本人,覺得政府的作法讓他感到很抱歉,他認為野田應該代表國家向台灣道歉。
 野田答詢時表示,台灣在三一一大震災中給予日本溫暖的援助,如果日本有傷害到台灣的心意,他真的覺得非常抱歉,對於沒有處理周到,他將深切反省。
 日本外務省十二日晚在東京飯倉公館舉行儀式,追悼東日本大地震遇難者,並向給予援助的世界各國表達謝意。儀式由外相玄葉光一郎主持,約一百四十個國家的外交官員受邀,台灣方面由羅坤燦副代表出席。
 另一方面,日本交流協會十二日也在台舉行追悼及復興感恩酒會。為表達台灣全力支持日本重建的心意,應邀出席的馬英九總統在晚會上宣布,即日起除日本福島第一核電廠半徑卅公里內區域及「計畫避難區域」外,福島縣其他地區的紅色旅遊警示全部解除。
 酒會由日本駐台代表今井正親自主持,他代表日本政府感謝台灣各界在震災中鼎力相助。除馬英九,副總統當選人吳敦義、外交部長楊進添、亞東關係協會會長廖了以、新任駐日代表沈斯淳外,我政府、國會代表均應邀出席。
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東京追悼會 日失禮/未點名台灣獻花 日相致歉自由時報 – 2012年3月13日 上午4:34.
〔駐日特派員張茂森/東京十二日報導〕日本參議員今天在參議院質詢「昨天日本政府主辦的東日本大地震週年追悼會上,為何沒讓台灣代表上台獻花」一事,日本首相野田佳彥表示深切道歉。
 十一日追悼會是由日本政府主辦,司儀只對內閣官員或外國使節團上台獻花一一唱名,捐款最多的台灣因沒有邦交,而被安排坐在二樓的一般席,獻花時也沒有被唱名,引發許多日本民眾不滿,網路上也有很多網友留言,批評日本政府的作法太對不起台灣。
 最大在野黨自民黨籍的參議員世耕弘成,在預算委員會質詢時表示,台灣在東日本大地震中捐款超過兩百億日圓,是全世界捐款最多的國家,但出席追悼會的台灣代表並未被安排在駐日使節團席,或其他的特別席位,而是坐在二樓的企業團體相關席位,也未被安排上台獻花,「日本實在很失禮」。對此,野田表示歉意,表示「真的是很失禮,應該深切反省」。
 世耕在預算委員會質詢時表示,邀請各國大使或國際組織代表時,是否邀請台灣代表?先答詢的內閣官房長官藤村修說,他認為台灣代表並未出席,世耕馬上反駁:「你錯了,昨天台灣經濟文化代表處副代表出席了,但被安排坐在二樓,與一般日本企業和團體坐在一起,在指名獻花時,沒被叫到。」
 世耕批評日本對台灣的作法「太失禮了」,藤村則答說,針對國與國的關係,大使會被指名獻花 ,「但台灣是經濟文化機關」,日本政府的立場是根據一九七二年日中聯合聲明,與台灣是非政府間的事務關係。
 駐日代表處副代表羅坤燦代表馮寄台代表,出席十一日舉行的追悼會。羅坤燦表示,雖然未被安排獻花,「但這不影響台灣人民對震災犧牲者的哀悼之意,台灣支援日本的心意也不會改變」。
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 記事の内容は日本での紹介とほぼ同じであるが、台湾の羅坤燦副代表は「台湾代表として,11日に開かれた追悼会に出席した。羅副代表は「献花は手配されなったが、「これは台湾国民の震災犧牲者への哀悼の意には影響を与えない。台湾が日本を支援する気持ちに変わりはない」と述べた。「人(第三国人ニシテ日本人ニアラズ)」が溢れる民主党とは何という違いだろうか。台湾が小国ながら、グルーバル化の波を受け止めて発展しているの理由の一つはこうした「本当の人間性」を持った市民が溢れているためであろう。
 「人(畜生道ニシテ日本人ニアラズ)」が溢れる以下のような民主党とは大違いである。

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台湾代表の指名献花外し、対応に問題なし 藤村官房長官、前日の首相謝罪覆す2012.3.13 10:38 [野田首相]
参院予算委員会で民主党の武内則男氏の質問に答えるため挙手する藤村修官房長官=13日午前、国会・参院第1委員会室(酒巻俊介撮影)
 政府が11日に主催した東日本大震災の一周年追悼式典で、台湾代表の出席者が指名献花から外されるなど冷遇された問題で、藤村修官房長官は13日午前の記者会見で「外交団という仕切りの中で整理され、外務省と内閣府で調整済みだったと後から聞いた」と述べ、対応に問題はなかったとの認識を示した。
 また12日に開かれた玄葉光一郎外相主催の各国高官のレセプション(歓迎会)には、台湾代表を招待したことを明らかにした。
 追悼式典には台湾の事実上の大使館にあたる台北駐日経済文化代表処の羅(ら)坤燦(こんさん)副代表が出席したが、「民間機関代表」との位置づけで、企業関係者などの一般席に案内された。
 この件について野田佳彦首相は12日の参院予算委員会で「本当に申し訳ない。深く反省したい」と陳謝しており、一夜にして謝罪を覆した形だ。
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 また、事も在ろうに前日の首相の発言を、たかが官房長官ごときが覆すという、恥を知らない民主党の「人(第三国人ニシテ日本人ニアラズ)」たちは日本の法的秩序を守る感覚もすでに完全に失っている。こんな国がまともに復興できるわけがない。ますます奈落の底に転落していくばかりだろう。天は無恥を憎む。

2.無恥の悲劇
 無恥な支配者は国を滅ぼす。歴史上の多くの事例がそれを證明している。「日本国」の命運もすでに尽きたと思われる。

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<有識者会議>秘密保全法制提言のメモ廃棄 議事録も作らず毎日新聞 3月16日(金)22時12分配信
 藤村修官房長官は16日の記者会見で、秘密保全法制の整備を提言した政府の有識者会議の議事内容を書き留めた事務担当者のメモが廃棄されていたことを明らかにした。藤村長官は「議事要旨を公開した時点で(メモは)役割を終えたという判断で廃棄されたと聞いている」と説明した。有識者会議は詳細な議事録を作成しておらず、メモに基づいて作った簡単な議事要旨のみを公表していた。
 メモが廃棄されたのは、政府の「情報保全に関する検討委員会」の下に設けられた「秘密保全のための法制の在り方に関する有識者会議」。公文書管理法は事後の検証のため、政府の重要な意思決定過程を記録するよう求めているが、藤村長官は「会議の経緯は議事要旨と公開資料で把握できる。個人のメモとして作成されたものは(同法が保存を義務づけた)行政文書ではない」と述べた。
 同会議は、行政機関の重要な秘密を漏らした公務員などへの罰則強化を柱とする法整備を提言。政府は今国会の法案提出を目指している。【小山由宇】 .最終更新:3月16日(金)22時12分
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こうした恥知らずの「人(人ノ屑ニシテ人ニアラズ)」がこれ以上「日本国」を支配することを天はもはや望まない。4月から5月、あるいは秋口、次の天の怒りの鉄槌が日本列島を襲う可能性が高まった。

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首都圏大地震はいま起こるかもしれない(酒井慎一=東京大学地震研究所准教授)2012年3月14日 リベラルタイム
「今後四年間で七〇%」という発生確率の試算が
にわかに注目されたが、重要なのは数字ではない。
首都圏の大地震は、今日起こってもおかしくない
 二〇一一年三月十一日の東北地方太平洋沖地震(以下、東北地震、一般には「東日本大震災」)は、それに伴って発生した巨大津波とともに、多くの人命を奪い、町を破壊した。大震災からの復興はまだ緒に就いたばかりだが、心配なのは大規模な誘発地震、とりわけ首都圏を襲う大地震の発生である。
 幸い、東北地震の発生から一年が経とうとしているが、首都圏ではマグニチュード(以下、M)七レベルの地震は誘発されておらず、地震の回数も減少している。とはいえ、一二年に入っても、地震の発生頻度は三・一一以前の地震の発生頻度のおよそ三倍ほどであり、茨城、千葉、埼玉等、首都圏を震源とする地震もしばしば観測されている。首都圏の大規模地震が発生する危険度も、依然として高いといわざるを得ない。
 そもそも、M九・〇の地震が起きながら、周辺の断層で何も起こらないということ自体が、経験的には考えられないことである。しかも、首都圏のM七クラスの地震は、関東大震災(一九二三年)までは二十~三十年程度の周期で発生していたのに、それ以降、八十八年間も起こっていない。まさに、いつ起こってもおかしくない状況である。
「四年間で七〇%」という確率
 我々は、こうした危険な状況に警鐘を鳴らし、首都圏における大地震への備えを強く促したい。そのためには、まず首都圏で大地震が発生する危険性を、分かりやすく定量的に表すことが必要だ。だが、地中のプレートの動きやエネルギーの蓄積の状況等は、まだ詳細には把握されておらず、地震発生の危険性の定量的評価は確率論的に行うしかない。
 東北地震発生から半年後の一一年九月に開かれた東京大学地震研究所の談話会で、我々は、首都圏の大規模な誘発地震が起こる確率について、一つの試論を発表した。今後三十年間に首都圏においてM七程度(具体的には、六・七~七・二)の誘発地震が発生する確率は九八%、今後四年間では七〇%というものである。
 この確率評価に用いた解析手法について、簡単に説明しておきたい。地震学の世界では、過去に発生した本震─余震型の地震活動等を統計的に処理し、余震活動を把握するための統計モデルが、いくつか存在する。このうち、余震の回数についての予測に一般的に用いられる「改良大森公式」と、余震の規模の予測に用いる「グーテンベルグ・リヒターの式」とを組み合わせて作成されたのが、政府の地震調査研究推進本部地震調査委員会による「余震の確率評価手法」である。我々のチームは、この手法を、東北地震による首都圏の誘発地震活動の確率評価において適用したのである。
 この方法で計算する限り、本震からの経過時間が長くなればなるほど、発生確率は低下する。実際、一一年十二月末までの九カ月余の期間を対象に計算すると、今後三十年間に首都圏でM七レベルの誘発地震が起こる確率は八三%以下、四年間では五〇%以下であった。
危機は実際に切迫している
 ところで、一二年に入って、首都圏大地震の発生確率に関する前年九月時点の試算が、なぜか改めて新聞に報道され、その趣旨も十分に理解されないまま、やや過剰な反応を呼び起こすという事態が起こった。そこで、試算の趣旨について、もう少し補足しておきたい。
 そもそも、我々が東北地震後の首都圏における大地震の発生確率を試算したのは、東北地震以降、首都圏の地震が明らかに活発化しており、以前よりも状況が切迫していると考えざるを得なかったからである。地下で何が起こっているかは分からないが、大地震発生の危険が高まっていると感じられるため、それを定量的に表すための一つの方法として、かつて地震調査委員会が発表した余震確率評価手法を首都圏における誘発地震の発生に適用してみたのである。
 その場合、計算結果にはいくつかの誤差が含まれることも、あらかじめ了解されていた。この発生確率を算出する際に使用したパラメータは、その時点で観測されている地震発生数等から導くため、狭い領域の短い期間のデータであるほど誤差は大きくなり、そこから得られる確率自体のばらつきも大きくなってしまう。また、本震の震源域近傍で発生する「狭義の余震」を評価対象とした地震調査委員会の余震確率評価手法を、首都圏の誘発地震活動に適用したことによる誤差も、当然考えられる。
 首都圏が明らかに「狭義の余震」の想定エリアには含まれないにもかかわらず、敢えてこの手法を適用したのは、東北地震以降の首都圏における地震発生状況が、本震─余震型の地震活動と相似していたからである。加えていえば、「余震」と「誘発地震」の境界線も、実は必ずしも明確であるわけではない。そこで、首都圏の活発化する地震活動を東北地震の余震として捉えた場合に、大地震の危険性がどの程度切迫していると考えられるか、を一つの試論として提起したのである。
自分で身を守る
 重要なことは、「七〇%」か「五〇%」か、ということではない。地下のプレートの活動が十分に把握できない現状では、地震発生の厳密な予測は不可能であって、むしろ様々な観点から首都圏での大地震の切迫を確認することが必要なのである。
 日々、地震の研究に勤しんでいる身として、首都圏における大地震の発生についての偽らざる感覚をいえば、隣で大火事が発生しているのを見ながら、こちらまで延焼するだろうか、普通なら延焼するはずだが…… と気を揉んでいるようなものである。首都圏大地震は、本当にいつ起こってもおかしくない状況なのである。
 三千万人の首都圏でいかなる対策が可能なのかは、非常に難しい問題である。ただ、広域の対策を待っている余裕はない。要は一人ひとりが、自分で身を守るしかないのである。いま、この瞬間に大地震に襲われたら、どうするか──そうしたシミュレーションを日常的に行いながら行動してほしい。特に、建物の耐震化はかなり進展しているため、自宅や職場等にいる時よりも、移動中の対応を考えておくことが重要だと思われる。
 私は、ささやかだが、懐中電灯だけは常にカバンの中に入れている。通勤中等、地下にいる時に地震にあったら、停電で身動きが取れなくなる可能性が高いからである。
リベラルタイム4月号 特集 地震に備える「損害保険」
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 「天は自ら救くるものを祐く」は私達自身の問題である。「人(人ノ屑ニシテ人ニアラズ)」に全てを委ねて来た罪の報いは私達自身に降り懸かる。天は非道を憎むからである。私達の未来は、非道を憎み、「人(人ノ屑ニシテ人ニアラズ)」を駆除するところからしか始まらないだろう。

 私達の「日本国」はなぜ衰えていくのか?冒頭に述べたように、餓鬼道(欲望、色欲、食欲の世界)と畜生道(恥知らず、恩知らず)に有る自分に日本人が目覚める手段を失ってしまったからである。そして、そうしたものを乗り越えられる、社会的地位や物質的充実に恵まれたはずの人々(修羅道=競争の世界に生きるビジネスマンやスポーツマン、人間道=恵まれた日常で生老病死の世界を生きる一般市民、天人道=自己実現が自由にできた人々、芸術家、作家、大学教授、弁護士、医師、企業経営者、官僚、政治家、名門閥などの社会的エリートや支配階級)にも自然に最期の時が近づいているからである。

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天人五衰天人五衰 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
 天人五衰(てんにんのごすい)とは、仏教用語で、六道最高位の天界にいる天人が、長寿の末に迎える死の直前に現れる5つの兆しのこと。
大般涅槃経19においては、以下のものが「天人五衰」とされる。これは仏典によって異なる。
1.衣裳垢膩(えしょうこうじ):衣服が垢で油染みる
2.頭上華萎(ずじょうかい):頭上の華鬘が萎える
3.身体臭穢(しんたいしゅうわい):身体が汚れて臭い出す
4.腋下汗出(えきげかんしゅつ):腋の下から汗が流れ出る
5.不楽本座(ふらくほんざ):自分の席に戻るのを嫌がる
このうち、異説が多いのは3つ目で、「身体臭穢」の代わりに
『法句譬喩経』1や『仏本行集経』5では「身上の光滅す」
『摩訶摩耶経』下では「頂中の光滅す」
『六波羅蜜経』3では「両眼しばしば瞬眩(またたき、くるめく)」
となっている。
 なお、『正法念経』23には、この天人の五衰の時の苦悩に比べると、地獄で受ける苦悩もその16分の1に満たないと説いている。『往生要集』では、『六波羅蜜経』の説に依り、人間より遥かに楽欲を受ける天人でも最後はこの五衰の苦悩を免れないと説いて、速やかに六道輪廻から解脱すべきと力説している。
また、中世の本地物語である『熊野本地』に出る「五衰殿」などは、この天人五衰に由来する。
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 天人五衰した「天道」の人々は、やがて「地獄道」に落ちる。天人五衰とは、現代風に言えば、成長が止まって創造力が衰え、老化が始まるということである。身体的特徴で考えれば、肌の張りがなくなり、油染みたりかさかさになってしまう、頭髮のボリュームが失われ、白髮、禿頭になっていく、中年や老人の体臭を止めることができない、体内物質のせいでオヤジ臭などと言われるようになる、自分の職務から逃げて浮気したり趣味に走ったりする、・・・今、私達の「日本国」で多くの人が苦しんでいるのは、実は、こうした衰えの姿、老化の苦しみ、成長の止まった絶望である。苦しんでいるのは、人ばかりではない。「日本国」を支えた、官僚組織、産業、企業、学校や大学、メディア、娯楽産業すべてが皆同じ状態に陥っている。仏教は、誰でもこうした状態を避けることは絶対にできないと教えている。
 救いの道は一つしかない。それは、真理に出逢って自分自身に目覚めることである。

 そうした道を説いてくださる先生方がまだ日本には残っている。 
 珠玉の講義録
 
 台湾では今、日本の交流協会が感謝の行事を各種企画している。民間からも台湾との交流で謝意を示しているグループは少なくない。支配階級は「天人五衰」ですでに正気を失っていても、日本には社会を支える人材はいくらでもいる。

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【東日本大震災】「ありがとう、台湾」=被災者がテレビCMでメッセージ[03/10]1 :なつあかねφ ★:2012/03/10(土) 16:59:14.71 ID:???
【台北時事】台湾のみなさん、ありがとう―。東日本大震災の被災者に多額の義援金を寄せてくれた台湾の人々に感謝するため、震災発生から丸1年となる11日から、被災者本人の出演するテレビCMが地元主要局で1週間放映される。企画した日本の対台湾窓口交流機関、交流協会台北事務所(大使館に相当)によると、こうしたCMを放映するのは世界でも台湾だけという。
 CMには、震災当日に生まれた乳児と両親、漁師、木工職人といった被災者が出演。復興しつつある自身の生活を紹介するとともに、「台湾のみなさんのおかげで元気になれた。支援をありがとう」などとするメッセージを伝える。CMはテレビのほか、インターネットの動画投稿サイト「ユーチューブ」や屋外モニター、地下鉄でも放映される。
YAHOO!ニュース/時事通信社 2012/03/10
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120310-00000036-jij-int
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 だから、すでにある道に気づきさえすれば、一人でも多くの人がそのすでに有る道に立とうとすれば、私達には元から答えが与えられているのである。「日本国」の復活もそこから始まる。今は危難のときかもしれない。しかし、目覚めた人が増えれば必ず夜明が来て、いつしか厳冬は春に替わる。

 台湾の人々は、日本の桜を愛している。


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