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タイガーのFun-Loving Way of Life

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クリスチャン・ベールは子供時代からバットマンだった:「太陽の帝国」

2008年08月31日 | 映画
最新のバットマを演じているのは、クリスチャン・ベール。
子役次代に、スピルバーグの「太陽の帝国:Empire of the Sun」の主役を
演じていることはご存知だと思います。
 バットマンの新作「ダークナイト」を見に行く前に、久しぶりに太陽の
帝国を見直してみました。上海で両親と離れ離れとなり、ひとりで懸命に
生き抜く主人公、ジム。覚えた日本語は「なにかのまちがいですよね。
わたしたちは、みなともだちです。」
 収容所に連れて行かれるシーンの日本兵の上官をガッツ石松さんが
演じています。雰囲気でていますよ。OK牧場(笑)

ジムはだんだん厳しい顔つきとなり、両親の顔さえ忘れてしまいます。

この暗い表情を見ると、既にバットマンに選ばれることが約束されているよう
に思えました。


太陽の帝国の中で、最も好きな映像的なシーンは、飛行機好きのジムが
ようやく収容所に爆撃に来た、アメリカの最新鋭機P-51ムスタングを
見て叫ぶシーンです。「空のキャデラック~!!」
 映像的には、ジムが手を伸ばし、ムスタングに触れるように描かれます。
そして心が重なったことが暗示されます。素晴らしいシーンです。



ジムは、原子爆弾の光も見ます。戦争を終わらせる神の光のように描かれた
と思います。スピルバーグは、日本も悪くは描いていません。戦争によって
苦しむ子供、家族を描いています。それは普遍的なものだと思います。
 私は、原子爆弾のように一般の人々を大量に虐殺することは、いかに
戦時中といっても許してはいけないと思います。戦争にもモラルはあると
思っています。確かに、軍隊は占領下で一般の人々や捕虜に信じられない
悲惨な目にあわせることもあるとは思います。それと原子爆弾を同列で
論じてはいけないと思います。
 スピルバーグ監督は大好きな監督で、エンターテイメントの達人だと
思いますが、社会派ではないと思います。シンドラーリストは、彼自身
がユダヤ人であり、その思い入れは伝わってきました。

 さて、バットマンに話を戻すと、アメコミを原作とした映画の中では
最も好きなヒーローです。一般人で身体を鍛えた(金持ち・・笑)が
バットマンスーツを着て、バットカーや秘密の道具を駆使して悪を
退治していくのが結構リアルに受け止められます。
 何人かの俳優がバットマンを演じていますが、私のお気に入りは、
ヴァル・キルマーです。少し甘さがある顔ですが、バットマスクを
被ると何故かきりっとします。 


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (latifa)
2008-10-06 16:09:06
こんにちは。
最近この映画を見直して、感激してしまいました。
こちらの記事、写真が一杯あって、とても良いですね~!!

原爆のシーンは、微妙な気持ちになりました・・・。先日インディージョーンズの新作でも、やっぱりちょっと引っかかりました・・。
TBさせて下さいね☆
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クリスタル・スカル (Tigerleo2)
2008-10-06 22:08:50
インディの新作は私も待ち望んで見ました。
アメリカの原爆実験シーンがありましたが、
それでもインディは逞しく生き延びて・・
娯楽映画と言えばそれまでですか、私も
少しひっかりました。
 アメリカ人全般、一般の戦争に対する
認識の甘さがなんとなく感じられます。
昨日、新聞で、ベトナムでアメリカ軍が撒いた
枯葉剤の被害が三世代後も悲惨に残っている
という記事をみました。力で世界を制覇する
という優越的な論理がまだ残っている気が
しました。
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