辛く悲しい、でも素晴らしい映画「つぐない」Atonement

昨日は、のんびり過ごしました。ずっと精一杯働いて来ていますので、
少し休憩が必要です。
ＤＶＤで「つぐない」を観ました。
イギリスらしい映画でしたが、途中、主人公の男性が、刑務所から
逃れるために徴兵に応じて・・戦場を彷徨い、ようやく引き揚げの
海岸に辿りついたシーンの迫力に感動しました。
　戦いのシーンは一切描かれていないのですが、疲れ果てた兵士達の
表情、姿、故郷への想いが全てこのシーンに現れていました。
　私も含めて、現代の日本人は何と幸せなのかと思いました。

主人公は一瞬結ばれたセシーリアというヒロインと無実の罪で引き裂かれ
ます。それも無垢な少女の過ちから・・
主人公ロビーをジェイムス・マヵボイが好演しています。
彼女のもとに戻ることだけを夢見て、生き抜いてきたロビーを待つ
運命は・・

そして、キーラ・ナイトレイ演じるヒロイン・セシーリアを待つ運命は・・
キーラは好きな女優さんです。この作品と同じ監督の作品「プライドと
偏見」も良い作品でした。「キング・アーサー」での鬼気迫る突撃
シーンは大変印象的でした。グリーンのドレスがとても似合っていました。

　この映画を見ると、いま大切な人がいて素敵な時間を持っている方々は、
その幸せを本当に認識すると思います。それほど幸せなことはないとね。
「つぐない」Atonement 辛く悲しい映画ですが、是非ご覧ください