サンダー杉山blog

まあいろいろと。音楽主体かな。あと本とかアニメとか。

補強

2007-11-30 02:27:46 | Weblog
「補強」とはよんで字のごとく、主に行っている競技の補助的に筋肉強化をはかる物である。

けっこう好き好きな物で「補強」のほうが楽しくなりボディービルダーになってしまう人も多いと聞く。

しかし、わたしは嫌いです。

とかなんとか言いつつ、毎日、少しヅツでも体は動かしておきたい。3ヶ月前には10分程度で終わった「補強」メニューが先週くらいからストレッチも含めると1時間くらいのものになってしまった。

インターバル・トレーニングというのはおかしな物で、例えばダンベルを使ったアームカールを30回やっても30秒ちょっとなのだが、1分くらいのインターバルをいれて二回目のセットをやったりする。つまり単純に体を動かしている時間よりも休憩している時間の方が長い訳だ。

つまり種目をふやしたりセット数を増やすとどんどん時間がかかってしまう。

嫌い、と宣言したにもかかわらず、最初、きつかった回数が楽にこなせるようになると、回数やセット数を増やしてみたくなる。そうなってくると、単調な動きでも回数をやる、というへんなモチベーションが出て来て、みょうに楽しくなって来たりする。

それはともかく、よくブログにトレーニングのメニューを書く人がいるけど、あれはどうなんだかな……。

練習

2007-11-29 02:00:00 | Weblog
一ヶ月程、六年以上、通い続けたカラテ道場が移転のためお休みだった。とはいっても東京本部の支部道場は他にもいくつかあるので、週一ペースで出稽古に行っていた。もう何年もやっているのだが、出稽古に赴いたさいから稽古の中で習ったコンビネーションとか稽古法をノートに記録するようになった。その内容は「左門メモ」のように門外不出にしようと思っているので明らかにはしない。

そこで、昨日から新道場での稽古を再開したわけだが、出稽古中にある手応えを感じたので12月16日の試合の申し込みをした。その辺の話しは昨日書いた訳だが……。

そんなわけで、やはり試合に出る道場の人と自主連でビッグミット打ちを交代でやった。ビッグミットとは体の8割がたを覆う座布団のようなもので、持つ、というより体の全面に装着する。ビッグミットを「持つ」側は一切、攻撃が出来ない。攻めては決めた時間内に休むことなく攻撃を続けることになる。主に連続技のコンビネーションとそれを維持するスタミナをつけるための練習だ。

見ていた先輩からフォームについてアドバイスを受けたが、これも「左門メモ」に記入する内容なので秘密である。

試合

2007-11-28 01:26:03 | Weblog
12月16日に試合に出ることにして、今日、申し込んで来た。

いわゆるフルコンタクト空手。いちおうトーナメント。2年ぶりの挑戦だが、過去2戦とも一回戦負け。つまり戦績0勝2敗。

もともと30歳をすぎてからはじめた空手。試合に出ようかなとおもったころには35歳以上の壮年部になっていた。それで35歳以上壮年部も40歳以上からになるとまたクラスがかわる。35歳以上40歳以下クラスにでれるのもあと1年というわけだ。

さらに今回、軽量級(72kg以下)と重量級(72kg以上)が分けられた。過去2戦、負けているが、KO(フルコンタクト空手ルールでは一本という)されたわけでなく、判定による優勢負けだった。体に何のダメージもない。しかし体重50kg前後の僕に対して相手は優に70kgを超えている。

とりあえずここ3ヶ月で僕も体重を55kgにあげた。あと三週間足らずだが58kgまではビルドアップしたい。

なぜ戦うのか……。それは自分にもよくわからない。

参考資料
格闘Kマガジン2001年5月号
ローキックのテクニックはもちろんなんだけど数見先生のステップワークはすごい。


実戦!芦原カラテ3誰にでもできるカラテ
試合ルールでは使えない、技術も多いが、ステップ、サバキ、カウンターのとりかたはルールとはかんけいなく有効に思える。


極真空手実技入門
この流派に属している訳なのだが、僕のような一般の道場生がこのルールで試合をやるわけではない。ただ間合いの取り方や呼吸は大いに参考になる。



この3冊の本をこのところ毎日、持ち歩き、電車の中や寝る前に読むようにしている。

デリシャス/津野優子

2007-11-01 22:40:11 | Weblog
「ガロ」という雑誌があった。
なんとなく暗い感じがあってあまり好きではなかった。
でも10代のころ、よく立ち読みはしていた。

つげ義春の絵柄が子供の頃は苦手だった。

20代前半のときのアルバイト先で古書の特売をしたことがあった。僕はCDショップでアルバイトをしていたのだけれど、映画のビデオやレザーディスクを扱っていたので、催事場で映画のパンフレットの即売をしていた。とにかくあまり人が入っていなかったので暇だったところへ、書店の定員がつげ義春の「無能の人」を読むように進めてくれた。ちょうど竹中直人が映画にした頃で、特売会場のレジの前に平積みで置いてあったのだ。おもしろい。

そのとき、むかし「ガロ」で気になっていた作家を思い出した。

津野裕子のマンガはなんとなくつげ義春っぽいというか、「ガロ」っぽいなかで何となく浮いていた。そのとき買ったのが「デリシャス」だった。

その後も書泉とか神田の大きめの本屋にいくときはよく「青竹堂」のコーナーをチェックしていたのだけれど、なかなか新作が出なかった。

なぜかいきなり読みたくなってアマゾンとかで調べたら、3作しか出てなくて、残りの2作は注文出来た。

手許にある「デリシャス」は1988年の初版で、その後、6年ごとに一冊でている。

「ガロ」がごたごたあって潰れたのは今日知った。そんなことはどうでもいいのだが……。

個人的には「瞬間最大風速」なものが好きで、タタミ掛けてくるようなものが好きな人間なんだけど、こういうペースの人が活動出来る場所も大切なのかのと思ってしまった。