サンダー杉山blog

まあいろいろと。音楽主体かな。あと本とかアニメとか。

からくりかまきりぃ@新宿SACT!

2009-11-28 23:12:11 | 地下アイドル
ひさしぶりに、地下アイドル のライブ、新宿SACT! からくりかまきりぃに行ってきた。

めあては、MFエンタテインメントの新人、桜井紗稀さん!



桜井紗稀01

べつに、そういう趣味はない。半分、仕事です。

割と素直な声質だったよ。まだ18歳だけど、実は、結構ベテラン!!

桜井紗稀02

今後に期待です!!




I like it PLUG_INS#1antares_Harmony_EFX

2009-11-25 00:23:05 | 機材
えー、ハード・ウェアのネタは尽きないのですが、けっこうプラグイン好きでもあります。まあとりあえず、年内は特別価格で販売中のみなさん気になってる、Harmony EFXについてレビューします。

Harmony EFX

はい。写真で値札が見えるかと思いますが、税込6,090円。シェア・ウェア並みのお値段ですね。

まあ、先月、antaresからお知らせメールがきて、さっそく試供版をインストールして、イーフロンティアに電話して発売日を問い合わせちゃったくらい、待ちに待ったプラグインです。名古屋ツアーの直前にゲットしたんで、「名古屋EP」では使ってませんが。

まず、この手の、ハーモニー・ジェネレーターは個体のエフェクター時代からいろいろあったのですが、やっぱ、かかりが悪い。タイミングが遅れるわけです。たとえば、オクターバーをよくベースにかけていたわけなんですが、やっぱ若干タイミングを前走りにして弾かなきゃならなかった。

しかし、Harmony EFX、かなり切れます。

サンプルとして、macのスピーチ機能、ヴィクトリアさんの声をどんどん変調していきます。

[VOON] victoriaharmony20091124

素の声から、デフォルトのD Maj、MIDI入力と声が変わっていきます。

D Majスケール

この価格帯で、何が買いかっていうと、MIDIで4声のハーモニーをジェネレートできるところですね。兄弟の、Auto-Tune EFXではMIDI入力が省かれていました。この機能のおかげで、ボコーダーのようなちょっと変わったハーモニーが作れるわけです。

MIDI入力

まあ、いまのDAWを使えば、オーディオ編集でいくらでもコーラス・パートの作成はできるんだけど、やっぱ、いまみたいにイベント領布CDを作っていると、どうしても時間との勝負になってくる。そういう場合は、かなり武器になると思うし、ちょっと思いついたコーラス・フレーズも簡単に試せる。この辺がいろいろな発想を取り込めると思う。

これは今後、バンバン使っていくプラグ・インになりそうですね。

興味がある方は、ぜひお買い得な年内スペシャル・プライスでお求めをお勧めします。







VOCALOID PARADISE 2お疲れさまでした!!

2009-11-23 17:28:56 | 初音ミクオリジナル曲
というわけで、3か月で4イベント、毎回新作CD発表というハード・スケジュール、最終章、名古屋「VOCALOID PARADISE 2」、個人的には大成功でした!!

今回は、夜行バス、ドリームなごや号で、名古屋入り、CDが売れれば帰りは新幹線、売れなかったら、また夜行バス、というサバイバル・ツアーだったんだけど、無事、新幹線で帰還しました!!

ボーパラではお隣がこのところ、毎月、お会いしている「三重の人」さん(注:東京の人です)のブースなので、あまり名古屋を意識しない感じの即売会でした。しかも、反対側のおとなりが、予備席だったので、ひろびろスペースを使えました。

とはいえ、毎回質素ですが。

ボーパラ2、僕のブース

今回、ニコニコ動画の生放送、「ミクノポップをきかないか?」の生主さんが3人も遊びに来てくれました。

まあ、higumonさんは、何度もあってるとは言え、マシータ=ラ=シャーマさん、9鉄さんは初めてお会いしました。9鉄さん、天むす差し入れ、ごちそうさまでした!!おいしかったです。

イベント自体は、東京より、ゆったりした感じで、いろいろお客さんとはお話ができたと思います。

そして、かえりはゴージャスに新幹線!!

新幹線


動画サイトで、音楽を発表していると、ライブができないし、聴いてくれる人の顔が見えないんで、イベント積極参加、ということで、4イベント消化しましたが、いろいろ今後のプラスになる、貴重な経験をさせてもらいました。

次回イベントはボーマス11ですが、ちょっとサプライズな参加を企てております。乞うご期待!!







名古屋、ボーパラ2、購入特典

2009-11-19 00:34:20 | 初音ミクオリジナル曲
というわけで、今週末になりました、VOCALOID PARADISE 2!!

ひさしぶりに名古屋に行きます。

せっかくなので、自分自身への旅のお土産として、ご購入者全員に、新作「名古屋EP」を差し上げます。

名古屋EP

シルエットの人物がだれかは、当日、愛知県産業労働センター(ウインクあいち)7階展示場にて発表!!

当日は
「Singles001」
「singles002」

「Singles003」
の3枚を用意します。

「Singles003」と「名古屋EP」のクロスフェード・デモは現在制作中なので、11月20日までお待ちください。

I LOVE Synthesizer #6_TR-808キック

2009-11-16 20:10:16 | 機材
いわゆる4つ打ちのキックというのがあるのですが、この音をどうするかで音楽のジャンルが決まってしまうといっても過言ではないでしょう。

実際に90年代、まずハウス・ミュージックがドンドンと4つ打ちのキックを鳴らし始めて、90年代中ごろからは、いわゆるテクノと言われている音楽が同じような4つ打ちのキックでドンドン鳴らしだしたわけです。

実際に、ハウスとテクノではグルーヴが違うわけですが、その話はまた別の機会に。今回は音色を中心にいろいろと考察をしてみようかと思います。

まずは実際に音を聴いてみましょう。
808の4つ打ちのキック
[VOON] 80801

909の4つ打ちのキック
[VOON] 90901

さすがにぼくも909の実機は持ってないんで、いろいろ手持ちの機材から一番、909っぽいKORG EMX-1の「BD_99」というプリセットとROLAND TR808実機の音を比べてみます。

おそらくほとんどの人が、808は軽い、909は重いと感じたのではないでしょうか。「重い」「軽い」というのは抽象的なんだけど、じゃあどっちが低域が出てるかっていうのを実際、スペクトラム・アナライザで見てみましょう。

808の波系。
808

909の波系。
909

比べてみると実は808のほうが低域はでているんです。だいたい100hzから200hzの間にピークがあるのが909で50hzから100hzの間にあるのが808なのです。

まあ、どっちが重い軽いというはなしは別にして、実際使うときに非常に大変なのが、いまどきのドンシャリ、超高音圧サウンドを作る場合です。だいたい人間の耳に聞こえる音はだいたい50hz以上。しかしデジタル・オーディオを扱ううえで、ピーキングしやすいのが50HZ以下の低い音なわけだ。そうなったときに808の個性を損ねず、音圧を上げるために、そこそこ工夫がいるわけです。

先日のボーマス10で発表した曲のキックを例に、まあ僕なりの処理を書きます。

まず完成形のキックとその波系。

[VOON] 808finish

808完成形

もと音よりややピークをあげ目にしてます。

実はこれは一つのキックからもう一つのコピートラックを作り、高めのキック、低めのキックの二つの混ぜ合わせで音を作りました。

808高め。
[VOON] 808hi

808高め波系

イコライザ処理はこんな感じです。ちなみにSSL Gシリーズの5バンドEQのエミュレータ(focusrite LiquidMix)を使っています。

808高めEQ設定

低めはこんな感じ。
[VOON] 808low

808低め波系

5バンドEQの設定はこんな感じ。

808低めめEQ設定

まあ、この二つの音をミックスして808らしさを生かしつつ、いまの音に仕上げるわけです。

めんどうくさいって??

そういう方は、どうぞサンプリングライブラリーをそろえてください。逆にぼくからすれば、何千、何万のキックの音から使える音を探すほうが苦痛何で、探すより作るってやり方でやってます。

あとは、その楽器に対する愛情かな……。







THE VOC@LOiD M@STER 10お疲れさまでした!!

2009-11-15 22:45:19 | 初音ミクオリジナル曲
取り急ぎ、本日のボーマス10(THE VOC@LOiD M@STER 10)お疲れさまでした!!

ぼくの、貧乏くさいブースに遊び来てくれた皆様、ありがとうございました。
僕のブース

にゃっぽんSNS、つぃったー等ではまた、わかる限りごあいさつさせて、いただきたいと思います。

とりあえず、すげえへヴィーだったけど、無事終わってよかった。

今年は、とにかくイベントに出展することを目標にやってきました。何せ表だった活動が、ほぼニコニコ動画等のwebオンリーになりそうだったので、ライブの代わりということで、今日が3回目のイベント出展となりました。

あと残すところは来週の名古屋ツアー!!VOCALOID PARADISE 2です。

音楽がらみのイベントで名古屋に行くのはほんと久しぶりなんで楽しみです。あまりプレスしてない、「Singles002」ほんの数枚ですが在庫確保してます。3枚セットはたぶんラスト何で、よろしくお願いします。

ネットラジオ三種の神器??

2009-11-14 00:33:13 | 機材
そうしょっちゅうでもないけど、skype経由でネットラジオとかニコ生とかでしゃべる機会がある。その時に使う三つの小道具。まあ、お遊びだけどね。

まずはサンプラー。
KORG ES-1
まあネタを仕込んどくと、話題に詰まったとき何かと役に立つ。

それからボコーダー。これもなにかと驚かせられる。
KORG microkorg

それで、それらをまとめるミキサーとまともな会話用のマイク。


けっこう年季が入ってきたMACKIE 1604-VLZ proとSHUREの58。
ミキサー&マイク

まあミキサーにはターンテーブルやCDJもつながってるんで、なんでも流せるわけだが。

はやくネットラジオ始めたい……。

11月13日ニコ生出演情報

2009-11-12 14:09:06 | 初音ミクオリジナル曲
いろいろ決まりました。

THE VOC@LOiD M@STER 10直前企画放送「ボーマス、ボーパラ前 参加サークルカタログ」


ニコニコ生放送「ミクノポップをきかないか?」
11月13日(金)22:00~27:00

出演
大福pさん
コスモスpさん
CleanTearsさん
SWANTONEさん + α

放送URL
http://live.nicovideo.jp/gate/lv6556876

ぼくの出番は、23:15~23:45です(時間は大体の目安なのでご了承お願いします)。

時間になったら、放送URLにアクセスしてください。




ボーマス10クロスフェード・ミックス

2009-11-11 17:24:39 | 初音ミクオリジナル曲
さてさて。もうTHE VOC@LOiD M@STER 10、今週末です。

新作「Singles003」、例によって例のごとく、制作押しまくりですが、ボーマス9、M3_2009秋で発表した「Singles001」、「Singles002」のクロスフェード・デモというかほとんどDJMIXを作りました。

ボーマス10では3枚並べますが、「Singles002」が品薄です。3枚コレクトしたい方はお早めに。

また、The Voc@loid M@ster 10 参加サークルカタログのほう、出演が13(金)か14(土)かまだちょっと微妙ですが、そこでは「Singles003」の内容も公開します。


【初音ミク】Singles001,002DJMIX【ボーマス10】

I LOVE Synthesizer #5_MS-20外部入力

2009-11-08 17:19:18 | 機材
来週のTHE VOC@LOiD M@STER 10の準備に追われてますが、ちょっと息抜きに。

KORGのシンセサイザーには伝統的に外部入力が付いていますが、そのルーツってことで、MS-20の外部入力についてみていきたいと思います。

え?またMS-20なの、って言われそうですが、ELECTRIBEにしろmicroLORGを見ていくにしても、やはりその元祖はMS-20なんで、少し丁寧に見ていこうと思います。ただシンセ教室をやるつもりはないんで、シンセそのものの原理を知りたい人は別のサイトへ。個人教室は要望があれば受け付けますが(有料)。

MS-20のパッチがたくさんある中で、一番下の一列はある意味、独立している。EXTERNAL SIGNAL PROCESSOR(ESP)というのだけれど、外部入力をいろいろ変換するものなわけだ。

パッチを取り出す位置で、いろいろ取り出せる要素が変わる。

まずはなんか突っ込んでみる。
ヴィンテージとは言えない、ただの古いリズム・マシーン、ローランドTR-505。ぼくが最初に買ったリズム・マシーンです。
TR-505

音はこんな感じ。

[VOON] TR505

まあ、バリバリ初期型PCMな音で、ちょっといまどき需要がない感じですね。

これをMS-20の外部入力につないで、ローパス・フィルターとハイパス・フィルターをかけてみます。なぜ、フィルターを掛けた音を取り出せる仕様にしたのかは謎です。
Signal In→Band Pass Filter Out
そうすると、なんか音に個性が……。

[VOON] filtersound


謎の仕様なんだけど、このフィルター、人気があって、これが使いたいがためにレガシーコレクションを買った人は結構いるはずです。ソフト版だと複数チャンネルにかけられるので。

ただ、本来は、ボイス・シンセとかギター・シンセみたいな使い方を想定しているので、シンセの内部を通る信号として邪魔な音域を排除するためにあるってのが、まっとうな考え方だと思います。

じっさいに、MS-20をコントロールするトリガー信号に変換して慣らすとこんな感じになります。パッチのTRIG OUTをTRIG INに入れて、音が出るタイミングをコントロールする。
Trig Out→Trig In

まあTR-505のリズムのタイミングでMS-20がなるわけです。

[VOON] triger


さらに、ピッチ情報をCV信号に変換して取り込めます。
CV OUT→CV IN

ちょっとオシレータをノイズ波系にして、リズムっぽくしてみる。
聴いてみましょう。

[VOON] synthDr


これで、シンセ・ドラム完成、ってわけです。

まとめるとするならば、キーボードの代わりにリズム・マシーンをつかったり、今回はやらなかったけど、ギターやら声やらを使うためにこういう外部入力があるわけです。

これが好評だったのか、以後、KORGのシンセサイザーには外部入力がついてるわけです。この当時は、まあ使える、使えないってことより、できる、できない、ってことが重要だったわけですな。

アートギャラリー

2009-11-07 19:29:50 | 初音ミクオリジナル曲
東京で、3色そろえるのは、次回のTHE VOC@LOiD M@STER 10が最後のチャンス!?

The Standard Of Living feat.初音ミク(コスモスP)ディスコ・グラフィー。

2009年9月VOC@LOiD M@STER 9「singles001」
singles001
singles001Label

2009年10月M32009-秋「singles002」
singles002
singles002Label

2009年11月VOC@LOiD M@STER 10「singles003」
singles003
singles003Label

All illustration by hk
ピアプロ
pixiv

All design シマダ・ヒデアキandつのだまさあき(Local Support Depatment)


I LOVE Synthesizer #4KENTON PRO-2

2009-11-02 12:56:41 | 機材
今回はシンセサイザーではありません。
しかし、現在のMIDI環境で、ヴィテージ・アナログ・マシーンを使うことに、なくてはならないデバイス、KENTON PRO-2を紹介したいと思います。
KENTON PRO-2

ここで紹介させてもらった、TR-808は1980年発売、MS-20は1978年発売です。

いまはDTMとセットで考えられているMIDI規格ができたのは、1983年。まあ、MIDIについては細かく書きませんが、当然のことながら、それ以前の製品にはMIDI端子は付いていません。

TR-808については本体でプログラミングして、DIN端子でクロックを受診させて同期する方式、MS-20はHz/Vという外部入力を受けられます(シーケンサーとの連動はここ参照)。

ちなみにMS-20と同年代のROLANDのシンセサイザーはCV/GATEというコントロール・システムを採用していました。

MIDIは便利なわけで、その原理は、現在MIDIケーブルという概念すらなくなって、パソコンの中に入ってるソフトシンセもMIDI信号(電気的な信号ではないが)で動いているわけです。

というわけで、MIDI以前のデバイスはある意味ジャンクになる運命が待ち受けていた。

そんな1992年に現れたのが英国KENTON ELECTORONICSのPRO-2というデバイスでした。

これはMIDI信号をHz/V、CV/GATEに変換してくれるものです。さらにはMIDI クロックをDINクロックに変換してくれる、という優れモノです。


これのおかげで、ぼくの家でもノイズ発生マシン(ぼくはほとんど鍵盤弾けません)になっていたMS-20がコンピュータを中心とするシステムでよみがえり、いまほど高価ではなかったけれども、すでにヴィンテージ・マシーンとして発売当時の価格くらいまで中古相場が上がっていたTR-808を購入させるきっかけとなったわけです。

イギリス人というのは伝統的に古いものを大切に使う習慣がある。例えばアンティーク家具とか。そういう思想がKENTON PRO-2のような製品を作らせたんだと思う。

ただ、本来の日本文化もそういったもので、木造の日本家屋は数百年、千年ともつわけです。室町時代に作られた日本刀はいまでも人が斬れる。

日本車は値段の割に耐久性がいいといわれたり、SONYも安価で頑丈なトランジスタ・ラジオで、世界的なブランドになった。

それがいまや、SONYタイマーと揶揄されるように、品質保証期限が切れた途端に壊れる、なんて、何とも嘆かわしいと思う今日この頃です。




ドラム録音ローディー体験

2009-11-01 19:53:54 | 音楽研究
とりあえあず忙しい忙しいと言いながら、昨日は友人のドラム録音のバイトをしてきた。

CDが売れず予算が少ない音楽業界。さらにインディーズは予算が少ない。そんななかで、バンドの録音もなるべく低予算でやるわけだから、スタジオの時間を節約したい、というのが当たりまえの考え方なわかだ。

そん中で、昨日のドラム録りはドラムキットを1から組むところからスタート。

しかもこんな凶悪なドラムセット。
シンバルセットその1
シンバルセットその2

まあ普通ならそのバンドのメンバーが手伝ってしかるべきなのだが、予定があわなくてぼくが駆り出されたわけだが。

ひとつは、コンデンサーマイクのマイクプリ代わりのミキサーをぼくが売りつけたこと。もう一つはボーマス9のときに、雑用を一手に引き受けてもらった恩返しってことで。

とはいえ、ドラムセットに関してはぼくはほとんどわからないんで、荷物運びと、コンデンサーマイクのセットアップ。

マイクプリ代わりのミキサー

まあ坊や(ローディー)ですよ。

こだわりドラムセットの解説は本人(H.K.O師)のブログを見てください。

そんなわけで、きのうのバイト代で、きょうはビーフステーキを焼いた。
ビーフ・ステーキ
おいしそうにみえないって?

ぼくは料理は下手です。でもステーキは焼くだけだから美味しかったよ。