サンダー杉山blog

まあいろいろと。音楽主体かな。あと本とかアニメとか。

回鍋肉

2010-03-21 22:10:35 | 男の料理
最近、料理に凝っている。

たぶん信じてもらえないだろう。

しかし、作ってるんだからしょうがない。

一人暮らしの男の手料理について、自分で忘れないようにコツを書いていこうと思う。

まず、料理についてはまったくやらなかったわけではない。思い立ったらやる、というとてつもなくマイペースな人間であるため、なかなか習慣化しない。

当然、日常的に料理をしている人はご存じのように、油だの調味料は、ある程度、日常的に料理を作ってないと、あまって、だめになってごみになってしまうわけだ。そういう過去の挫折を、ごみ処分して、新たにそろえると、けっこうこまごまとかかってしまって、まあ外食でもいいか、となってしまうのが、一人暮らしの男のサガなのだ。

といっても、この年までがい食生活を続けてしまうと、いわゆる家庭料理の味が思い出せない。当然のことながら、イメージがわかないものは作れない。

手元にある料理の本は、割と本格的な、「イタリアン・パスタ」だの「中華料理」のものだったりする。実際に街の本屋に行っても、あまり家庭料理の本は売っていない。大竹まことの「こんな料理で男はまいる。」という料理本は持っているのだが、いかんせん最近食べたことがない料理ばかりだったりする。

そんなわけで、最近は中華料理なわけだ
回鍋肉、マーボ豆腐、チンジャオをローテーションで作っているのだが、次は八宝菜に挑戦したい。

記念すべき、料理再挑戦のメニューとなった回鍋肉であるが、いくつかコツがある。

まず野菜なんだが当然、小さく切る。といっても、千切りにするわけではない。一口サイズにする。

ありがたいことに、近所の24時間営業のスーパーではキャベツ1/4が売られている。

おそらく、近所に一人暮らしの料理好きが大いいわけではなく、高齢化が進んでいるのだと思う。年寄りはそんなに食べないから、こういったニーズがあるのだろう……。
あとで理由は書くのだけれど、切った野菜は、かごに入れて水洗いをする。

これはある程度、野菜に水分を含ませて、ふにゃふにゃにするためだ。

肉も一口サイズに切って、まな板の上で下味をつける。

軽く塩、中華味。

フライパンを火にかける前に、カップに、水、中華味(水に溶けるくらい)、砂糖(小さじ1/2)、老酒(キャップ半分、小さじ2杯くらい)を入れ、よく溶く。若干水が多めがよい。


これで準備は終わり。

具体的なコツの前に、いままでうまくいかなかったことについて。
まず、一人暮らしの狭いキッチンで、一人分の食材を調理するのに、中華鍋というのはリスキーである。たしかに中華料理は中華鍋で、火をガンガンに欠けたほうがおいしくなるはずである。しかし、ある程度分量がないと難しい。あとラーメン屋なんかに行って厨房を見て思っていたんだが、やはり業務用のガスバーナーは家庭用のとは違う。

あとやはり、中華鍋は手入れが面倒だ。油がこびりつくし。やはり、ラーメン屋だと餃子の鍋を洗うのに床に水をまいたりしている。

ということは、一般的な独り暮らしの、言い訳程度のキッチンでは、うまい中華料理は作れないのだろうか。何か方法はないだろうか……。

今、家にあるのはいわゆる表面がフッ素加工してある、焦げないフライパンである。これで中華は作れないだろうか。

何度か失敗して分かった。

やり方はある。

ふたをするのだ!!

過去に挑戦してみて、どうにかしたいと思っていたのだが、簡単な野菜炒めであっても、肉はすぐ火が通ってしまうのに、野菜に火が通らない。なのに、料理の本では必ず、肉から炒めることになっている。

ここが最初の壁だった。

結論から書いていこう。

料理の本通りに、トウバンジャン、小さじ2、テンメンジャン、小さじ1を油、適量と炒める。手際良くやるのがいいだろうが、途中火を止めてもかまわない。じっさい、すぐに熱くなるので、まごまごして焦がすくらいなら、火を止めてしまおう。じっさい、一人で食べるくらいの量なら、早々覚めるものではない。

じっさい、ここで火を止めて、豚バラ肉を投入しても、余熱で肉には火が通る。肉を入れ、余熱で火を通して、野菜を入れてまた火をつけても遅くはない。とにかく、焦げ焦げにしてしまったら、そこで料理は、ごみと化してしまう。

肉に比べ、野菜は水を含んでいるので、そう簡単には火が通らない。しかし、何度か作ってみて思ったのだけれど、野菜が煮えて、水分を出した時、その野菜が持っている、甘味が出て、この料理は一層うまくなるのだ。

ならば、強烈な火力で、一気に炒めるより、じっくり野菜のうまみを出したほうがよいのではないだろうか。

そこで、最初のほうで述べたとおり、野菜はフニャフニャになるまで水に浸し、スープは水分多めに作るのだ。

野菜のうまみを出すためには、この方法がよいのではないかと思った。

なので、弱火にして蓋をかける。



とはいっても、何せ量が少ないから、すぐ水は飛んでしまう。

ふたかけして、何回かふたの水分をぬぐって、野菜が柔らかくなったら、強火にして一気に水を飛ばす。

といっても量が少ないので5分くらいで大丈夫。


最後のコツとしては、料理を皿に盛ってから、食べる前にもうフライパンを洗ってしまう。



まあよく、出来立ての熱々がおいしいといっても、カップラーメンじゃないのだから、そんなにあわてるこたあない。熱々といっても限度がある。

先にやっておかないと、フライパンにガビガビにへばりついて、しばらく料理する気がなくなる。

ちなみに、近所のスーパーでは、
豚バラ肉200g200円
キャベツ1/2個70円
ピーマン6個290円
これが2食分(といっても2人分は食べてるから小食の人なら4食分!!)
なので、まあ、1.5人分とみて、280円!!





はてさて、また気が向いたら、麻婆豆腐について書く。


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