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中国ドラマ「霜花の姫~香蜜が咲かせし愛~」第32話 あらすじ

2019年07月16日 23時40分07秒 | 霜花の姫~香蜜が咲かせし愛~(中)

【登場人物】
錦覓(きんべき)…楊紫(ヤン・ズー) 花女神の娘
旭鳳(きょくほう)/熠王…鄧倫(ダン・ルン) 天帝の息子
潤玉(じゅんぎょく)…羅云熙(レオ・ロー) 天帝の息子 旭鳳の兄
鎏英(りゅうえい)…陳钰琪(チェン・ユーチー) 魔界の王女
穂禾(すいか)/郡主…王一菲(ワン・イーフェイ) 鳥族王女



天后と戦いを始めた潤玉。天后が負けそうになった時、水神・洛霖が来る。
天后を助ける洛霖。仮面の男は、ひとまずその場を去って行く。
洛霖は潤玉に「お悔やみを。この湖のものは母君の恵みで生きてきた。母君亡き今、殿下の怒りは多くの命を奪う。どうか怒りを抑え、洞庭水族のために母君の恩恵を継ぎ、徳を積んでほしい」と話す。

「水神、よいところに来た。夜神を殺せ」と言う天后。洛霖が動かず、天后は「断るなら、この手で母親の元に送る」と言う。止めた洛霖は「物事には因果がある。長年、各所に敵を作りながら、やましくないとでも?」と聞く。天后は「そなたが長年隠してきた蔌離が、そなたの管轄下で悪だくみを練っていた。何も知らぬとでも言う気か」と言い返す。「天帝の前でお話しするつもりだ」と言う洛霖。


璇璣宮。寝台の上で膝を抱え、夜明珠を見ながら潤玉は涙を流す。それは「義母上の過去や殿下の思いは、すべて夜明珠の中に」と言って彦佑が渡してくれたものだった。
泣いている潤玉を、扉の隙間から見る鄺露と鯉児。


洛霖は天帝と2人きりで会う。「洞庭湖での件に関する奏状だ」と開く天帝。しかし洛霖が見ようともせず「すべて承知ゆえ、読む必要もないと?そなたは鼠仙との結託を否定しながら、蔌離を救い洞庭湖にかくまっていた。何も知らなかったとは思えぬ」と言う。「蔌離を助けたのは同胞の死を見過ごせなかったゆえ。他のことは何も知りません」と話す洛霖。天帝は「そなたは常に正直で争いから距離を置いてきた。なぜ首を突っ込む?」と聞く。

洛霖は「ご自身が蔌離とよい仲であったことをお忘れですか?」と言う。「蔌離のことは過去にすぎぬ。蒸し返すな」と言う天帝。洛霖は「その過去がなければ蔌離も道を違えることはなかったはず」と言う。天帝は「つまりそなたは、天の戒律を犯した蔌離の行為は私に起因すると?」と聞く。ため息をつき「因縁が巡ったにすぎまません」と言う洛霖。

天帝がなぜ今日、洞庭湖に行ったか尋ねる。洛霖は「過去の屈辱がなければ謀反は起きなかった。天后のやり方はあまりにも冷酷です。見過ごせません」と答える。天界に仁なくして水族は心服できぬかと、と。「水族が背くと?」と天帝が言い、洛霖は「天界のせいです」と返す。「そなたは優しすぎる。だが、それゆえより大きな災難を招いたのだ。蔌離を救うべきではなかった」と言う天帝。

「つまり今日の災いは私が蔌離を救ったせいだと?他の原因をご説明すべきですか?」と洛霖が言う。天帝が何か言おうとするのを止め「陛下が蔌離への情を失っても夜神殿下は無実。殿下は陛下の御子で錦覓の未来の夫です。蔌離は自らの行いに対価を払いました。どうか無実の者を巻き込まぬよう、この件は穏便に処理を」と言う洛霖。どうか公正な処置を取り、過ちを繰り返されぬよう、と。


「育ててやった恩も忘れて、母子そろってなんと憎らしい」と機嫌の悪い天后。仮面の男が来ると「奇鳶、滅霊箭を奪ったのは彦佑だそうだな?」と聞く。仮面の男が「はい」と答えると天后は「恐らく蔌離の差し金のはず。急いで取り戻せ。旭鳳を傷つけさせるな。取り戻したあとは錦覓を殺せ」と命じる。

天后は「鎏英に会ったな?」と言う。「はい、確かに再会しました。しかし、どうすべきかは心得ております」と答える仮面の男。天后が「気持ちを抑えられず、駆け落ちしたいとでも思ったか?」と聞く。仮面の男は「滅相もない」と否定する。「錦覓の件をうまく処理してくれれば、そなたたちの仲を考えてもよい。鎏英と一緒になれる可能性はある」と言う天后。仮面の男が「屍解天蚕(虫を体に入れ、命をつなぐ術)なしに私が生きる道が?」と尋ねる。天后は「案ずるな。よい方法がある」と言う。


隠れ家に来た仮面の男は、窓から中の様子を見る。鎏英の姿が見えず“魔界へ帰ったか”と思う仮面の男。
仮面の男が部屋に入ると、背後から「なぜ戻ったの?」という鎏英の声が。鎏英は「あれだけ私に忘れろと言ったくせに」と言うと仮面の男に口づけする。戸惑いながらも受け入れ、仮面の男は寝床に鎏英を倒す。

仮面の男に寄り添いながら朝日を見る鎏英。鎏英は「暮辞、見て。魔界での景色と似てるわ」と言う。仮面の男は魔界にいた頃のことを思い返す。

狩りをしていた鎏英と暮辞。鎏英が射った鳥を探して2人は洞窟へ。出て来たコウモリから守ろうとし、暮辞は鎏英の腕をつかんでしまう。「離しなさい」と鎏英が言う。公主がケガをするのではと、無礼な真似を、と謝る暮辞に鎏英は「本音はどう?」と聞く。「公主を守りたくて。何があっても、絶対、傷つけさせはしない」と暮辞が答える。「つまりあなたは、私が好きなの?」と詰め寄る鎏英。

困った暮辞が「公主は高貴な身。大それた思いを抱くわけには」と言う。鎏英は「じゃあ、私が好きになるのは?それもダメ?」と言って暮辞に口づけを。暮辞は鎏英を抱きしめ、今度は自ら口づけをする。しかし、すぐ我に返り「私の過ちだ」と言う暮辞。鎏英は「これが過ちなら、一生、あなたと過ちを犯し続けたい」と暮辞を抱きしめる。

日が暮れ帰ることになったが、鎏英が腕輪をなくしたと言い出す。母の形見の腕輪だと。
腕輪を探している時、2人は美しい景色を見る。
形見は見つからず「なくさせてすまなかった」と謝る暮辞。しかし鎏英は「あれはウソよ。あなたと少しでも長くいたかっただけ」と言う。

「“幽冥の怒り”のあと一体何が?」と鎏英が仮面の男に聞く。仮面の男は「幽冥の怒りの出現で魔尊は私を減霊族と知り、魔界に災いをもたらす不吉な者とした。私は日没の地に落とされ地獄を味わった。ある人が助けてくれなければ死んでいただろう」と話す仮面の男。鎏英が「ある人って?」と言う。そして「私を避けるのは魔界を憎んでるからなの?もしそうなら、私は魔界の公主をやめる」と言う鎏英。ただの女子として、あなたのそばにいると。

うれしい仮面の男だったが、体に入れた虫が動き苦しくなる。「今は君に何も約束することはできない」と言う仮面の男。仮面の男が行こうとし、止めた鎏英は「誰かに制御されてるのね。どんな悩みでも教えて。力になる」と言う。しかし仮面の男は何も言わず術で鎏英を動けなくさせ、その場に座らせると去っていく。


錦覓は熠王に「陛下が好きです」と告げたことや、口づけを交わした時のことを思い返す。そこに熠王が来る。

碁を打ちながら熠王が「凉虢の大軍が国境を侵した。明日、私自ら出征し、迎撃に当たる」と錦覓に話す。「優れた将官も多いと聞いております。なぜ、その者たちを総帥として派遣しないのですか?」と錦覓が尋ねる。「当ててみよ」と言う熠王。錦覓は「私は戦のことは分かりませんが、戦場は命の危険に満ち容易に帰れぬ場所と聞いております。陛下は無敵の戦神で輝きに満ちていますが、戦場は予測がつかぬもの。私は心配です」と言う。初めて身を案じてくれた錦覓に「私のことを思ってくれている証拠だ」と言う熠王。

熠王は「誓ってくれ。私が戻ったら王妃になると」と言う。それを周りには見えない姿となった準王が聞いていた。
錦覓は立つと「陛下、私は幸薄く王妃にふさわしくないかと」と言う。錦覓の前まで行き「なぜ、いつも心にもない態度を。酔っていたあの日のほうが、よほど好ましい」と熠王は話す。なぜ自分のために生きようとしない?約束しよう、必ず私は君のそばにいて誰にも傷つけさせない、こたびの戦からは絶対に戻る、信じてくれ、と。
潤玉は強く手を握る。

熠王が行くと錦覓が咳き込み喀血する。そのまま倒れてしまう錦覓。潤玉は錦覓を寝台へ運ぶ。


錦覓が意識を取り戻すと、傍に潤玉が座っていた。体を起こした錦覓に「毒が骨髄に至り、脈を乱している」と言う潤玉。錦覓は「分かっています。それが私の運命なら受け入れます」と言う。潤玉は「今は別人と知っていても、君が苦しむ姿を見るのはつらい」と話す。錦覓は「なんの話です?」と尋ねる。潤玉は「気にするな。必ず毒を盛った者を捜し、報復を」と言う。しかし錦覓は「なりません。私は報復する気などないのです。運命ですから」と止める。

錦覓は「本当に私を助けたいと思われるなら、1つお願いしても?」と言う。「だが、君の毒は私にも消せない」と言う潤玉。錦覓は「助けてほしいのは私ではなく熠王です。出征するあの方を、どうか無事に戻してください」と頼む。潤玉は「旭鳳、いや熠王を愛したのか?」と聞く。「分かりません。ただ熠王のためなら喜んで殉死しますが、他の人のためには死ねないと思います」と話す錦覓。

潤玉は「熠王は非凡にして危険を物ともせぬ。心配はない」と言う。錦覓が「本当ですか」と嬉しそうに聞く。そんな錦覓がまた咳き込み、潤玉は術で錦覓を寝かせる。「君の痛みを和らげられるならそれもいい。君だけは決して手放さない」と言う潤玉。


熠王が将軍たちと作戦を考えていると穂禾が来る。「女子が何の用だ」と怒鳴る熠王。穂禾は「私は女ですが、淮梧に生きる民です。辺境が危ういなら国の力になりたい」と話す。戦場は子供の遊び場ではないと、熠王は帰そうとする。しかし「兵法を学ぶことを褒めながら、国の力になることはなぜ許されないのです」と言う穂禾。熠王は仕方なく「秦潼、郡主を守れ」と言う。
穂禾の謀略の巧みさを聞いた将軍たちは敬服する。


「私の策はいかがでした?」と穂禾が熠王に聞く。熠王は「机上でなく、実戦で決断できれば本物だな」と返す。ここに来ることを父に話していなかった穂禾は「どうか内密に願います」と熠王に頼む。熠王は「撲哧君には?」と尋ねる。「何度もご説明しましたが、あの者は邪術で私を操りウソを言わせただけです。私の心は誰の目にも明らか。従兄上に捨てられれば命を絶ちます」と言って穂禾は出て行く。


熠王は少数の部隊を率い、安遠関を通ると考えた南平侯。そこは伏兵に有利な地形だった。「今度こそ、奴の首を落としてやる」と南平侯は思う。


喀血した錦覓の元に、薬を持ってきた羌活。羌活が飲むように言うと「その薬は清玥ね」と錦覓が言う。驚いた羌活は、薬を落としてしまう。


小数の部隊で安遠関を通っていた熠王。南平侯は伏兵たちに攻撃させるが、熠王たちと一緒に穂禾がいることが分かり、決して郡主を傷つけてはならぬと命じる。

南平侯の臣下たちと激しく戦っていた熠王たち。しばらくして馬に乗った南平侯が「やめよ、戦うな」と言いながら現れる。


羌活は跪き錦覓に謝る。立たせた錦覓は「味も色もなく私が気づかない薬は清玥以外に心当たりがない」と言う。脈を乱すことなく、ゆっくりと体を蝕む毒薬よ、と。泣きながら「そうよ、私が清玥を飲ませた。でも、まさか…」と言う羌活。錦覓は「仕方ないわ。私にだけ清玥が致命的に作用すると知らなくて当然よ。おばさんも知らないけど、私はずっと皆に隠れて薬を試してきた」と話す。

「薬は毒でもある。今、私の体に流れてるのは、血ではなく毒よ。万物は相克し、毒は毒を制す。私の体の毒素は平衡に達していて、どの毒も私には無害だった。でも…清玥の属性は火。過度の服用で私の平衡は完全に乱れてしまった」と言う錦覓。羌活は「聖医族の掟をよく知るあなたが、なぜ…。錦覓、あなたとは親友よ。傷つけたくない。毒を盛ったのは早くここを出たかったから。あなたの愚かな行いをおばさんにも言えなくて。つい…許して」と言う。

錦覓は「あなたやおばさんのせいじゃないわ。聖医族の掟は絶対よ。聖女のくせに掟を破った私が悪いの。情を持った以上死ぬべきだわ」と話す。「熠王の何がいいの。死ぬと知りながら、心を奪われるなんて」と言う羌活。錦覓は「熠王の何がいいのかは分からないの。でも、その一方で、すべてがよく思えるのも事実よ」と答える。

羌活は銀子と身の回りの物を用意していた。錦覓を死なせたくない羌活は「ここからも村からも遠いところへ行くの。誰よりも薬に詳しいあなたなら、清玥の解毒法は知ってるでしょう」と言う。しかし首を横に振ると「行かないわ。羌活、私は錦覓として生きていきたい。聖女ではなく、錦覓に戻るためにこの命を捧げる」と言う錦覓。


ーつづくー


暮辞は天后には奇鳶と呼ばれているのねヾ(・ω・`;)ノ
字だけだとややこしくなりそうだったので、あらすじでは「仮面の男」中心にしようと思います。

母を亡くした潤玉は、もうこれ以上大切な人を失いたくないよね。
ますます錦覓を手放せなくなったと思う(இωஇ )
それにしても天帝と天后がひどすぎる。
身代わりだろうがなんだろうが、自分の子供の母親に対して天帝のこの仕打ちはないと思う。

仮面の男に天后が鎏英との仲を考えてもよいって言ってたけど、ウソじゃないかな…。
もしくは考えてもよいと言っただけってずるいことを言いそう(o´д`o)=3

致命的に作用すると知らなかったとはいえ、親友の羌活が毒を盛るなんて…。
それを全て錦覓は受け入れて(;д;)
2人とも知らないけど、肉肉と一緒にいられる貴重な時間なのに。




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