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中国ドラマ「扶揺(フーヤオ)~伝説の皇后~」第28話 あらすじ

2019年10月07日 21時26分37秒 | 扶揺(フーヤオ)~伝説の皇后~(中)

扶揺(フーヤオ)…ヤン・ミー   
軒轅旻(けんえんびん)…イーサン・ルアン  偽者の世子
斉震(せいしん)…リウ・イージュン  太淵国公
江楓(こうふう)…ガオ・ハンユー
宗越(そうえつ)…ライ・イー



「大婚の儀」


その日は百官が宮中に集います、その機に私を支持する者は残し抵抗勢力を一掃して後顧の憂いを断つ、それが狙いです、と長孫平戎に話す斉震。長孫平戎は「気に入った。では決まりだ、3日後の19日。太淵王、婚儀の儀。この長孫平戎、祝賀に参る」と約束し帰っていく。その話を陰から聞いていた斉韻は、背後から者に気絶させられる。


翌日。攬月池で沐浴していた唐芷蓉は宮女たちを追い出し1人になる。沐浴を終えると、明日の大婚の儀で身につけるものに触れ、王妃になる自分の姿を想像し笑みを浮かべる唐芷蓉。
唐芷蓉は「父上、娘は不幸者です。されど家門の栄光は私が支えます。私が王妃となった暁には、私を軽んじ、あざけった輩、唐家の敵どもは…権力を握った時、必ずや…」と言ったところで背後から刺され殺されてしまう。


江楓が明日、用いる礼器が9件届いたことを軒轅旻に知らせにくる。
軒轅旻に近づき「王妃は端役とはいえ、あのようにあさましい女人は…」と言う江楓。軒轅旻は「お前が判断することではない。私でもない。全ては万物の巡り合わせ。何が正しいかなど分からぬ」と返す。芷蓉がすべて捨て望んだのだ、王妃の座はくれてやる、務まるかどうかは運次第だな、と。


夜、歩いていた扶揺は宦官に呼び止められ振り返る。話していると、別の男に背後から眠らされてしまう。
意識が戻った扶揺は寝台の上にいた。近くには大婚の儀で身にまとう打ち掛けなどが。扶揺が冠を手に持っていると斉震が部屋に入ってくる。非常時でやむを得なかったと言い、扶揺が見ていた冠を「九龍九鳳の冠」だと話す斉震。王妃の婚礼用の冠だと。その冠を頭に近づけられ、驚いた扶揺は「王妃の冠なんて。唐芷蓉のものでは」と言う。


唐芷蓉の遺体が発見され、攬月池から外に運ばれる。それを影から見ていた軒轅旻は「誰の仕業だ」と江楓に言う。「調査中です」と答える江楓。軒轅旻は「見張っておけ」と命じる。
軒轅旻は他に消えた者がいるか聞く。江楓は言いにくそうに「扶揺さんです」と答える。顔色を変える軒轅旻。江楓が「ご自身で宮殿を離れたのかもしれません」と言うと、軒轅旻は「それはあり得ぬ。こんな時機に」と返す。そして「やはり斉震か」と言う軒轅旻。


斉震は「お前を王妃の座につける」と扶揺に言う。はっとして扶揺は跪く。「九鳳の冠に赤霞の打ち掛け。金糸の履に六彩の結びひも。王妃の婚礼衣装だ。私の目には王妃にふさわしきは、娘よ、お前だけだ」と話す斉震。扶揺は「唐芷蓉になりすませと?」と尋ねる。斉震は「それは違う。お前を正々堂々と太淵王妃にするのだ。よいか、婚儀は予定どおり挙行される。婚儀の直前、新たな聖旨が告げられる。新たな王妃に選ばれるお方とは、お前なのだ」と言う。「しかし王が決めた婚姻では…」と言う扶揺。斉震は笑い「私が婚儀を遂げさせると思うか?さにあらず。お前は剣だ軒轅旻に突きつけられた剣だ」と言う。


「明日の婚儀、しきたりでは兵の半数を再組織し、王直属の御林軍とする。御林軍の統帥印は大婚の日、王妃が王に渡す」と江楓に言う軒轅旻。江楓は「古より他の者が渡した例はなく、そうなれば天下大乱の元」と言う。軒轅旻は「御林軍の再編など儀式的なものだ。しかし謀反人がいたなら大婚の儀は統帥印を奪う絶好の機会だ」と話す。


扶揺は「私に統帥印を奪えと?」と斉震に尋ねる。「そうだ。統帥印あらば、15万の御林軍は私のものになる。その際には王が天に訴えたくとも無理だ」と言う斉震。扶揺は「そんな重要な仕事、私には…」と断ろうとする。しかし斉震は「やるのだ」と怒鳴り「失敗は許さぬ。忘れるな。宇文家、数十人の命がその手にかかっておる」と話す。「水火も辞せず、やり遂げます」と言う扶揺。斉震は明日の大婚の儀で、私をよく見て合図があれば、私のため躊躇なく王を刺せ、殺すのだ、と言う。王位を奪うと。


唐芷蓉のことはすでに噂になってした。「諸大臣から“貴夫人のご不幸あれど、大婚の儀は国運に関わること。遅らせるべきではない。他に王妃を冊立いただきたい”と」と伝える曹成。宇文紫を王妃に、と言われた軒轅旻は「冷宮に送った醜女だぞ。その女を太淵の王妃だと?」と激怒する。さらに軒轅旻が「国公の考えであろう。芷蓉の冊立に不満だった。芷蓉の死もやつの仕業だろう」と言い、曹成は「何を根拠に言われます」と慌てる。

「根拠だと?王妃が殺されたのだ。王の言を根拠なしと申すか」と言う軒轅旻。軒轅旻は「よかろう。諸大臣に言え。王妃など誰でもよい。好きに決めろ」と言って曹成を下がらせる。そして江楓も「陛下。お怒りは体に障ります」と笑いながら部屋を出て行く。

ため息をついた軒轅旻の肩に元宝が来る。「扶揺は無事か、ほっとした」と言う軒轅旻。元宝を見ながら「お前も心配したか」と話しかけ、軒轅旻は「そうだ。扶揺を逃がすつもりが天のいたずらか。扶揺を王妃とせよと言うなら従うまでだ」と言う。また元宝を見ながら「斉震のことが不安?」と軒轅旻が言う。「大丈夫だ。大婚の日に行動に移るとは思っていまい。自分のかけた罠に満足し、策中にることに気づかぬ」と話す軒轅旻。さらに軒轅旻は「やつは抵抗するって?それはそうだ。古狸め、あちこちに手を回し考え抜いておろう。勢力をすべて数えれば兵40万にも及ぼう。恐ければ先に帰れ」と言う。首を横に振る元宝。そこに斉震が来る。


扶揺の元に斉震から世話をするよう命じられた時嵐が。扶揺は見張りに聞こえないよう「軒轅旻に伝言を。斉震が狙ってる。急いで逃れるようにと」と話す。しかし「それは無理です。外は警戒厳重で危険です。私が捕まれば夫人にも累が及びます。あまりにも危険です」と言う。


斉震は三月(みつき)かけて描いたという絵を大婚の祝いとして軒轅旻に。

時嵐と扶揺は何とか部屋から抜け出そうといろいろ試してみるが、見張りが出してくれない。どうにか少しの間、見張りを外に出すことはできたが、出入り口以外に出られる場所はなかった。扶揺は一か八かで元宝を呼んでみる。

扶揺の声が遠く離れた場所にいた元宝の耳に届く。様子のおかしい元宝に気づく軒轅旻。軒轅旻は「国公のお心遣い、感謝する術を知らぬ。明日より国公は我が岳父・国丈(王妃の父)だ。この縁組は、誠、太淵の幸せ」と話し、扁額を渡す。
元宝を手の平に乗せた軒轅旻は「元宝は私の心が読める。明日の大婚を前に興奮している。しつけも忘れるほどだ」と言う。頷く斉震。


宗越は寝台に寝かせた斉韻に布団をかける。


準備が整ったことを斉震に知らせる雲痕。斉震が「韻はどうした」と心配すると、雲痕は「お忘れですか。先日、奥様と昆京を離れました」と話す。2、3日で甘州に着きましょうと。そこに「先ほど目的の人物を捕らえ準備ができました」という報告が。天も我の味方だと思った斉震は「明日、その者を連れて参れ。あの軒轅旻の顔が見物だぞ」と言う。雲痕は「なぜ、あえて大婚の日に反旗を?」と尋ねる。

「軒轅旻を殺すだけなら、そんな手間はかけぬ。この機に乗じ、老いぼれどもを一掃せねば私の気は休まらぬ。章鶴年、廬淵候、陳翼、帰徳将軍、趙碩、破虜司弋、王徳山らは私に不満を抱いている。ちょうどよい。この機会を借りて一息に殲滅する」と言う斉震。それを聞いた雲痕が「しかしながら明日の名簿を見ましたが、宮中の出入りは千人以上。戦となれば無辜の者にも…」と言出だし、話の途中で斉震が雲痕の頬を叩く。そして斉震は「この時を待った、長い年月だ。明日は問答無用で切り捨てよ。たとえ身内でも邪魔すれば殺すのだ」と命じる。平静を装い「ご安心を。最後の努めです」と言う雲痕。


扶揺は婚礼衣装を着て輿に乗る。しかし、しきたりで王妃の冊立には10歩ごとに叩頭し七国の神に祈り水徳星君に感謝を捧げなくてはいけないため、なかなか進まない。そんな中、元宝が扶揺の元に来る。
元宝は軒轅旻から託された文を扶揺に渡す。文には“大婚の日、謀反が起こる。私の激怒を合図に、すぐ脱出せよ、元宝に従え”と書かれていた。

元宝を隠れさせた扶揺は、まだまだ時間がかかると聞き「待てないわ」と輿から降りてしまう。面倒な儀式は省略だと言って駆け出す扶揺。一行は扶揺を追う。


扶揺は香を立て、燃える間に制文を読み上げるよう命じる。香に息を吹き、早く燃え尽きさせようとする扶揺。慌てて制文が読まれる。


百官たちは吉時前に正殿に集められる。軒轅旻が玉座に座り「始めよ」と告げる。
冊封の儀を始めようとした時「待て」と言いながら斉震が来る。「まだ吉時に至りませぬ。伝統を軽んじますな」と言う斉震。軒轅旻は「国公。わが聖旨だ」と返すと、斉震がなぜ「なぜ急ぐのです。今日は冊封の儀です。王妃も来ぬのに冊封はできぬ」と言う。その時、扶揺が到着する。

挙兵の時間まで、まだ一刻刻あった。婚儀が早まれば天煞軍が間に合わない。斉震はここで一刻、引き延ばすことにする。雲痕に「あの者を連れて参れ」と命じる斉震。

斉震は「この婚儀、行なえませぬ」と言い出す。「先帝以外、誰も止められぬ。まさか先帝の意思だとでも?」と言う帰徳将軍。斉震は「将軍のおっしゃるとおりだ。王は神権を与えられる、凡夫には務まらぬ。だがもしも、その王が軒轅の血族出ないとしたら?」と話す。百官たちがざわめき、帰徳将軍は「死罪に値する言葉だ」と責める。「私の王家への忠誠心は天も知っておる。出仕してより何事も国のために尽くしてきた。だが今日、王が偽物と知りながら臣下の礼を捧ぐのは朝服を汚すことであり、まさに死に値する罪だ」と言う斉震。


ーつづくー


唐芷蓉があっけなかった(✽ ゚д゚ ✽)

今日は江楓も面白くて。
確かに宇文氏を王妃にって言われて激怒する軒轅旻の演技は可笑しかったけど(≧▽≦)

斉震には“奥様”がいるの!?w(*゚o゚*)w
奥さんについては今まで出てこなかったので、亡くなっているのかと勝手に思ってた。
どんな人だろう?

元宝、あんなに遠くから、しかもあんなに小さい扶揺の呼ぶ声が聞こえちゃうなんてすごい!!!
輿に乗った扶揺の元へちょろちょろっと駆けていく元宝が可愛かったー(*´艸`*)
でもツボは肩の上で軒轅旻に「恐ければ先に帰れ」と言われ首を横に振ったところと、輿に来た時に文を出すところ。
特に元宝のイヤイヤが可愛すぎるぅぅぅぅぅぅぅ(ฅ´ω`ฅ)

婚礼衣装を着た扶揺も綺麗だったー(* ˃ ᵕ ˂ )b


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