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中国ドラマ「扶揺(フーヤオ)~伝説の皇后~」第64話 あらすじ

2019年11月26日 21時22分37秒 | 扶揺(フーヤオ)~伝説の皇后~(中)

扶揺(フーヤオ)…ヤン・ミー   
長孫無極(ちょうそんむきょく)…イーサン・ルアン 



「穹蒼聖地へ」


扶揺は「徳王府の財産が没収された時、徳王の袍子を2着こっそり持ってきました。お墓に遺物を納める時に、その袍子を」と無極に話す。「ずっと知っていた、2人の関係を。母上の心には徳王しかなかった。出自を疑ったことがないと言えば誰をも欺くことになる」と言う無極。だが疑えば疑うほど知るのが怖くなり真相を調べたくなかった、この世で私が最も信頼する最も近しい人、思っていた父上の実の子でなくとも私たちの父子の情は血筋以上のものだと、私は皇位などこだわっていなかった、ただ失望させぬよう…、誰が知ろうか、父の心に隠されていたのは恨みだけ、憎しみだけ、と。

涙を流す無極を抱きしめる扶揺。扶揺は「父上があなたを愛したのは、あなたが善良だから。恨んだのも、あなたが善良だから。ただ父上は哀れな人だった。人は道を選ぶ。父上は終わりのない道を選んだ。あなたたちを道連れに。今あなたは、すべてのことの真偽と善悪を知ったわ。だから、まだ間に合う。そうよね?」と話す。無極は「間に合うも間に合わぬもない。起きたことは変わらぬ。私に選択はなかった。愛してくれてると思ってた人に憎まれ、私が憎んでいた人が私のために死んだ。人の心とは一体何なのだ?」と言う。

流涕する無極に「誰もがあなたを裏切ろうと私は裏切らない。ずっとそばにいる。離れたりしない」と言う扶揺。無極は扶揺の膝の上で号泣しながら「君は知らない。これから君が直面することを」と言う。扶揺は「知ってるわ。身分の低いちっぽけな私が、玄元山からここまで歩んで来た。すべての経験は私たちの鍛錬だった。神はずっと前から定めていたのかも、私たちの身分と使命を。私たちが経験して来た永別や恩と仇のすべては神から与えられた鎧だった。真の運命が訪れる時、それが私たちを強くし、何も恐れなくさせる」と話す。

さらに扶揺は「あなたは私が知る最も聡明で最も勇敢な人。誰もあなたを倒せない。これまでも、今も、これからも。今、五州が乱れてはいけない。そして天権も。民にはあなたが必要。私にも」と言う。「そのとおりだ。君主には悲しむ権利などない。」と言う無極。扶揺は「私がついてる」と言って無極を慰める。


無極は朝儀の場に立つ。


長青殿で帝非天が封印された巨石が見つかる。天機上師と長老たちは、再生させまいと皆で協力し抑えようと試みる。

半生の技と力を出し尽くした長老たち。残識が再び動き出そうとしたら世の民を救えるのは無極しかいないと考え、天機上師は“妖女を殺す他に道はない。妖女を穹蒼へ連れ帝非天と共に滅ぼさねば”と無極に伝える。
どうすれば五州が安泰となり、どうすれば扶揺が無事でいられるかを悩む無極。


扶揺は匕首を見ながら“玄霊真葉を持つ者がそばにおろう。殺せ。そうすれば、お前を殺す者は誰もおらぬ。殺さねば、この苦しい人生が続いていくのだぞ”と周じいから言われた言葉を思い返していた。無極が来たことに気づき、匕首を袖の中に隠す扶揺。

扶揺は「私は信じてる。この世に越えられない災難も、平定しない領土も、裂けない恩讐もない。あるのは守りきれない人心。玄元山の畋闘賽で初めてあなたに会った時、私は考えてた。この人は一体何者で、なぜ私を苦しめながら助けようともするの?と。答えが分からぬまま太淵に着いた。そして思ったわ、必ずこの人の仮面をはがして正体を見てやろうと」と話す。そして「結局、私たちは一緒に多くのことを乗り越えてきた。あなたの姿を知っていく一方、私自身のことは分からなくなった。太淵の王妃から璇璣の女王まで、どれが本当の私なの?」言う扶揺。

無極は扶揺を自分の方に向けると「これだけ覚えていろ。君は私の扶揺。他はどうでもいい」と言う。扶揺は微笑むと「ねえ、こんな五州があったらいいわね。どこも希望に満ちて平等な世の中。避けられない暗黒もあるかもしれない。それでも民の希望や平等のため尽力する人がいる。もし私がいなくなっても約束して。あなたがそんな五州を作ると」と言う。「どこへ行く?」と聞く無極。扶揺が「約束して」とまた言うと、無極は「答えろ」と返す。

笑うと「何を焦ってるの。どこにも行かないわ。ここが落ち着いたら五州を見て歩くわ。行きたいところに遊びに行って…」とごまかそうとする扶揺。無極は「私も一緒に」と言う。今まで君につらい思いをさせた、と。扶揺は「やらねばならぬことがあり、手放せぬ責任もあったから」と言う。「私が手放せぬのは君だ」と言う無極。

無極は扶揺を抱きしめながら「もし最後に事態を変える力がなくても、今と同じようにずっと君に寄り添う」と言う。
「お前が死なねば、五州の民は再び地獄の苦しみを味わうだろう」と言われた時のことを思い返す扶揺。無極も天機上師から言われた「女子を殺せ。お前がやらねばならぬ」という言葉を思い出していた。


朝廷で「先帝の遺訓で埋葬は簡略に。大事は落ち着いた。段潼、内廷に派遣し記せ。冬至の貴人登天門の縁起がよい時、緑珠山で冬を祭り陵墓に埋葬する」と告げる無極。
雷元山が「陛下が皇帝に即位されました。穹蒼へ使節を送り、詔書を受け取るべきかと。候補者の名前を並べましたのでお目通しを」と話す。しかし無極は「必要ない。穹蒼へ送る者は決めている」と言う。


扶揺は元宝に「穹蒼は私の殺し方を決めてるの。無極に自分の手で私を殺させようとしてる。無極にはできない。でも私を殺さないと多くの人を殺すことになる。誰も知らない。元宝も知らないの?」と話す。そして「妖女が死ななければ五州に災いが。無極はつらい目に遭いすぎた。大切な人に一生、自責の念を感じてほしくはない。私のせいで五州を乱せないわ。だから穹蒼に行くと決めたの」と言う扶揺。

扶揺は自分の髪の毛を元宝に渡し「これがあれば無極と一緒に私の居場所を探せるわね。私が勝てない時は無極を連れてきて。無極に私を殺させて。私の願いはこれだけ」と頼む。


あなたに出会えて幸せだった、とこれまでの無極との出来事を思い返す扶揺。扶揺は“許して”と思いながら皇宮を出ていく。


扶揺が穹蒼へ向かって歩いていると、無極が先回りをして待っていた。「お嬢さん、黙って去るなと言ったはずだ。忘れたか?」と笑顔で言う無極。無極は涙を流している扶揺の前まで歩いてくると、両手を取り「できれば行かないでくれ。永遠に。行くと言うなら、私一人を残して行くな」と言う。「なぜ来たの?」と聞く扶揺。

無極は「君の運命に関わる。放っておけるか?あの年、璇璣から連れ出すと約束したが、君を危険な目に遭わせてしまい、すべてが間に合わなかった。その後、私は君に誓った。もう二度と手遅れにはしない。二度と消息を絶えさせない。手に入れるべきものは勝ち取りたいと思う。私の人生が後悔で埋まらぬよう。これからは君の行くところへ私も行く」と言って扶揺を抱き寄せる。神の定めなら共に進もうと無極が言い、扶揺は「運命でもいい。運命は変え難い。私たちが背負うべきものなら共に立ち向かうまで」と言う。


無極が扶風霧海へ女子を連れて行ったと知る天機上師。天機上師は巨石を見ながら「やはりお前は己の身分をわかっておる。妖女よ。やはり帰って来たか」と呟く。そこに「師兄は行方をくらまし、見つかりません」と言う報告が。天機上師が「罪深き弟子が」と言う。


10年を費やして天権の上陽宮とそっくりに作らせた部屋へ扶揺を連れてきた無極。無極は「穹蒼の掟は非常に厳しく、相弟子も少ない。時が経つと家が恋しくなった。帰れぬところなら、忘れぬようにするまで」と話す。若かった無極が、唯一ここでは仮面を脱ぐことができたと分かる扶揺。

扶揺が机の上にあった恋の詩を見てやきもちをやく。「あなたは私のものだから」と言う扶揺に口づけをする無極。扶揺を抱きしめながら無極は嬉しそうに「初めて言ったな。私が君のものだと」と言う。「私のものよ」と言う扶揺。


天機上師は訪ねてくるという非煙と会うことにする。


無極は寄り添って座る扶揺に「私にとって俗世は皇太子として全うすべき責任だけだった。しかし君に出会い、全てが変わった。君に会っている時はいつもとても楽しかった。でも時は短い。君がいるから俗世を愛せる。君がいるから長生きしたいと思う。穹蒼へ死ぬ覚悟できたのだろう。世の民の命と比べたら1人の生死は重要でない。だが、それが君なら私にはできない」と話す。わずかな機会でも君と生きたい、天道など信じない、1つの命を犠牲に世を救う、避けられぬことなら私も共に、と。

「乗り越えられぬ苦境はないと信じる。たとえこれが運命でも認めはしない」と言う扶揺。無極は笑顔でうなずき「ああ」と言う。そんな中、カラスの鳴き声が聞こえてくる。窓の外を見る扶揺と無極。黒い煙を見た無極が「飛燕だ。穹蒼へ来て1刻余り。幻生殿はすでに探りを」と言う。そして天機上師の元へ無極は行くことに。扶揺が「私も行く」と言う。無極は「師尊の狙いは君だ。会わせるわけにはいかぬ」と話す。しかし「私が行かないと、あなたが許されぬのでは?」と言う扶揺。


ーつづくー


扶揺が穹蒼へ行くと教えたのは元宝なのかな(*´艸`*)
無極自身が気づいたかのもしれないけど「急いで、急いで。行っちゃうよー」って元宝が伝えてたとしたら可愛いー(*´◡`*)
悲しい状況が多いから、元宝が出てくると嬉しくなっちゃう。

つらい状況になればなるほど、扶揺と無極の絆は深まっていく感じがする。
でも、あまりにも苦しすぎる(;д;)

非煙は何のために天機上師と会うんだろう?
天機上師は扶揺を殺したいし、非煙は必要としているのに?

とにかく扶揺はどうなっちゃうのー(∩˃o˂∩)
残りはあと2話しかないよぉぉぉぉぉ。



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