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中国ドラマ「霜花の姫~香蜜が咲かせし愛~」第25話 あらすじ

2019年07月05日 21時49分17秒 | 霜花の姫~香蜜が咲かせし愛~(中)

【登場人物】
錦覓(きんべき)…楊紫(ヤン・ズー) 花女神の娘
旭鳳(きょくほう)/熠王…鄧倫(ダン・ルン) 天帝の息子
潤玉(じゅんぎょく)…羅云熙(レオ・ロー) 天帝の息子 旭鳳の兄
鎏英(りゅうえい)…陳钰琪(チェン・ユーチー) 魔界の王女
穂禾(すいか)…王一菲(ワン・イーフェイ) 鳥族王女



熠王は部屋に入ってきた南平侯と傅相に「何か報告でも?」と尋ねる。「体調が優れぬと伺い、心配しております」と言う傅相。熠王は「ただの風邪に過ぎぬ」と返し、辺境の様子を聞く。傅相が「凉虢の主力は撤退を」答え、南平侯は「傅相が軍務を取り仕切るかぎり心配はありません」と話す。南平侯の言葉に表情を変える傅相。
聖女が来たことを秦潼が伝えに来る。熠王が「他に話したいことは?」と南平侯たちに言い、2人は出て行く。


外に出た傅相は「ただの風邪だというのに、なぜあんなことを?熠王に私への不興を抱かせる気か。我慢ならん」と南平侯に怒る。南平侯は「まさか、何を言われるのだ。熠王は病ゆえ傅相が軍務を仕切るのは当然のこと。私の見間違いかもしれんが先ほど手巾に血が」となだめる。手巾の血を自身も見ていた傅相は「つまり貴殿は、熠王はただの風邪ではなく宿病を患われていると?」と聞く。南平侯は「幼くして出征し、野宿を続けた疲れから病を得たのやも」と話す。

この数年は政に忙しく、世継ぎはおろか妃すらいない熠王。傅相は「玉体に何らかあれば、この国は誰が継ぐのだ」と心配する。「まったくだ。先王が大規模に処刑を行ったせいで熠王の親族はことごとく命を失くした。今では世継ぎの当てもない始末」と言う南平侯。


北苑山荘を出た南平侯は「明日、郡主を熠王の元へ遣り、様子をうかがわせよ」と斉衝に命じる。さらに南平侯は熠王が病で朝議を休んだことも、こっそり広めるように言う。


鎏英は暮辞の気配を感じ「暮辞、あなたななんでしょう?なぜ知らぬふりをし、私を避けようとするの。あの真鍮も持ち去るなんて、私とは縁を切るつもりね。分かった。ならこの命を返すわ。そうすれば貸し借りはなしよ」と呼びかける。
出てこない暮辞に自分の本気を見せるため、崖から落ちる鎏英。仮面の男はすぐに助けに行き、鎏英を抱きかかえて地に降りる。

「やっぱり、あなたね」と言って鎏英が仮面に手を持って行く。しかし仮面の男はその手を避け触れさせない。鎏英は「面を外さなくても分かるわ」と言う。「あまりにも危険な賭けだ」と言う仮面の男。鎏英は「あなたが出てこないからよ。賭けには勝ったわ」と返す。
追っ手に気をつけるように言い、仮面の男は去ろうとする。鎏英は「止めないわ。でも、あの真鍮は返して」と言う。

仮面の男がその言葉を無視して歩き出し、鎏英は前に立って止める。「あなたは暮辞よ。どれだけ会いたかったか」と言う鎏英。仮面の男は「公主の言う“暮辞”は、すでに死んだ」と言う。
鎏英は「“幽冥の怒り”が出現したあと、あなたは姿を消した。あの時、忘川で何があったの?」と聞く。

“幽冥の怒り”が出現したあと、魔尊と固城王の元へ連れていかれた暮辞。固城王が「この者は身寄りがなく、千年前、鎏英が狩りで傷つけ卞城王が引き取り育てて来ました。御子たちや鎏英と、つつがなく法術を学んで来たそうです。しかし今日、幽冥の怒りが現れたのは極めて不吉な兆し。この者が幽冥の怒りを解いた際、瞳が黒く光りました。純粋な滅霊族の血脈だけが成人後に見せる特殊な現象です。しかし減霊族は確かにこの手で根絶やしにしたはず」と話す。

「よもや減霊族に生き残りがいたとは」と言う魔尊。固城王は「かつて減霊族は反旗を翻し、魔界の転覆を謀りました。魔尊の英断のおかげで災いは免れましたが、憂いをなくすためにも生かしてはおけません」と魔尊に言う。暮辞は「何かの間違いです」と許しを請うが、固城王は「お前が鎏英を傷つけたのを多くの者が見ている。言い逃れはよせ」と言う。自分が鎏英を傷つけたと聞き、動揺する暮辞。魔尊がこの件を固城王に任せ、固城王は日没の地に暮辞を落とす。そこで暮辞はひどい目に遭う。

その時のことを思い返した仮面の男は「過去の出来事を知る必要はない」と鎏英に言う。暮辞は消えた、それだけを心に刻んでおけと。つらい思いをしたことだけは分かった鎏英。鎏英は「魔界へ帰りましょう。また、あの頃のように共に稽古を…」と言いかける。その言葉を最後まで聞かずに仮面の男が行こうとし、鎏英は腕に手をかけ引き止める。「そばにいてほしいの」と涙を流す鎏英。仮面の男はつらい気持ちを抑え、鎏英の手を振り払いその場を後にする。


北苑山荘。庭で鍛錬する熠王の型の名を言いながら、嬉しそうに見ていた郡主。郡主は熠王が不在の間、兵法を読んで学んでいた。「武術は嫌いだったはずでは?」と熠王が聞くと「昔の話です」と郡主は返す。そんな中、錦覓が羌活と一緒に熠王ののむ薬を持ってくる。

錦覓たちが聖医族だと分かった郡主は、伝統でつけているという口覆いを取ろうとする。その手を避け「醜い顔をさらせば、郡主のお目汚しに」と言う錦覓。それでも見ようとする郡主を止めた熠王は、喀血して倒れてしまう。


寝台に寝かされた熠王の脈を診る錦覓。錦覓は「今の熠王は腎機能が衰え、六陽脈が乱れた状態です」と話す。ただの咳だと思っていた郡主は驚く。さらに「錦覓は腎機能以外にも様々な病を抱えられ、だるさや咳、血痰などが見られます」と言う。「でも、ご安心ください。必ずや治してみせます」と。

郡主が寝台に座り、意識のない熠王に「従兄上」と心配そうに言う。錦覓が目配せし「聖女は卓越した医術で必ず陛下をお救いします。陛下の意識もしばらく戻らぬかと。焦っては郡主も体を壊します。一度、お屋敷のほうで休まれては?」と言う羌活。郡主は聞き入れることに。
郡主と羌活が部屋を出て行くと、目を開ける熠王。熠王は「名演技だろう?」と言う。

熠王は事前に「南平侯の接触を受けたな?」と錦覓に聞いていた。錦覓が「なぜ、そのことを?」と言い「今、この国は内外に問題を抱えている。民は戦乱の中、生命の危機にさらされ、安穏とは程遠い。それにも関わらず野心を抱き、権力のため私を除こうとする者がいる。だが奸臣の排除は容易ではなく、複雑な利害や苦難があるのだ。南平侯の側についたのかと当初は君を疑いもした。だが、いつまでも返事をしないのを見て、君の心は私の側にあると知った」と話す熠王。
錦覓は「聖女として陛下に命を捧げる覚悟です」と言う。熠王は「なら、私は天に召されたと南平侯に告げよ」と返す。奴が喜び尻尾を出した隙に反撃すると。

最高の演技でした、と言う錦覓。熠王は「敵は南平侯と傅相の一派だ。したたかな古狸ばかりで、舞台に出せば希代の名優となろう」言うと、錦覓を無理やり寝台に座らせる。
「行為が不能だと?よりによって腎機能の病に仕立てるとは面目を失わせてくれたな」と言う熠王。どもりながら錦覓は「私は命に従っただけです」と言う。錦覓が望みの効果が得られる薬を処方した時、熠王は君に任せると言っていた。

「私は未婚の身。行為を成せぬと大声で触れ回れば、私の名声が傷つく。妃のなり手がいなくなれば責任を取ってくれるか?」と言う熠王。そして熠王は「今、私の心を揺らし気になって仕方ないのは、この布に隠された秘密。君の顔立ちが気になるのは穂禾だけではない。私も同じだ」と言う。錦覓は逃げようとするが、熠王は逃さない。「どんな顔でも私は構わない。羅耶山でひと月余り共に過ごし君の人柄は分かった。山にいた時はこの上なく大胆に私の体を触ってくれたな。山で軽薄な真似をした責任を逃れるつもりか?」と熠王は言う。

錦覓は「私は罪深く万死に値します」と言う。「分かっているぞ。命は惜しいのだろう」と言う熠王。錦覓は「もちろん命は惜しいですが、陛下への忠誠とは比較になりません。だから芝居にも協力を…」と言いかけ、熠王は「欲しいのは忠誠ではない」とさえぎる。そして熠王は「いつの日か必ず君に口覆いを外させてみせる」と言う。息が荒くなり、胸が痛くなる錦覓。錦覓は立つと「私は聖医族の聖女です。王命も一族の掟も破れません。私が誇れるのは、この忠義の心だけ。お望みをかなえるのは無理です。山での出来事は、陛下の歳月でも私の人生でもありません。ただの夢であったとお思いください」と言うと飛び出していく。


“詩経”を秦潼に返し「お前を信じた私が愚かだった」と言う熠王。秦潼は「男女の仲は戦と同じ。天の時と地の利、人の和に加え駆け引きも重要です。聖女の身持ちが堅いならば、通常の陣地戦ではなく徹底的に陣地を固めた攻城戦が必要かと」と話す。熠王は呉子や六韜などを読もうとするが、全て郡主に貸し出していてなかった。取り戻すことができず「では腎機能が“治る”日を待とう」と言う。


泣いている郡主から熠王が目の前で喀血し気を失ったことを聞く南平侯。従兄上は腎機能の病で、もう助からないと、と。南平侯は「幸い先王はもう故人だ。お前の婚約は必ず解消する。お前を陛下と共に埋葬させはしない」と言う。しかし12歳の時からこっそり作らせていた嫁入り衣装や喪衣を見せ「従兄上が戦場でケガをした時から未亡人となる覚悟よ」と言う君主。南平侯が「父親としてあの男に嫁がせはしない」と言うと、郡主は「従兄上は私が夫と決めた相手なのです。先立たれても共に過ごせずとも、それは運命です。結ばれるだけで十分。命ある限り私たちを引き離すことはできない」と言い返す。


南平侯は斉衝を呼び「聖女を呼べ。話したいことがある」と命じる。


沈んだ顔をしている錦覓を心配する羌活。錦覓は南平侯から「そなたを呼んだのは、熠王の寿命をあと10日にしてもらうため。10日後は百官大会で国中の文官や武官がすべて出席する。そこで旭鳳を廃すつもりだ。そなたの仕事は、その大会のさなかに旭鳳を死なせること」と言われたことを話す。南平侯は聖医族全員を人質に取り、脅しを強めるため配下を村に忍ばせてもいた。しかし熠王が死ねば民を救う者はいなくなってしまう。
2人ではどうしたらいいのか分からず、長老に相談することに。そして文をつけた鳩を飛ばす2人。


ーつづくー


南平侯・・・。
娘を可愛がっているのに、利用するというか巻き込むのね(o´д`o)=3

熠王が錦覓を人差し指を使って呼び寄せたのがツボ。
そこから寝台に座らせてからがおかしくておかしくて(⁎˃ᴗ˂⁎)
熠王、攻める攻める!!
そして錦覓はどもりまくり。
しかも錦覓は逃がしてももらえないし(๑´ლ`๑)フ°フ°

そんな寝台での出来事、アドバイスしてたのは秦潼だったのね!!
秦潼が笑いをこらえているのが、またおかしくて(≧▽≦)
とうとう最後は大笑いして下がってる。

長老たちの返事も気になるところ。




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1 コメント

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秦潼の攻城戦 (ねこ)
2019-07-06 14:48:43
あれは全部、秦潼の攻城戦だったのね(≧▽≦)
疎い私はうささんの「熠王、攻める攻める!!」で
ようやくわかりました

鎏英と暮辞との深刻カップルとはまだまだ対照的で面白いです。
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