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中国ドラマ「扶揺(フーヤオ)~伝説の皇后~」第11話 あらすじ

2019年09月12日 20時35分37秒 | 扶揺(フーヤオ)~伝説の皇后~(中)

扶揺(フーヤオ)…ヤン・ミー   
軒轅旻(けんえんびん)…イーサン・ルアン  偽者の世子
斉震(せいしん)…リウ・イージュン  太淵国公
宗越(そうえつ)…ライ・イー  医聖
戦北野(せんほくや)…ガオ・ウェイグァン 天煞国・烈王
江楓(こうふう)… ガオ・ハンユー
軒轅暉(けんえんき)…リウ・インルン
雅蘭玉(がらんじゅ)…チャン・ヤーチン 邛葉族



「うごめく陰謀」


ひきょうだぞ、と言う戦北野。扶揺は「でも、どういう決まりだった?石の数で勝負を決めるのよね。私のかめには3つ入ってるわ。だから私の勝ち」と言う。怒った戦北野が扶揺を殴ろうとする。しかし結局は殴れず、喜んだ雅蘭玉が扶揺に抱きつく。


扶揺は戦北野たち一行と一緒に首都に入ることができる。
「太淵国は“水の国”。昆京は水に囲まれた都なのよ。出にくいし、入りにくい。それに常に水害の心配があるの」と扶揺に話す雅蘭玉。扶揺が「それでもここに都を?」と聞く。雅蘭玉は「農作にはいいの、太淵国は五州の水源よ。だから五州の中でも特別」と答える。泉都より確かに昆京はにぎやかだと、納得する扶揺。

扶揺と雅蘭玉は五八同城集という店に入る。2人が旅の者だとすぐに分かる店主。この店は物を売る店ではなく、宿、運搬、車に馬など、希望があれば見つけてくれる店だった。

12歳から諸国を巡り、五週を全て見てきた雅蘭玉。雅蘭玉は「ずっと北野様のしっぽみたいについてきたの」と話す。しっぽがかわいいと思った扶揺が「“しっぽ”と呼んでも?」と言う。雅蘭玉は「いいわ」と返す。
扶揺は「ずっと、ついてきたなら戦北野の許嫁なの?」と聞く。雅蘭玉は「だったらいいけど、私が一方的に好きなだけ」と答える。「娶ってくれなくても、ずっとついていく気?」と言う扶揺。

雅蘭玉は頷き「初めて会った時、“この人に嫁ぐ”と決めたの。でも向こうにその気がない。まあ、そばにいられれば満足よ」と言う。心から好きな人に出会えてその人を一途に追いかける、ダメだったとしても悔いはないわ、と。扶揺は「ずっと追いかけてるのに避けるのは、あなたが大事なのよ」と言う。本当?と喜ぶ雅蘭玉に、扶揺は協力すると約束する。


街で戦北野は雲痕と会う。雲痕は戦北野たちを官舎へ連れて行く。
「国公は今回の取引を極秘にしたいとのこと」と話す雲痕。戦北野は頷き、いつ会えるのか尋ねる。雲痕は「“烈王は長旅でお疲れゆえ、数日、お休みください”と。その間に面会の段取りを整えます」と言う。


扶揺はこっそり官舎を抜け出そうとするが、紀羽に見つかってしまう。「摂坤鈴が見つかるまでは、ここにいてください。将軍はあなたを拘束せず、自由を与えています。賊として扱ってない」と言う紀羽。もし逃げたりすれば将軍はあなたを捕らえ厳罰に処します、と。さらに紀羽は、小七を捜すなら身分の高い将軍にお任せしたほうが、たやすく捜せると話す。


雅蘭玉は厨房を借りて、戦北野のために慣れない料理を作る。それは天煞の鹿肉と野生の葵を炒めたものだった。厨房に来た扶揺に味見をさせる雅蘭玉。扶揺は口に入れられた料理が飲み込めず、帰ってきた戦北野に食べに行かせると口から出してしまう。

雅蘭玉は断っても断っても戦北野に料理を食べさせようとする。戦北野が振り払い、とうとう料理が地面へ。それでも離れようとしない雅蘭玉。見ていた扶揺が「受け入れたら?これほど想ってくれる人はいないわ」と言う。
戦北野は「男にとって一番の女になりたいか?」と雅蘭玉に聞く。雅蘭玉が「そうよ」と返し、戦北野は「私の一番は他の女だ」と言う。「誰よ」と聞く雅蘭玉。戦北野は「あいつだ」と言って扶揺を指差す。他人事だと思って見ていた扶揺は驚く。


馬の世話を一緒にしながら「珍しく怒鳴るとは、国公との面談で何か?」と聞く紀羽。戦北野は斉震と会った時のことを思い返す。

「烈王、何と言われた?どういうことです」と言う斉震。戦北野は「摂坤鈴は昆京へ来る道中、盗まれました」と話す。斉震が「烈王ほどの勇猛な武将には賊も近寄れぬはず。誠に盗まれたのか。あるいは私と取引したくないのか」と言う。戦北野は「私は嘘が何より嫌いだ。不名誉だが本当に盗まれた。疑うなら我が王に聞かれよ。責めはすべて、この私が負う」と言い返す。斉震はなだめると「私も気が動転して。天煞国の国宝が太淵国内で盗難とは責任問題です。これはどうしたものか」と言う。「私がなくしたのだから私が取り返す」と言う戦北野。取り戻せなかった場合の責任は私が取ると。

話を聞いた紀羽は「斉震は摂坤鈴が欲しいと言いながら、焦ってはおらず捜すのを待つと?」と聞く。戦北野は「つまり偽りだ」と言う。摂坤鈴を切望していたが盗まれたと聞いても驚いたふりをしただけだった、もう知っていた、と。紀羽が「摂坤鈴が盗まれた日…」と言いかけたところに「戦北野、何のつもり?」と言いながら扶揺が来る。

「人を傷つけて平気?雅蘭玉が作った料理を、食べもせずひっく返すとは。しかも大勢の前で。自分の面目だけが大事?」と言う扶揺。扶揺は「なぜ私を巻き込むの。私と雅蘭玉の友情を壊さないで」と言う。戦北野はいっさい答えず「それがうるさい。追い払え」と紀羽に命じる。「私は物?物はあなた。いいえ、物ですらない」と言う。怒った戦北野に「私と闘う?」と扶揺が挑発する。

「こい」と戦北野が言い、扶揺は闘おうとする。しかし、すぐに戦北野に両手を取られてしまう扶揺。そこに来た雅蘭玉に、戦北野はわざと「動くな。私の一番の女はお前だ」と言って見せつける。「扶揺、その人を奪わないで」と言う雅蘭玉。扶揺は戦北野から離れ「襲ってきた」と言う。しかし「それも嫌。2人ともひどいわ」と言うと、雅蘭玉は行ってしまう。扶揺は追いかける。

紀羽が「まさか本気で扶揺さんを…」と言う。「私の目と頭が変になったと?」と言う戦北野。


座っている雅蘭玉を扶揺は見つける。扶揺は傷ついている雅蘭玉に「あの人、わざとやったのよ」と話す。「私は女らしくないから、あの人に嫌われる」と言う雅蘭玉。扶揺は隣に座り「あなたはかわいいわ。好かれるはずよ」と慰める。
扶揺が雅蘭玉に一途すぎると話す。雅蘭玉は「ええ、そうよ。なのにあの人は抱きしめてもくれない」と言う。雅蘭玉を抱きしめ「匂って」と言う扶揺。

雅蘭玉が匂いをかぎ「戦北野の汗くさい匂い」と扶揺が言う。「本当だ」と言う雅蘭玉。くさい抱擁をもらった雅蘭玉は喜ぶ。
雅蘭玉が怒っているのは自分自身にだった。「あなたみたいに北野様とけんかできたら私を見てくれるかも。でも北野様を前にするといつも緊張する。ただ喜んでほしくて、あの人が喜んでくれたらそれで満足なの。でも、そんなの私らしくない。自分が意気地なしで情けなくなるわ」と雅蘭玉は話す。いつか分かってくれると言う扶揺。そんな話をしていると2人の目の前を楽しそうに歩いていく人たちが。

扶揺が1人の男性を呼び止め、何をしているのか尋ねる。その人は「今日は上已節なんだ」と答える。太淵最大のお祭りで、今夜、水神様に拝礼すれば来年願いが叶う、婚姻も今夜、町の東側で天灯を放って赤い紐を結んで心から祈れば水神様が相手と結びつけてくれると。


今日が上已節だと知る宗越。宗越は両親と兄弟と一緒に、上已節の天灯を見た日を思い出す。そこに斉震が来る。
「今日はちょうど上已節。昆京で最もにぎやかな祭りだ。よければ気晴らしに出かけて見ては?」と言う斉震。宗越は「国公が勧めるなら、そうしてみよう。だが国公はそれを言いに来たのではなかろう」と言う。

斉震は「実は王様のお具合が悪くなっている。病状を好転させることはできぬか?あるいは、そう見せることは?」と尋ねる。「かなりお悪いと聞く。治すことは恐らくできない。ただ、病状の緩和や一時的な好転であれば、できるかどうかは会えば分かる」と答える宗越。斉震は「ではそうしよう。近いうちに先生を王様に会わせる」と話す。

斉震を見送った宗越は、たくさんの天灯が飛ぶ空を見上げる。


上已節の祭りで大勢の人たちがにぎわう夜の街を、扶揺と雅蘭玉も楽しむ。赤くて他の3倍くらい大きい点灯が飛んでいるのを見つける雅蘭玉。


官舎。林易が竹青酒を戦北野に持ってくる。2つの盃に酒を入れ、片方を戦北野に持たせた林易。林易も盃を持つと「一献、捧げます」と言って飲もうとする。それを止めた戦北野が「部下として十数年、生死を共にしてくれた。この一献はお前に」と持たされた盃を差し出しながら、林易の持っていた盃を取り飲んでしまう。林易は差し出された盃を手に取るしかなくなる。
ためらいながら盃を手に取る林易。決心し飲もうとした林易の手から、戦北野は盃を振り払う。


軒轅旻も江楓と一緒に太淵の街に来ていた。「あんな天灯を選ぶとは趣味が悪い」と言う軒轅旻。江楓は「あの天灯は目立つ色なので、宗先生も見てくれるかと」と言う。
軒轅旻が「あの場所は?」と聞く。「極秘のうちに調べております」と答える江楓。そんな中、軒轅旻が扶揺に気づく。
背を向けた軒轅旻の後ろを扶揺が通り過ぎていく。扶揺を見て軒轅旻は微笑む。

扶揺を置いて雅蘭玉だけがある店に入る。そこで美顔膏を勧められ、雅蘭玉は2つ宿に届けてもらうことにする。


雲痕は「戦北野は毒を盛られたはず。こたびは失敗しても、包囲網を敷いたので死ぬのは時の問題かと」と斉震に報告する。


戦北野や紀羽、兵たちの前で跪かされた林易。紀羽が「摂坤鈴が盗まれ将軍は内通者に気づいたが、お前のことは信じておられたのだぞ。扶揺を賊としたのは真犯人を捜すための嘘だ」と話す。処罰してくださいと言う林易に、戦北野は「真相が知りたい。誰の指示だ。摂坤鈴はどこにある」と聞く。


街を歩いていた扶揺が「戦北野の王位継承権は3番目なのに“5番目の兄さん”?」と言う。「訳があるの。兄上が2人いて、気味の悪い戦南城は天煞王になった。2番目の戦北恒は南城の言いなり。だから北野様は3番目。でも本当はあと2人いたの。異母兄が2人ね。王位継承争いで南城に殺されたの」と話す雅蘭玉。北野様は母上の実家の権勢が強く殺されなかった、それでも兵権と領地を差し出し、今は名ばかりの“烈王”だと。「北野はなぜ?」と扶揺が聞く。雅蘭玉は「母上の静太妃様のため。北野様は母思いなの。静太妃が王の手中にあるから、王の命令には従うしかない」と言う。


8年前、北部の反乱を平定した戦北野。17歳だった戦北野の射られた右足から血を吸い出してくれたのは林易だった。2年前、戦北恒が戦北野の遠征中、屋敷に火を放った時、屋敷に飛び込み3人の命を救ってくれたのも林易だった。戦北野は「お前には恩がある。私は恩を仇で返しはしない。お前を見逃す。だが知りたい。なぜお前が裏切ったか」と言う。そして「戦南城が脅したのか。お前の親や妻子を殺すと。そして摂坤鈴を盗ませた。私を死罪に処す大義名分を作るために」と言う戦北野。

林易は泣きながら「まさしく、そのとおりです。ただ…実は…」と言うと、小刀を手に取り自分を刺してしまう。倒れ込む林易を戦北野が抱きとめる。「裏切ったことは死んでも償えません。でも、やらなければ家族が殺されるのです。お許しください。戦南城の目的は将軍に罪を着せるだけではありません。まだ、そのうえに…。太淵には多くの罠が仕掛けられています。どうか御身を大切に…」と言って亡くなる林易。

林易を抱きしめながら「全軍に伝えよ。林易は暗殺に失敗し私が殺した」と言う戦北野。紀羽が「将軍」と言い、戦北野は「こう言えば天煞にいる林易の家族を守れる」と返す。


ーつづくー


扶揺も街で軒轅旻ぽい人を見かけたような気がしたみたいだけど…。
結局、軒轅旻も声をかけずに別れて。
早く再会できるといいなぁ。

点灯がすごく綺麗だった(๑>◡<๑)
雅蘭玉の願いは分かるけど、扶揺の願いは何だろう?
小七が見つかりますように、かな?
元気だといいんだけど、すごく心配になってきたヾ(・ω・`;)ノ

戦北野のお母さんは亡くなっているわけではなかったのね(✽ ゚д゚ ✽)
でも、きっと会えないんだよね…。

宗越の家族はどうなってしまったんだろう?



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1 コメント

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元宵節ですよね! (time)
2020-02-08 01:51:59
扶揺も再視聴中です~
戦北野も宗越も、斉震も♪

この回は、天灯が上巳節で飛んでいましたが、
もう今年の元宵節ですね。

天灯といえば、願い事。
コロナウィルスが一日も早く鎮静化するようにも祈りたいです。
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