平成19年 練習開始

2007-01-05 18:38:03 | Weblog
遅くなりましたが、明けましておめでとうございます。
本年もご指導ご鞭撻の程よろしくお願い致します。

さて、本日5日から男子ハンドボール部は練習を開始致しました。
12月27日からは年末年始ということもあり、自主トレーニング期間と設定し、
1週間ぶりに部員全員が揃いました。
とにもかくにも、全員が怪我や事故等に巻き込まれることなく
新年がスタートできたことが何よりも嬉しいです。


これまでは、例年オフ期間ということで12月末から約1ヶ月間程、
部の活動を行わない期間を設定していました。

いわゆる関東の大学を真似た悪しき慣習とでもいいましょうか・・。

しかし、本当にオフ期間が必要なのでしょうか?
 (「お前が学生の頃は、オフ期間があったくせに」
 と言われてしまいそうですが(笑))

もちろん身体を休めたり、新たな気持ちやモチベーションを高めるための
休息は必要だと考えています。

ですが、
1ヶ月も休んでしまったら、選手のフィジカル状態はほとんどゼロに近い、
いえ、マイナスからシーズンが始まることになります。

そのフィジカルを3月まで取り戻し、チームプレイとしてもある程度の
レベルまで引き上げるということを考えた時に、あまりにも非効率・
そして無計画ではないかと考えたのです。

もちろん選手も休みたいことがあるでしょう。

でも・・、
「自分たちの目標は何なのか」ということを考えた時に、自ずと
答えは出てくるのではないでしょうか。


今年はまずそのオフ期間をなくすこととしました。

サッカー日本代表のオシム監督の、
『休みからは何も学ばない』という言葉がありますが、
大学4年間という限られた時間の中で毎年1ヶ月間の休部状態が
選手にとって本当に必要なのかどうかということに疑問を
持ったことも、オフ期間をなくしたことにつながりました。

もう一つは、この期間に徹底して基礎トレーニングを行うということです。
1~3月まで貯金(貯筋)をし、試合期に万全の状態で望みたいという思いがありました。

監督とコーチの私が今後の部のトレーニングについて、まず話し合った点は
上記の「基礎トレーニング」についてです。

では、どのように取り組んでいくか・・。
ハンドボールは「走る・跳ぶ・投げる」という要素がありますが、
これを端的に表現するスポーツといえば、陸上競技ではないでしょうか。

そこで我々は本学陸上部・駅伝部のO監督にご相談し、
トレーニングコーチとしてご協力いただけないかと打診致しました。
なんと即座にご了解を頂きました。

もう本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
あらためて周囲の人に支えられていることを実感しました。


そして、今日の練習開始となった訳であります。
もちろん、限られた環境の中でトレーニングを行うということは、
本学の場合、どの部活動もそうですが、
朝早くトレーニングを行うということが必然的になってきます。

選手は6:40に集合し、6:50すぎからO監督からお話をいただき、
2時間のトレーニングが始まりました。

選手はもうヘロヘロです。
あらためて基礎トレーニングの重要性を痛感しました。
もちろんテクニック(技術)は必要ですが、今日の選手の様子を
見ていると、試合中のプレーが浮かんでくるのです。

これを継続していけば・・。選手も実感したことでしょう。


明日は6:30から練習が始まります。
練習の負荷はどんどん強くなり、練習開始時間も少しずつ早くなっていきます。


選手が自分の弱さに打ち勝ち、共に励まし合いながら、
どこまでやり遂げることができるのか、そして何を
掴むことができるのか、とても楽しみです。

そして、あの選手達なら必ずやり遂げてくれることでしょう。
それが「チームの強さ」となっていくと信じています。

私もO監督にご指導いただきながら、さらに高みを目指していく
所存であります。

年始ということもあり、まずは今年のトレーニングのご報告まで。

関係各位の皆様、どうかご声援賜りますよう、よろしくお願い致します。