戯言備忘記録~A target of a licensed tax accountant~

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認めちゃったよ:「学力、世界のトップレベルといえない」白書に明記

2005-03-11 12:41:18 | 時事ネタ
子供の学力低下が著しいと言われていましたが、国が正式に認めたようですね。
「ゆとり教育」というのを考えたことがそもそも間違いの元でした。
僕らが子供の頃よりも学習範囲が狭まっていますしね。
高校生の数学とかも10年前と比べるとかなりレベルが下がっているといいます。

「ゆとり教育」が叫ばれていた数年前、一部の週刊誌では、
「この制度は貧乏人はバカになれ!と言ってるようなものだ」とありました。
学校で勉強しない分、塾等でカバーしなければならないけど、
子供の教育費にそれほど割けない家庭にとっては、
頭の痛い問題だったんだろうと思います。

この責任は誰が取るんでしょうね~。
っというかその頃、この問題を担当してた人は
どこに行ってるかわからないんでしょうけどね・・・。

以下、読売新聞より
文部科学省は11日、2004年度版「文部科学白書」を発表した。
 児童生徒の学力低下について、昨年12月に公表された二つの国際的な調査の結果を受け、
「読解力が低下傾向にあるなど、世界のトップレベルとはいえない」と明記した。
 また、<1>学ぶ内容に興味がある生徒が少ない<2>学校以外の勉強時間が短い
<3>テレビやビデオを見る時間が長い――などと指摘した調査結果を紹介し、
「学習意欲や学習習慣に課題がある」と指摘した。
 白書では、学力向上のため、義務教育9年間で身につけるべき資質を到達目標として明確化することや、
学習指導要領の見直し、指導方法の改善、少人数・習熟度別指導を推進し、授業の充実を図るなどの
改革を進めるとしている。
 教育の現状については、都市化や少子化の進展による家庭や地域社会の教育力の低下、青少年の社会性、
規範意識や道徳心の低下などの課題を列挙。「教育に対する信頼が揺らいでいる」との認識を示し、学校、
家庭、地域を含めた社会全体での教育改革の必要性を指摘している。

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