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ハルジオン(春紫苑)

2007-05-23 | 平成草木図説
ハルジオンはキク科ムカシヨモギ属の多年生草。花の風情や呼び名がいかにも日本風ですが、意外にも大正時代に観賞目的で、北米から輸入された帰化植物とのことです(「春の野草」山と渓谷社)。繁殖力がとても強く、野に逃げ出したものが全国に広がったそうですが、今ではどこにでも生えていて、花も目立つので、まるで野草の三役格のような存在ですね。
花は中心部が黄色ですが、まわりの細い花びらは、よく見ると白・うす紫・ピンクとさまざまです。
同じキク科ムカシヨモギ属の「ヒメジョオン(姫女苑)」も帰化植物で、花もよく似ていますが、両者の違いは茎の断面。ハルジオンは中空(ストロー状)、ヒメジョオンは中身が詰まっています。ハサミで茎を両断して中身を確かめましたので、上のは間違いなく「ハルジオン」の写真と太鼓判を押せます。ツボミが凋んだように垂れ下がっているのも、ハルジオンの特徴とのこと。
―画像クリックで拡大/アンダーラインはハイパーリンクです―

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1 コメント

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よろしくお願いします (赤い風車)
2007-05-24 20:11:34
今日はお目にかかれてとてもうれしかったです。
今後ともよろしくお願いします。

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