気儘にブログ

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コムラサキ(小紫)

2005-10-21 | 猫額苑の住人たち 2005
「ムラサキシキブ」というよく似た名前の、やはり紫色の実を付ける花木がありますが、ムラサキシキブのほうは山野に生え、コムラサキに比べると、実の生りかたが疎らで全体に地味な感じがし、庭木としての観賞価値はやや劣るとのことです(植物園にようこそ!)。

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ホトトギス(杜鵑)

2005-10-20 | 猫額苑の住人たち 2005
10月に入ってから雨続きでしたが、今日は朝からさわやかな秋晴れ、当苑のホトトギスもそれを待ちかねていたかのように花を開きました。
花の点々が鳥のホトトギスの羽の模様に似ているので、この名で呼ばれますが、漢字で書くと鳥のほうは「不如帰」、こちらは「杜鵑」です。
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ミズヒキ(水引)

2005-10-17 | 猫額苑の住人たち 2005

ミズヒキはタデ科の植物。名前の由来は紅白の水引で、花の色が上から見ると赤、下から見ると白ということのようですが(植物園にようこそ!)、個々の花はケシ粒のように小さく、とても目立ちにくいです。


ついでに白状しますと、この春に「猫額苑の住人たち」と銘打ってこのブログを始めるまでは、花木や草花のことにはほとんど無頓着で、去年の秋には「もう枯れてしまったのかな…」と、この花をハサミで切って丸坊主にしてしまい、カミさんの大目玉を食ったことがありました。
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シュウカイドウ(秋海棠)

2005-10-02 | 猫額苑の住人たち 2005


夏の終わりから秋にかけて開花するベゴニア属の仲間で原産地は中国、和名の「シュウカイドウ」は、中国名の「秋海棠」をそのまま音読みにしたものだそうです(季節の花 300)
いかにも「秋」を思わせるような呼び名ですが、淡い桜色の花弁と黄色いシベのコントラストも、秋らしさを感じさせます。
花に近い茎の部分には、茎の緑色が待ちきれずに花弁の桜色に変わろうとでもしているかのような、不思議なグラデーションがついています。
草丈は20cmほど。地植えですが根元や茎はとても脆いので、誤って踏みつけたりしないように注意しなければなりません。

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